• 締切済み

バイクのエンジンって走行中にエンスト起こすことあるの? & 岐阜女子駅伝

お世話になります。 以前読んだ警察関係の本にこんなことが書いてありました。 「白バイ隊員にとって、要人警護(特に皇族方)に選抜されることは名誉なことであるが、同時に大変な責任がある。  万一、皇族方のパレード、警護走行中にエンストを起こした場合、隊員はすぐさま、パッシングによって前方の隊長に知らせる。そしてエンストしたまま惰性走行を続ける。エンストとはいえ、警護の途中に勝手に停車することは許されないからだ。  そして惰性走行のまま、後方の隊員車両に抜かれる。やがて惰性走行も不能になるが、決して自ら停車してはならない。車体が倒れ、地面にたたきつけられても、倒れたまま、乗車の姿勢を保持すること。  全部の関係車両が通り過ぎたら車体を起こして署に帰投する。  白バイ隊員の任務はは即刻解かれる。処分はよくて左遷、悪ければ退職勧告。もちろん上司の連帯責任も免れない。」 整備を厳重に行っている白バイでも走行中にエンストを起こすことなんてあるのでしょうか?  ちなみに私は普段原付スクーター(ギアチェンジ操作のないもの)に乗っていますが、走行中にキーをOFFにしても、惰性走行中にまたONの位置(イグニッション操作可能な位置)にまわすと、時速10Km程度の惰性運転中ならまたエンジンが掛かりますが、白バイにはそういう機能(?)はついていないのでしょうか?  話は変わりますが、今放送中の岐阜の実業団女子駅伝の先導白バイの女性隊員の赤色制服、かっこいいですね。あんな制服でキップきられたら従っちゃうかも。(ちなみに大会スポンサーがスズキ。白バイもスズキ。偶然かな?)

みんなの回答

  • blueoval
  • ベストアンサー率35% (307/858)
回答No.10

まず最初に、私が謝る必要はあると思います。 質問文だけを見て、また前回のバイクと自転車の前輪支持の違いについて、そちらさまの書き込みから受けた印象から「自分の質問の意図にそぐわない回答を受け付けない頭の固い人」と思いましたので(事実ここにはそのような質問者の方がたくさんいます)、そのような偏屈な方が自身のかすかな記憶を下に誇張した話を書かれたと思いました。 ですので「どう考えても、信じられません。」と書いたわけです。 しかし、そういう本を元にかかれたわけですので、質問者さんの誇張でもなくただ面白がりで書かれたことでもないですので、私の認識の誤りでした、ケチをつけるような書き込みになってしまい申しわけありませんでした。 延々抜粋をかかれましたが、そのようなことがたとえ不文律としてもありえるとは今でも思いません。もちろん昔はそういう不手際があれば切腹もの、僻地の駐在所に飛ばされる、ということはあったかもしれません。しかし、倒れたバイクの上で乗車姿勢をとり続けるとは、おかしすぎます。まして現在ほど自動車の信頼性がなかった時代、エンストは何度もあったでしょう。 後の書き込みにも書きましたが活字になったものがすべて正しいとはいえないことは常識人であれば知っていること、と思います。 また誤解があるようですが、あなたの書き込みが失礼ではなく、そのように転倒したまま小半時、つまり小一時間ですよね、その場で待つということが例えば皇族方に対して失礼である、と書いています。 与太話、はうそとほんとが入り混じったホラ半分の話、という意味で書きました、裏づけの取れない話噂話もこれに入ると思って書きましたが、辞書ではでたらめな話となっておりますので、裏づけが取れないだけで与太話、とするのは私の間違った認識でした。ここも謝ります。 本に書かれていてもその本自体が裏づけがない話であれば、そのまま信じることもできません。部数稼ぎの面白話、であろうという認識は私個人のものですが、そう思うことにソースは必要ないと思います。 自分自身の判断力を信じ、そういう話は常識に照らしておかしいので信ずるに値しない、そう申し上げます。 活字になったことがすべて事実というわけではない、それは「情報操作」という言葉の存在が裏付けています。これも情報操作のひとつといっているのではありませんが、そういう事実がある以上メディアが真実のみを伝えるわけでないことが、現実であると思います。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 またご縁がありましたら回答よろしくお願いします。

  • sada_116
  • ベストアンサー率21% (7/32)
回答No.9

懐かしくなって投稿します。 その本、私も読みました。 他の方が書かれていますが、警察や役所なんて、合理的な意味なんて絶対ありません。慣習やメンツといったよく分らない部分で規則が決まります。(とくに内規のような表に出ないもの) 多分、こういう変な規則もあるんでしょう。 >整備を厳重に行っている白バイでも走行中にエンストを起こすことなんてあるのでしょうか? 相手は機械ですから、100%無いとはいえませんが、ほとんど無いと思いますよ。多分、いくらあっても10年に1回とかじゃないですか? > ちなみに私は普段原付スクーター(ギアチェンジ操作のないもの)に乗っていますが、走行中にキーをOFFにしても、惰性走行中にまたONの位置(イグニッション操作可能な位置)にまわすと、時速10Km程度の惰性運転中ならまたエンジンが掛かりますが、白バイにはそういう機能(?)はついていないのでしょうか? 押しがけのことを言われてるんでしょうが、単にエンジンが止まっただけならクラッチをつなげばかかります。故障で止まったのなら無理です。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 お礼コメント遅くなり申し訳ありません。 >他の方が書かれていますが、警察や役所なんて、合理的な意味なんて絶対ありません。慣習やメンツといったよく分らない部分で規則が決まります。(とくに内規のような表に出ないもの) 多分、こういう変な規則もあるんでしょう。 そうかもしれませんね、警察だか自衛隊だかで、他の部署へ異動する人に対して、「お別れの挨拶」と称して集団リンチするのが通例になっていた、ということもニュースになっていましたから。  その昔、昭和天皇が戦後復興のための行幸の際、道順を誤った先導車がいて、その運転士の上司が責任とって(命令ではなく、自分の判断で)自殺した、ってのもありましたなー。 >押しがけのことを言われてるんでしょうが、単にエンジンが止まっただけならクラッチをつなげばかかります。故障で止まったのなら無理です。 ご回答ありがとうございます。私が知りたかったのはここの部分なんです。白バイのような大型二輪は走行中にエンジン再始動できないのか?って事。  キーをOFFによるエンジン停止からの再始動ならともかく、故障でエンジン停止なら再始動は無理なんですね。わかりました。ありがとうございました。

  • blueoval
  • ベストアンサー率35% (307/858)
回答No.8

まあ、この書き込みは削除されるでしょうけど、その本自体与太話ってことですね。 ソースもはっきりさせないで書いてるんですから。 そういう本が都市伝説助長するんですね。 思い出しましたが、全国植樹祭があった丘陵上の公園への道は、きれいにもちろん整備されましたが、片側に歩道があるだけの上り区間があります、センターラインはありますけどね。 あそこでエンジントラブルなんてあれば即停車転倒、笑い話だったでしょうね、普通に考えればわかりますが、少なくとも今はありえない話です。 許される許されないではないです、そこを問題だと言ってるのはありません、故障なんて誰がどうがんばったって可能性0なんてありえません。仕方ないですまない話だろうと何だろうと起こりえる話であれば、それに対して最善の対処を準備するのが最優先のはず、面子より被警護者の安全が第一のはずです。 今だって与太話が平気で活字になります、そういう本がソースとわかったので、とりあえず話の確度はわかりました、ありがとうございました。

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質問者

お礼

たびたびのご回答ありがとうございます。 コメント遅くなりまして申し訳ありません。 blueoval様のプロフィール・回答履歴を拝見いたしますと、二輪車、バイクに関しては非常に詳しいようですね。二輪車、バイク関係で大勢の質問に回答されておられるようですね。以前の私の質問にもご丁寧に写真までつけて回答していただきました。あの時は大変勉強になりました。ありがとうございました。 おそらく他の閲覧者様も 「二輪、バイクに関してはblueoval様に聞け!」 「blueoval様の回答は絶対に間違いない!」 ってことでここの質問サービスにおける第一人者として認識されていると思います。 一応こちらもご命令どおり原稿用紙三枚分もの書き起こしをしました。 「そんな話は与太話だ」 「都市伝説だ」 「普通に考えればありえない話だ」 で済ますならそれでいいのですけれど、そうなりますと、今後blueoval様がどんな回答をしても質問者様、閲覧者様にはあまりいい印象を持ってもらえないのではないか? と余計な心配をしてしまいます。 慇懃無礼と思われることを承知で今一度申し上げます。 あの本の内容がすべて間違いであることの事実を、ソースを沿えてお示しくださいませ。 削除依頼などせずにお待ちしておりますから。

noname#252929
noname#252929
回答No.7

情報ソースをと言う書き込みがあったので書こうと思っていた所を忘れていたので覚えてる範囲で書き込んで置きますね。 すでに20年以上も前に発売されていた暴露本の一つです。 まぁ、本当の暴露で、著者が自分の名前を明かして書くなんて事が出来る時代ではありませんでしたから、本人なのか聞いた話を書いているのかなどは追及のしようはありませんけどね。 当時では知っている人は知っているという様な人気本で3冊位まで出た様な覚えはあります。 交通警察官白バイ隊員と言う事で、交通警察に限った内容だけを書かれていた本です。 そこそこ売れてましたので、40代くらいで車に興味のある人なら覚えているかもしれません。 でもね、警察組織と言うのは、一切の間違いが無いのが当たり前と言う所なんです。 車両の整備なんて、きちんと行ってれば起こらない物です。 もちろん、そういう車列に加わる様な人が乗っている車両はその隊に配置されている新しい物ですけどね。 そういう警護が任されるときには、当然その所属上部から、車両整備に対しても不具合が起こらない様に。と言うお達しが出ます。 そういう場合の整備も、通常より整備費にお金を掛けても簡単に決済ができるほどの特別な計らいがされてるのです。 そこまでしてもらっておいて、車両トラブルですから、 「トラブルですから仕方ないんですよ。」 では済まないようになってるんですよ。 一般的な考えとは違う部分で動いて居る世界の話ですからね。 ひっくり返るっていったって、普通のバイクみたいに横倒しになんてならないですよw白バイはね。 バイクに乗ってる人なら知ってますけど、白バイは乗員を守るために大きなバンパーをエンジンの横に備え、後ろ左右には書類などを入れる大型のトランクが付いています。 その為、完全な横倒しになんてなりません。少し大きく傾いている程度で止まってますので、転倒したからと言って、普通のバイクが転倒してるのとは見た目でも大きく違うんですがその辺はお分かりですよね。 転倒させるのだって、白バイ隊員の腕では、周りから見たら、単に大きくかしいで止まった程度にしか見えませんから。 その辺のバイク乗りがひっくり返るのとは倒れ方も違います。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 コメント遅くなり申し訳ありません。 >もちろん、そういう車列に加わる様な人が乗っている車両はその隊に配置されている新しい物ですけどね。 そういう警護が任されるときには、当然その所属上部から、車両整備に対しても不具合が起こらない様に。と言うお達しが出ます。 そういう場合の整備も、通常より整備費にお金を掛けても簡単に決済ができるほどの特別な計らいがされてるのです。 話はずれるけど、そういうところが役所のウラ金つくりの温床になっている気もしますね。 >そこまでしてもらっておいて、車両トラブルですから、 「トラブルですから仕方ないんですよ。」 では済まないようになってるんですよ。 まー、大昔なら殿様の行事で大失敗をやらかして、即刻切腹! みたいなモンですかね。まー、どうでもいいですけどね。

  • blueoval
  • ベストアンサー率35% (307/858)
回答No.6

先導に限らず、随伴の白バイに故障が起こったなら、エンストまで行く以前に不調の可能性を感じ取った段階で無線で連絡、たぶん直後につけているはずの交代要員と速やかに交代して、自分は路肩に止まり、全体の車列に何らかのことがあった場合に妨げにならないようにする、というのが私の考える上ではよほど合理的です。 白バイが故障してもそれは隊員にとって恥であっても、機械である以上ありえることです、不祥事でもなんでもないです。 しかし故障した白バイが転倒したとなれば、それは語り草笑いもの、皇族が乗る車列でそういう笑い話が起こるなら、それはその皇族に対して失礼ではないですか? 歓迎ムードで国旗が振られていようが、人々の目はすべてそちらに向き報道も半分以上はそちらを追うでしょう、故障が上り坂で起こるなら停止はあっという間です。 失礼この上ない、と思います。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ソースを示せ、とのご命令でしたので、書斎を引っ掻き回して本を引っ張り出してきました。 おかげでコメント返信が遅くなりました。ご容赦願います。 質問文の内容は20年前の記憶を頼りに記述しましたが、ごく細部を除いて情報元である 「続警察官を泣かせる本」の記述内容とほぼ同じであることは納得いただけると思います。 ご要望どおり、ソースを示しましたので反対意見の証明をお願いいたします。 「常識で考えればこんなことはありえない!」 「そもそも著者名がペンネームではないか。ペンネームで書かれた本の内容など事実ではない」 「その本はウソ本だ!  日本は言論の自由が認められているからウソ本を出すやつがいるんだ。  そんな本を信じる奴など論破する相手に値しない」 というように、本の内容を否定する論述ではなく、本の内容が事実と異なることを示してください。 つまり、警察内部の「要人警護における白バイ隊の規則」の実例、内部文書を挙げてください。 もちろんソースを示してくださいね。 白バイ、 要人警護、 皇室、 エンスト、 何のキーワードがblueovalさんの逆鱗に触れたのか知りませんが 「失礼だ!」 「ソースを示せ!」 「信じられない!」 「私の書き込みだけ削除されるようなことがあれば、ここの管理のほうを疑います。」 というように私の質問がとてつもなく異常なものであるかのように攻撃的にコメントされたので、こちらとしてもあまり愉快な気分ではありません。  私は今後もこの質問サービスを利用させていただこうと思っていますので今後もお互いに気持ちよく利用できるように、ご対応をお願いしたいと考えております。

noname#252929
noname#252929
回答No.5

それはありますね。 警察車両がそこで走っているのは、ただ並んでパレードしているのではなく、警護を行っているのです。要人はパレードであっても、警察車両はパレードをやっているのではありません。あくまで警護なのです。 警護とは、ただ並んで走っているのではありません、特定の人を守る為に走っているのです。 また、要人を守ると言う仕事を受けているのに、故障するなどと言う事も恥なのです。 機械は部品の集まりですから、故障する事もありますが、故障する箇所を事前に予測確認できなかったという事も恥になるわけです。 ですので、トラブルが起きても、その業務中動けるうちは最後までその業務を全うする。と言う事になるわけです。 そして車列が通り過ぎるまで、変な動作を行えば、要人の警護に支障が出る可能性が起こりますし、車列をみている人の妨げにもなるので、動かない、と言う事になります。 また、復帰しようとすれば、車列は乱れる事になるわけです。 バイクも、寝転がしておけば高さも低く見物客からの見通しも効きます。 皇族や要人が通過すると言う事がどれくらい大変なことかあまり知られていませんが、通過するときの道路にあるすべてのマンホールをあけて事前チェックまで行うんですよ。 爆弾など仕掛けられていると大変ですからね。 ちなみに、通過する道路すべてで見物できる様に思われていたりしますが、見物できる区間と言うのは事前に知らされており、何時何分から何時何分の間にこの区間を通過する、その時この区間だけ見物ができます。 と言う様に告示され、その区間だけゆっくり走って居るんです。 それ以外の区間は通常速度で通過していきます。 私が住んでいる所は皇族にゆかりのある地区なのでたまに車列が来ますが、その時の警備はとても大変な物です。 実際には見物区間を除けば車列なんて10秒から20秒もあれば通過して行ってしまいますので、通過終わるまで転がっていたとしても大した時間でもないのです。 当然たくさんの人が見ている前と言う事になりますので、その整備不良は恥となります。 免職とはならないでしょう、でもミスはミスですから、現実的な地位は下がる事になるわけです。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 お礼コメント遅くなりまして申し訳ありません。 >また、要人を守ると言う仕事を受けているのに、故障するなどと言う事も恥なのです。 機械は部品の集まりですから、故障する事もありますが、故障する箇所を事前に予測確認できなかったという事も恥になるわけです。 ですので、トラブルが起きても、その業務中動けるうちは最後までその業務を全うする。と言う事になるわけです。 まあ、大昔から”お上は間違いを起こさない”ってのが建前になってますからね。 >皇族や要人が通過すると言う事がどれくらい大変なことかあまり知られていませんが、通過するときの道路にあるすべてのマンホールをあけて事前チェックまで行うんですよ。 爆弾など仕掛けられていると大変ですからね。 大変ですね。水道・ガス工事や下水道点検なども予定を変更せざるを得ないでしょうね。 >私が住んでいる所は皇族にゆかりのある地区なのでたまに車列が来ますが、その時の警備はとても大変な物です。 ご苦労お察しします。

  • blueoval
  • ベストアンサー率35% (307/858)
回答No.4

>皇族方のパレード、警護走行中にエンストを起こした場合、隊員はすぐさま、パッシングによって前方の隊長に知らせる。そしてエンストしたまま惰性走行を続ける。エンストとはいえ、警護の途中に勝手に停車することは許されないからだ。  そして惰性走行のまま、後方の隊員車両に抜かれる。やがて惰性走行も不能になるが、決して自ら停車してはならない。車体が倒れ、地面にたたきつけられても、倒れたまま、乗車の姿勢を保持すること。  全部の関係車両が通り過ぎたら車体を起こして署に帰投する。 どう考えても、信じられません。 勝手に止まるのではなく、故障というやむをえない事情で止まるのですし。止まっても足をつかずにそのまま倒れて乗車姿勢を保つに至っては、まさに荒唐無稽。どういう風に考えても、そうするべき合理的理由がない。事実であるとするなら、ソースを示してください。 私の書き込みだけ削除されるようなことがあれば、ここの管理のほうを疑います。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ソースを示せ、とのご命令ですのでお示しいたします。 書名 続警察官を泣かせる本 著者 交通機動隊隊員 タンク 出版社 高橋書店 発売 昭和59年4月20日初刷 P24 第一章 あー哀愁の白バイ稼業 (3節) 哀れ姿ナミダ男 白バイおしん物語 白バイの勤務体系の中に要人警護がある。レーガン・中曽根会談のときなど、場所が場所だけに、どこから不穏分子が襲い掛かるかもしれず、沿道には2mおきに警官が立ち、その間に私服警官が配置されているというものものしさであった。  警備要員だけで2万人。当然ひとつの署だけでは足りず、国賓クラスの警護になると、近郷近在から警官が借り集められる。 だから、こんな日は、ふだんの交通取り締まりもお休み。スピード違反や駐車違反も人手がないため、フリーパスとなる。  我々交通機動隊もこの日はもちろん、先導車から後備まで白バイによって要人の周囲を隊列を組んで護衛する。  この場合、先導車にはたいてい交通機動隊の中でも指折りの運転テクニックを有する40歳代の隊員がコトにあたる。彼らはイギリスはヘンドンの白バイ養成学校を卒業している、我々の教官クラスだけに、まず運転に間違いはない。一朝事あれば、瞬時に要人の側にかけつけることもできれば、何秒という単位で時速100km/hまで加速して、先導車の任務を完遂することができるのである。それはまあ、見事なものである。  だが、白バイ野郎でも一般隊員になると、ときどきみごとでないヤツが出てくる。  読者の中にはTVのニュースなどで白バイ隊が隊列を崩さず、威厳をもって要人警護をしている様を見ると、よもやあの隊列のなかの1台が転倒するような不祥事など起こりえようはずもない、と固く信じ込んでいる方もあろうかと思うが、実はTVなどに放映されない場面でちょいちょい起こっているのである。  ま、さすがにハンドル操作を誤ってスッテンコロリンと倒れるような隊員はいないが、一番多いのがエンスト。出発前によく点検しているはずなのだが、白バイ野郎は単細胞が多いから、どこか見落としたりして、警護走行中、突然エンジントラブルが起きたりする。  そんなことになったら、どう対処するか。 (補足欄へ続く)

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質問者

補足

 これがユニークといえばユニークなのだが、まず自分勝手に隊列を乱して、一人で戦線を離脱してはいけない。エンジントラブルが起きた時点で、その隊員は、ライトの点滅を発し、前の隊員に故障が起きたことを知らせる。パッシングはサイドミラーに映るので、すぐにわかる。  次に、前の隊員は、さらに前の隊員にパッシング。順繰りにパッシングを行い、先頭の隊長に知らせる。この間、2、3秒。隊長は不測の事態を感知すると、無表情をよそおい、自然に隊列を左側に寄せていくのである。トラブル車も惰性によって、そのぐらいは隊列についていける。しかし、惰性というのはいつまで続くものではない。やがてトラブル車はユラユラと身体を左右に揺らしだす。  ここで断っておくと、白バイ隊員は警護中はブレーキをかけたり、地面に自分の足をつけてはいけないのである。なぜなら、警護が主な目的なのだから、あくまでも走行して要人の側にいなくてはいけないのである。したがって、いかなる理由があっても、最後までその任務を遂行しなくてはいけない。  そこで、このトラブル車はどうなるかというと、惰走のつきた時点で転倒する運命になっている。そのために隊長は左側に寄るのである。道路の真中で転倒したら後続車のじゃまになる。  トラブル車が約束どおり道路の左側に寄って転倒すると、隊列はその車をすり抜けるようにして、また隊列を順繰りに組みなおし、後方の予備車が最後の穴を埋めて、何事もなかったようにまた元の位置まで戻るのである。普段から訓練しているだけに、隊列を組み直すのもあ・うんの呼吸。沿道にいるわずかな人たちにしか、このできごとはわからない素早さである。  さて、では、トラブル車に乗っている白バイ野郎はいったいどうなったかといえば護衛車の最後の一台が、その沿道を通り過ぎるまで、オートバイを起こしたり、立ち上がったりしてはならないのである。転倒したときの状態のまま、ジッとしていなくてはならないのである。これは国を代表する要人に対して、頭を持ち上げるような不謹慎なまねをしてはならないと教えこまれているからだ。  冬の日でも、雨の日でもそれは同じ。  しかし、エンジントラブルというのは、なぜか冬の寒い、雨の降っている日に多く起こるんだよね。  さいわい小生はそんなことになったことはないが、考えるだけでも空恐ろしい。  沿道の住民には笑われて、そぼふる雨に身体はぬれて、ジッとガマンで小半刻。目の前に浮かぶ母の姿は涙に消えて、待っているものはなにかというと、左遷の通告なのである。  ああ、これこそ現代のおしん物語・・・・。 (以上)

  • fujichrom
  • ベストアンサー率25% (19/75)
回答No.3

白バイの件は、偶然だと思います。大会のスポンサーがスズキだったとしても、その事と警察とは無関係だからです。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 お礼コメント遅くなりまして申し訳ありません。 そうですか、偶然なんですね。街中では比較的ホンダの白バイを見かけることが多い気がするのですが、きっとわが街の県警がホンダ好きなのでしょう。

  • yotani0425
  • ベストアンサー率30% (1185/3898)
回答No.2

バイクでは無いのですが2年程前にこんなことがありましたよ。 http://shadow-city.blogzine.jp/net/2007/10/post_ef97.html ご参考まで。 *大正時代には、お召し列車の機関士は何があっても絶対に汽笛は鳴らさぬよう厳命されていたとのことです。たとえ人が線路上に居てもだそうです。

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質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 お礼コメント遅くなりまして申し訳ありません。 自動車も故障しましたか。担当者は厳罰ですね。 >*大正時代には、お召し列車の機関士は何があっても絶対に汽笛は鳴らさぬよう厳命されていたとのことです。たとえ人が線路上に居てもだそうです。 向田邦子のエッセイの中に、 「お召し列車の運転士に指名された運転士は、発車の特訓を行う。  運転台にろうそくを立てて火をつけ、ろうそくの火を消さずに発車できるよう、何度も発車特訓を行うのだ、と父が言った。  家族旅行で列車に乗った際、発進の際に”ガックン”、と首がそっくり返るぐらいの衝撃を受けたとき、  ”こんなひどい運転だから、この列車には偉い人は乗ってないね”  と家族で大笑いした」 という文があったのを思い出しました。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.1

機械ですから故障することがあります

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質問者

お礼

お礼コメント遅くなりまして申し訳ありません。 ご回答ありがとうございます。 故障することもあるんですね。

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