既婚男性です。
もちろん、こういう質問にはいろんな立場なり、価値観なりからの回答が寄せられると思いますが、大切なのは回答者それぞれの立場なり、価値観なりを、さらにはその根本的な拠り所がどういうものであるかをきちんと明示した上で回答することではないでしょうか。
>ある女性にあなたの年収はいくらですか?
>と聞かれたので
>貴女の男性経験人数は何人かまず教えて欲しい。
>それを聞いてから答えると言いました、
質問者さんの対応は、現代の常識や一般通念からすれば、確かにやや古典的すぎるとの印象は否めませんが、それでも、そもそも男性は女性に何を求め、女性は男性に何を求め、互いに法的、社会的な契約としての婚姻関係を結ぼうとするのか?と徹底的に考えてみますと、ある意味あまりにも当然すぎるのではないかと思われてなりません。
古来、女性は、男性とセックスすれば、そのうちに妊娠、出産することになるはずと心得ていたとすると、女性としては、何よりも相手男性にそれなりの経済力がなければ、とてもその男性と結婚する気にはなれなかったと考えられます。
その意味で、「ある女性」の「あなたの年収はいくらですか?」と質問したくなるのは当然だと思います。
一方、古来、処女崇拝をはじめとして、「結婚相手に貞淑を求め」てきたのは、ほかでもなくわが子を産めない男性がわが子を得る手段は、確率的に考える限り、より貞淑な女性と結婚する意外の方法などなかったからです。
その意味で、質問者さんの「貴女の男性経験人数は何人か」という質問も当然だと思います。
もちろん、現行の婚姻制度にしても、今日のような精度の高い避妊手段がなかった時代の性意識やセックス観に基づいて作られた制度にすぎませんから、その当時の常識としての結婚観を、避妊を前提にした婚前セックスが普及した現代の男女にそのまま適用しようとしても現実的に無理があるのも確かです。
ですが、そもそも男女が恋愛をするのではなく、あるいは避妊を前提としたセックスをするのでもない、他でもなく結婚をするのだという場合、いったい男女は相手に対して、何を何故に最優先しようとするのか?と一度は徹底的に考えてみても、決して無意味ではないような気がしてなりません。
以上のような意味で、質問者さんの女性に対して取った態度は、「結婚とは何か?」という、あまりにも真面目すぎる結婚観に裏付けられていたと言えなくもないと思います。
たとえ、相手女性が質問者さんに、ただ「ポカーン!」とした、呆れたような表情を返してきたにせよ。
>僕はおかしいですか?
いや、質問者さんを「おかしい」と言う人こそが「おかしい」と思います。
補足
質問者さんの対応は、現代の常識や一般通念からすれば、確かにやや古典的すぎるとの印象は否めませんが、それでも、そもそも男性は女性に何を求め、女性は男性に何を求め、互いに法的、社会的な契約としての婚姻関係を結ぼうとするのか?と徹底的に考えてみますと、ある意味あまりにも当然すぎるのではないかと思われてなりません。 ↓ ありがとうございます。 全くもってご指摘のとおりです。私の逆質問は不快に感じる方が多いと思います。 (この話しを聞いた男性でも) しかしながら本質というものを考えれば、 ・なるべく良質な環境を提供できる男性を女性は求める ・健康な子供を産んでくれる女性を男性は求める(他の男を産まない) が基本概念だと思います。 よって収入が少ない男性は女性に敬遠されるのと同様に いろんな男性との経験がある女性は、敬遠されるのも仕方ないと 思います。(人間の価値を言っている訳ではありません) 逆をかえせば、 男性経験など女性の結婚するに値する価値ではないというのなら 男性の年収も結婚する条件に該当しないと女性に言ってもらえるなら なんら不満はありません。