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年末によくベートベン第9のコンサートが多いのはなにか理由があるのでしょうか?
いままでCDでしかクラシックを聞いたことがない初心者です。 一度コンサートの生演奏を聴いてみたいという願望がありました。 そこで下記のことをもしお解りの方がいらしゃいましたら教えていただけませんでしょうか? 1)今年年末にまた第9のコンサートがいくつかありますが、いつも年 末にベ ートベンの第9のコンサートが多いのはなにか理由がある のですか? 2)歌劇場管絃楽団(合唱付き)と交響楽団の演奏ではなにか違いがあ るのですか? 3)コンサートで実際に聞くのと音響の良いプレヤーで聞くのとやはり 全然違いますか? (実際にコンサートにいくかどうか少し迷って ますので) よろしくお願いいたします。
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1)については諸説ありますが、ドイツでは年末に演奏されるので、日本でもそれを真似たのだと思います。 >2)歌劇場管絃楽団(合唱付き)と交響楽団の演奏ではなにか違いがあるのですか? 内容は同じです。 曲名のあとに(合唱付き)と書いてあるのは、別に意味がありません。副題です。あってもなくても内容は同じです。 「合唱付き」と書いてあろうがなかろうが、第9には、原曲楽譜を使った、普通の交響楽団の演奏であれば必ず合唱が付いています。 「歌劇場管弦楽団」とは、伝統的な歌劇場(オペラハウス)専属のオーケストラという意味です。「交響楽団」は、一般的なオーケストラですが、第9をやるときは、どこかから、合唱団と四人の独唱歌手を連れてきて演奏します。CD録音でも同じです。 3)コンサートで実際に聞くのと音響の良いプレヤーで聞くのとやはり 全然違いますか? (実際にコンサートにいくかどうか少し迷って ますので) 特に第9については感動が全然違います。比較にならないほど生演奏が良いです。 第四楽章で、フル編成のオーケストラを囲むように、ステージから溢れるばかりの合唱隊をバックに、最前列に四人の独唱者が入場してくると、それだけでしびれます。 交響曲は、大勢の奏者が入場してきて着席し、各々に指慣らしに音科などを弾いてますが、そこで、オーボエ奏者がチューニングのために一つの音をパーと鳴らすと奏者全員がそれに対する音あわせをし、全員の音が一つになると、いったん音がスッーと消えます。そこで指揮者が登場します。その場面までで期待感が最高潮になります。 そこで指揮者がタクトを一振りする・・・ ということですが、それは会場に行った人でないとわかりません。 機会があるというのであれば、ぜひ足を運ばれることをおすすめいたします。
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- kenta58e2
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1)については、もっとも良く言われているのはこの理由 http://www.worldfolksong.com/news/2007/sym09.htm あんまり「知って感動する理由」ではないところが、逆に信憑性が高い気がしますが(^^ゞ ほかの、もっと真面目っぽい説から先に紹介している例もありますけど、 http://yutak353.rsjp.net/column/031202.html 私は、少なくとも昭和30年代の初期ブームと昭和60年代にマスコミが「再評価と称するアオリ報道を白熱」させたのは、ひとえに「餅代…年末ボーナス確保」説が正しい証拠と思ってますが(^^ゞ 2)は、すいません、ちょっと意味がわからない。特に「歌劇場管絃楽団」というのが、どういうものを指しておられるのか… オペラ的な意味の歌劇では、オーケストラは原則裏方で、普通はオーケストラピットという客席より下(半地下とでも言うかな)のスペースで演奏して、客席から舞台を見る視界を遮らないようにしてます。 オーケストラ演奏そのものの公演なら、舞台自体の主人公が楽団なので、楽団はステージに並びます。 音は…まぁそれは結構違いますけどね。でも、歌劇は主人公は「歌」ですからねぇ。 3)は、これは答えるのが難しい。 単純に「良い音が聞きたい」なら、家でプレイヤーで聞く方が良いかも。 ホールにもよりますが、良い席でないとプレイヤー並みの音で聞こえはしないのが普通といえば普通。 ただ、生の音とスピーカから出る音は、良し悪し以前に全く違う趣があります。この「生の音の感動」が欲しいなら、コンサート行くしかないわけで、だからコンサートに行きたがる人が多いのも事実ですね。 それと、コンサートホール独特の雰囲気が好きというのもあるかも。 例えば野球なんか、プレーを見るだけなら絶対にテレビの方が良いんです。外野席なんか、選手は豆粒で、内野で良いプレーがあったってなんだかさっぱりわかんないのが普通。 それでも、球場で見る独特の感覚があるので、それを味わいに球場に足を運ぶ人は多い(あれね一種の興行ですから)。 ある意味、それといっしょですね。
お礼
ご回答いただきありがとうございました。 ご意見をしっかり参考させていただき、今後の選択に役立つことになることと思います。
お礼
いろいろ詳細情報をいただきありがとうございました。 お陰さまでかなり理解できるようになりました。 一度コンサートに足を運んでみたくなりました。