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馬たちの引退と馬主の関係

素朴な疑問です。 各牧場などで生まれた仔馬を、各馬主が大枚をはたいて買ってきますよね。 そして何年か走ってからやがて引退していきます。 優秀な牡馬だった場合は種牡馬になるかと思うのですが、 馬主が牧場を持っていない個人だった時はどのような扱いになるんでしょうか? 種牡馬専用の牧場みたいなところへ預けたりするわけでしょうか。 同じように、優秀な牝馬だった場合も牧場へ繁殖牝馬として売却したり預けたりということになるんでしょうか? 牝馬の場合はあまり優秀でなくても繁殖にあげるのでしたっけ。

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  • bosa1005
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回答No.4

 こんばんは。シンジケートの場合は、一定数の種付け権が決められて、それを超える分は余勢と言って、シンジケート会員に分配されているようです。いわゆる株式と同じような物と考えてください。  シンジケートが組まれる場合、馬主が権利を完全に売ってしまう場合と、半々で権利を持つなどといった場合があると思います。海外の馬ですが、フサイチペガサスが種牡馬として牧場に入るときに、関口オーナーは、種付け権を3株(これは間違ってるかもしれません)だけもらって完全に権利を売ったそうですが、白紙の小切手に好きな金額を書いてくれと言われたという事を聞いた事があります。こういった場合は、牧場側に種付け料は全て入っていると思われます。牧場側からすれば、いい子供をたくさん出してくれればいいでしょうが、早死したり、種がつかなったりとリスクはかなり大きいのではと思います。参考までにシンジケートに関するコラム等見つかりましたので、ご覧いただければと思います。 http://www.nikkei.co.jp/keiba/column/20010117a841h011_17.html

参考URL:
http://odn.okwave.jp/kotaeru.php3?q=300435  
y_isami
質問者

お礼

コラムまでありがとうございます。 確かに種付け料で毎年稼げるとは言え、失敗のリスクも大きいですね。 それにしても、種牡馬に高値が付いたときの馬主の儲けは凄まじいものがありますね。 驚きました。

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その他の回答 (3)

  • bosa1005
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回答No.3

 初めまして。種牡馬の場合、現役時に馬主と牧場側が話し合って、その現役時に馬の権利を1/3とか1/2程度の権利を購入します(こういったやり方は、社台ファームなど大きい牧場がしています)。そして引退する時は権利を購入していますので、その牧場で種牡馬生活に入るわけです。当然、種付けの際の権利も数多く持っているわけです。馬主自身が牧場を持っている場合、その牧場に戻ることが多いようです。最近の中央競馬では、キングカメハメハ号が、社台ファームが現役時に権利を購入していたと聞きました。又、馬主にとって思い入れのある馬で、牧場を持っていない時に種牡馬になった場合、設備の整った大きい牧場に預けることもあります。最近ではテイエムオペラオーがこれに当てはまったと思います。そして、手ごろな価格で種付けを行なえるという意味で、軽種牡馬会などの協会が、一流血統で成績がいまいちだった馬や、サンデーサイレンスの直仔など種付け価格が高い為、種付けが難しい馬などを買い取ったりもしています。ラムタラなどがその例になります。  牝馬については、成績が今ひとつでも、繁殖牝馬として生まれた牧場に戻すと言う契約が成り立っていることが多いようです。当然、優秀な牝馬なら大手の牧場に購入されることが多いです。ただ、アグネスフライト、タキオンの母親であったアグネスフローラは、馬主さん名義のまま、社台ファームで預けられているようです。牝馬の場合、次の役目が待っていますから、生まれ故郷である牧場に戻ることが多いと思います。長文失礼しました。  

y_isami
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございました。参考になります。 種牡馬の場合は種付け権利等の兼ね合いなどもあり特殊かと思うのですが、 例えばシンジケートなどが組まれれば、その額面すべて馬主に入るのですか? たとえ種付け権をいくつかもらう分を差し引いたとしても大金が入ると思うのですが実際はいかがなものでしょうか。

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  • hatuhino
  • ベストアンサー率36% (7/19)
回答No.2

牝馬の場合には事情が少し違ってきます。上記のような場合もありますが、繁殖に回されることがあります。 その場合の所有関係は様々です。馬主が引退と同時に所有権を手放して牧場に引き取らせることもありますし、あらかじめ馬を売買する際に「この馬は引退した場合には牧場へ戻す」というような条項を入れている場合もあります。当然馬主さんが100%所有する場合もありますし、仔分け制度といって、半々で生産牧場と馬主とが共有することもあります。 牝馬の場合、競争成績もそうですが、血統や体つきなども重要視されます。例えばG1馬の姉や妹だったりする場合には競争成績が優れていなくても、繁殖牝馬になりますし、体つきが良くて、毎年子供を産んでくれそうだと思われる場合にも同じように繁殖牝馬になれます。ですが、全部が全部繁殖牝馬になれるわけではないのは、牡馬と同じです。

y_isami
質問者

お礼

たいへん参考になりました。お返事ありがとうございます。 >仔分け制度といって、半々で生産牧場と馬主とが共有することもあります。 半々で…ということですが、名義を共有する形でレース賞金なども半々なんでしょうか? もしくは、現役の所有権と繁殖の所有権とて完全に区別している感じでしょうか。

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  • hatuhino
  • ベストアンサー率36% (7/19)
回答No.1

いろいろあるようです。まずあるのは地方競馬の馬主に売ってしまうという場合。地方に行けばマイネルやタイキなど、冠名のついた馬達が赤の他人の個人名義で走っていたりします。 あとは乗馬。乗馬クラブなどに引き取られ、乗馬として余生を過ごします。他には研修馬や誘導馬、実験等使われる馬などもいます。 肉になる場合もあります。乗馬にするといいながら、実はその種の専門業者に引き取られる場合も多いようです。そして需要がダブついている場合には焼却処分にされることもあります。

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