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ディスプレイ(モニター)についてモノクロ液晶である必要性を教えてください。
液晶ディスプレイ(モニター)について教えてください。 数ある液晶ディスプレイの中でも、医用として販売されているものは専門分野であることを考えると価格が高くなってしまうのは納得できるのですが、カラー液晶だけでなくモノクロ液晶もラインナップに上がっています。 しかも、価格を見るとカラー液晶よりもかなり高額で販売されています。 モノクロディスプレイである必要性はどのような部分にあるのでしょうか。 モノクロ液晶モニターを扱っている企業に問い合わせてみたところ、汎用性が無いためこのような高額になると言われました。 製品の仕様を見ると、輝度が高かったり、当然のことですがモノクロの諧調とカラーの色数の違いなどが目に付きますが、それ以上に価格差があるように感じます。 カラーのディスプレイとモノクロのディスプレイの決定的な差やメリット・デメリット、また、カラーではなくモノクロでないと表現できない画像などがありましたらお教えください。 よろしくお願いします。
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一般人の回答なので違っていたらすみません。 モノクロ液晶がカラー液晶よりも有利な点は ・高解像度 ・高輝度 ・品質の安定度 のどれかだと思います。 RGB3点で1ドットを表示するカラー液晶に対して1点で1ドットを構成するモノクロ液晶ならパネルが同じ場合は解像度が3倍になります。 解像度がカラーとモノクロで同じ場合は、1ドットにおいてカラーがRGB3色分の回路が必要なのに対し、モノクロは1色分なので回路が減ります。 回路が減ればその分バックライトの光を遮る部分が減りますから高輝度にできます。 あとカラー液晶でモノクロ表示する場合、RGBのガンマ特性が揃っていないとモノクロなのに色がつくことがあります。 工場出荷時はよくても長期運用で液晶が劣化した際にカラー液晶の方が先に問題になると思います。 あと色とは関係ありませんが、医療向けの液晶は微妙な濃淡の違いが診断につながるため発光にムラが出ないように製造および調整がされています。 このことは仕様表にはあまり書かれないですがコストがかかる部分です。 参考にした下記のページも読んでみて下さい。 どういう点を意識して開発しているかが判ると思います。 http://www.nec.co.jp/techrep/ja/journal/g09/n02/090206.html
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「レントゲン写真はもともとモノクロだし、高精細が必要なのでモノクロディスプレイが欲しい。」と言われたことはあります。
お礼
確かに、No.1で回答していただいたu-botさんの説明と合せて考えてみても、もともとモノクロのレントゲン写真をモノクロ表示に特化したディスプレイで表示するのは理にかなっているようですね。 高精細・高輝度というのが一番のメリットだと感じました。 ご回答ありがとうございました。
補足
ご回答いただいた皆さん、どうもありがとうございました。 モノクロ液晶モニターも専門分野では需要があってラインナップに加わっていることが分かり、とても勉強になりました。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 なるほど、確かにモノクロ液晶であれば高解像度で詳細な部分まで見やすく、レントゲン画像などの表示に利用するには最適ということなんですね。 医療向けとして、目に見えない部分に細かな工夫や調整があり、性能比較だけでは分からない部分で大きな違いがあることが分かりました。 参考サイトもとても分かりやすく読ませていただきました。 大変納得のいく回答をいただきありがとうございました。