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空港で「衣服の透けるセキュリティ装置」が
空港で「衣服の透けるセキュリティ装置」が 各所で導入され始めましたが・・・。 この装置は「衣服が透ける」のみですよね? もし犯人が体内に隠していたらどうやって検知するのですか? 例えば座薬みたいなカプセルやタンポンみたいに体内に入れたり 胃で溶けないような手段で飲み込んで隠したり・・・。 決死覚悟の犯人ならやりかねないと思うのですが このあたりは何かしら検知する手段(セキュリティ)があるのですか?
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もちろん何事にも完璧はありえないので、体内に隠したら その爆発物を検知するのはかなり困難でしょう。 ただ、体内に仕込んだ爆発物は、飛行機に損害を与えるのが かなり困難ですから、さほど心配する必要はないでしょうね。 1)いくら体内でも欧米の金属探知機は感度が高く、起爆装置 などを体内に仕込んでも反応します。手術痕などがないのに 金属反応が出たら、厳重なチェックの上で搭乗拒否もありえます。 ※欧米ではガムの包み紙1枚でも反応します。経験済みです。 2)起爆装置を伴わないなら、なんらかの方法で爆破させなければ なりませんが、飲み込んだり腸内に仕込んだものを取り出すのは けっこう困難です。起爆用の火気や薬剤も別途必要ですしね。 3)体内で爆発させた場合、損害は限定的です。物騒な話ですが 肉体は爆風除けに絶好の障害物という研究結果が知られています。 まあ周りの人は大パニックになるでしょうけど、機体への損害は 期待できません。中東あたりの自爆犯人は爆薬を体に巻きつけて いるだけで、体内に仕込んでいるわけではありません。 4)そもそも体内に隠すのは、麻薬の密輸手段としてポピュラーで、 テロリストなら誰でも考えることです。それが実行されていないと いう事実が、その困難さを物語っています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、確かにテロリストならみな考えそうな事ですよね。 でも実行できていない。つまりは難しい手段って事ですね。 なかなか勉強になるご回答ありがとうございました。