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競馬に関して疑問があります。
競馬に関して疑問があります。 優秀な成績を残した種牡馬は、100%優秀な子孫を残せるんですか? ヘンな話し、牝馬の成績とかも関わってくるんじゃないでしょうか?
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- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
>優秀な成績を残した種牡馬は、100%優秀な子孫を残せるんですか? 残せません。 名馬オグリキャップが良い例です。 オグリキャップの父はダンシングキャップでオグリキャップ以外、これという子どもがいません。 とても地味な血統を引き継いだオグリも案の定種牡馬としては散々でした。 血統的な裏づけのない種牡馬はやはり駄目だということです。 http://db.netkeiba.com/horse/sire/000a000b10/ http://www.jbis.or.jp/horse/0000177650/sire/record/ また英国ダービーと凱旋門賞で優勝し、33億円もの金額で購入され期待されたラムタラは大失敗でした。 http://www.narinari.com/Nd/2006076180.html
- gohara_gohara
- ベストアンサー率37% (573/1517)
当然のことですが、100%なんていうことはあり得ません。 また、種牡馬だけではなく、繁殖牝馬の側がかかる、ということもあります。 とは言え、競争成績というのは、ある程度の目安にはなります。 優秀な競争成績を上げた馬、というのは、それだけ優れた身体能力・精神力を持っている、という証明になります。 ですので、何も成績を上げていない馬よりも、期待できるだろう、という判断が働くのです。 ただ、実際には「勝負は時の運」ではないですが、潜在能力は超一流だったものの、怪我などに泣いてしまった、とか、様々な形で競走成績を上げることが出来ないものもいます。競走馬になり、超一流の成績を上げることが出来るか、というのは運に左右される場合も多いのです。 それでも、生産する側とすれば、まず、商売として売れる馬を作ることが必要になります。 父はダービーと有馬記念を勝った名馬です。 父は怪我に泣かされて1勝も出来なかったけど、潜在能力はあったはずの馬です。 あなたが馬主なら、どちらを買いたいと思いますか? 商売である以上、やはり看板となるものが必要となるわけで、それが競争成績というわけです。 無論、競走馬として超一流の成績を残しても、種牡馬としてイマイチだった、なんていう馬は山のようにいます。 逆に、競走馬としてはそれほど大したことがなかったが、種牡馬として大きく花開いた馬もいます。 有名なのが、ミスタープロスペクターで、競走馬としては、G1レースどころか、重賞レースすら勝てなかった馬ですが血統を買われて種牡馬入りすると、次々と優秀な子供を送り出し、世界的な大血統へと上り詰めました。 日本でも、キングカメハメハ、エルコンドルパサー、アドマイヤムーンなど、その直系の子孫が大活躍をしています。 ただ、そういう風に競争成績があまりない馬というのは、競争成績がある馬よりも、良い牝馬を回して貰いにくいので、活躍する可能性が低くなってしまうのです。 ですので、優秀な成績を残した競走馬は、種牡馬となっても、優秀な牝馬を回して貰えるので、結果、子供が活躍する可能性が高くなる。 それなりの成績を残した競走馬は、種牡馬となっても、優秀な牝馬が回ってこないので、結果、子供が活躍する可能性が低くなる。 全く成績が残せなかった競走馬は、種牡馬となっても、種付け依頼をしたい、子供を買いたい、という人がいないので種牡馬としての需要がない。 というような事になりやすい、という風に言えます。
>100%優秀な子孫を残せるんですか? いいえ。100%はありません。 競馬の世界では過去に圧倒的な勢力を誇った種牡馬が何頭かいます。 代表的な馬が「Northern Dancer」です。 自身の競走成績もさることながら、子供達がまたすごい。 ざっと挙げただけでも ●Nijinsky:13戦11勝 英三冠、KG6世&QES、愛ダービー、英1986年リーディングサイアー ●Lyphard:12戦6勝、フォレ賞、ジャック・ル・マロワ賞、仏1978,79、米1986年リーディングサイアー ●Sadler's Wells:11戦6勝、愛2000ギニー、エクリプスステークス、仏1990,93,94,英92-2004年リーディングサイアー ●Nureyev:3戦2勝、仏1987,97年リーディングサイアー そして、現在の「社台王国」の礎となった名種牡馬「Northern Taste」。 20戦5勝、フォレ賞、日本1982-92年リーディングサイアー 等々。 全盛期には「Northern Dancerの血の1滴は1カラットのダイヤモンドよりも価値がある」や 「世界には2種類の馬がいる。Northern Dancer系とその他だ」 などと言われる位の正に「絶対王者」でした。 しかし、それでもやはり100%ではありません。 ここに挙げた馬たちはNorthern Dancerが種付けした数の内の僅か「数%以下」です。 それでも、他の種牡馬と比べれば「あり得ない」位の種牡馬成績です。 現在もNorthern Dancer系は数多くの「派生種牡馬」により、その血は脈々と繋がっています。 そしてそれは種牡馬だけでなく「肌馬」としても勢いに衰えは見えません。 特に「Sunday Silence」「Brian's Time」の大成功で「Hail to Reason系」の種牡馬が多い日本において、Northern Dancer系の肌馬は、その抜群の相性と、近親交配のリスクが少ない事からより一層重宝されています。 その意味では「牝馬の成績」は確かに重要な要素ですが、それ以上に「母の父」が重要視されるのが「配合(種付け)」なのです。
- yaasan
- ベストアンサー率22% (2726/12281)
100%優秀な子孫を残せているか、は各人の主観によるのではないでしょうか。 優秀な子孫を残す種牡馬だらけの世界ですから、優秀でも成績が伴わない馬が出ても仕方ないですし、 成績の悪い馬が優秀でないならそういう事だと思います。
- miroku_001
- ベストアンサー率50% (2/4)
100%はないですよね。結局は種牡馬の遺伝子をどこまで遺伝させることができるかは肌馬である牝馬の質によります。質のよい牝馬は良い子を生みます。ただ肌馬も年を取ると遺伝子をうまく伝達できなくなるのではないでしょうか。私もよくは解りませんが。
- ginga2
- ベストアンサー率12% (576/4567)
長嶋茂雄の息子は一茂と同じ様に100%では無いと思われます。
- opechorse
- ベストアンサー率23% (435/1855)
100%は絶対にない 生産として成績のいい種牡馬と繁殖牝馬の掛け合わせ best to bestということが多いですけど というのは、子馬のときに一番商品価値がある 牧場が子馬を販売するのは、普通、1歳までなので その時点で一番商品価値があるのが best to bestだということだけ 種牡馬から考えると、実績としてそれなりに競走成績がいい馬のほうが よい成績を残していることが多いですね リーディング上位で現役でいまいちだったのは フレンチデピュティ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%87%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%86%E3%82%A3 故障で早期引退したフジキセキぐらいでしょう 繁殖牝馬のほうは 成績のいい馬がそのまま優秀だった スカーレットブーケ(ダイワメジャー、ダイワスカーレット) ベガ(アドマイアベガ、アドマイアドン) のほかに 兄弟が成績がよくて自身は未出走 のほうがいいという人もいます 話が古いけど トウカイナチュラル(産駆トウカイテイオー 姉がトウカイローマン(オークス)) もうひとつは、 サラブレットの奇跡の血量 18.75% 3×4というのが合って 3代前(人間で言う曽祖父)と4代前(高祖父)が同じ馬から 優秀な産駆が生まれるというもの 人間で言うはとことはとこの子供が結婚するようなものです これが結構続いているので、 実際近親婚による奇形が、いいほうに働いて優秀な馬が生まれる かも知れないという考え方もままあります 実際、肋骨の数が普通と違うとか、脳が萎縮している例もあります ここから、普通に優秀な馬が生まれるかというと疑問ですよね という風に 競走もギャンブルだけど 生産もギャンブルです