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精子の染色体異常について

妊娠について勉強中なので教えてください。 「男性が薬を服用している場合、影響があった精子は受精できないか、もし受精して出生にいたったとしても形態的な奇形などの異常ではなく染色体レベルか遺伝子レベルの異常である。」と書いてあるのを見ました。 これは、男性が薬を飲んでいてその薬が影響したとしたら奇形を持った子ではなくダウン症などの染色体異常を持った子が産まれる という意味なのでしょうか? わかる方 教えてくださいm(_ _)m よろしくお願いします。

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noname#129050
noname#129050
回答No.2

こんにちは。 ↓のURLをご参照ください。 http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_02-06.html 男性の場合は精子に影響を及ぼす薬自体がほとんどなく、一部の特殊な薬を除いては考えられる影響も造精能力に関することがほとんどです。そのように影響を受けた精子は受精に関われないので、胎児に対しての問題はないことになります。 その「一部の特殊な薬」とは何なのかというと、コルヒチンやメトトレキサートのように「細胞分裂を抑制する働きのある薬」です。つまり、精子の減数分裂にエラーを発生させるリスクがあるわけで、染色体異常の精子が受精した場合に胎児も染色体異常になります。 ※ただし、コルヒチンに関しては「影響なし」という見解も出ています。 染色体異常=卵子の異常とは限りません。服薬の影響は別としても、精子由来のダウン症もありますよ。ただ、「受精」を考える時、卵子は1/1なのに対して精子は分母の数が数千万から1億ですので、卵子由来の染色体異常のように大きな問題にならないのです。 >これは、男性が薬を飲んでいてその薬が影響したとしたら奇形を持った子ではなくダウン症などの染色体異常を持った子が産まれる という意味なのでしょうか? 胎児の奇形は、妊娠3週から12週頃までの「器官形成期」に何らかのアクシデントがあって発生します。なので単純に考えれば、精子が原因でも卵子が原因でもありません。また、上にも書きましたが、形態的に異常な精子は受精に関われません。 例えばですが、口唇口蓋裂や多指症などの奇形がある赤ちゃんが生まれることは珍しくありませんが、そのほとんどは染色体正常児です。しかし、逆に染色体異常児のほとんどは奇形症候群(多発奇形)も持っています。これは上の単純な奇形発生とは別のメカニズムで生じたもので、染色体の数や構造の異常が正常な発生を妨げた結果です。 奇形があることと染色体異常は別の問題と理解してください。

noname#108175
質問者

お礼

精子に影響を及ぼす薬自体がほとんどないと聞いて安心しました。 とても勉強になりました! ありがとうございました(^_^)

その他の回答 (1)

  • tpg0
  • ベストアンサー率31% (3785/11963)
回答No.1

ダウン症のような染色体異常児は、卵子の異常です。 人間は、23対46本の染色体を持っていますが、卵子と精子の生殖細胞は1/2に分割します。 この時、23本の染色体が正常ですが、希に22本と24本に分割してしまう事があります。 精子は、異常に分割した場合は受精能力がありませんが、卵子の24本の場合は、正常な精子を受精してしまいます。 従って、染色体が1本多い染色体異常児が産まれてしまいます。 女性が高齢になる程、染色体異常児の確率が高くなるデータがあります。 染色体異常児と奇形児は別に考えるべきです。

noname#108175
質問者

お礼

異常に分割した精子は受精能力がなくなるんですね。とても勉強になりました! ありがとうございましたm(_ _)m