そんなもん、ケースバイケースなんだから幾らかなんて判りませんよ。電話で聞いても無駄。HPで調べても無駄。
調査員代が8千円/時間としても、一人つければ間に合うのか、二人つけるのかで値段は倍違う(もっとも二人と言われたから二人付けているかはわかりませんが。そもそも二人付けるのは、一人だと何をされるか判らないという業界事情もあるようです)。調査対象者にふらふらあちこち出回られたら、当然調査時間は長引いて増額。自動車・バイクを出すならその分プラス。遠くに出かけられればその後をつけるための交通費全額。途中でタクシーを使えばタクシー代。宿泊が必要なら宿代。
たまたまつけた日に何もなければ、調査結果は何も無しでオシマイ。尾行に失敗したとしても、まぁ失敗しましたとは言わんでしょう。疑うなら疑える行動が見られたと言うことも当然ある話し。けれども決定的なモノは出てきてない。その辺、疑心暗鬼にとらわれている依頼者を引っ張って、調査を引き延ばすすべも心得ていなけりゃ、一本釣り事務所は維持できません。元々、ある日に1回調査すれば、総てが片付くとは限らないんだから、自分が望む結果が欲しいなら、それなりに調査回数もかさんでいくのは当たり前。
そもそもどれくらい真面目に調査してくれたのか?それが依頼者には判らない。判るくらいなら自分で調査できる理屈です。デタラメはやらんでしょうが、依頼者の思うとおりやっているとは限らない。証明する手段は無し。それにポンと時間1万円ほど払う訳です。まぁ、最低10万円は覚悟するんですな。その倍でも3倍でも全然不思議はない世界。バカバカしいので止めとけばって思いますけど。
依頼する気なら、かなり古いですが、
「興信所」 露木 まさひろ著 朝日文庫 ISBN:9784022604118
を読んでご覧なさいな。こっちは\620ぽっきりです。業界のことを何も知らずに依頼するよりはマシでしょう。