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就職時、会社に親族の連帯保証に関する書類を提出すること
2年ほど前の事ですが、疑問に思っていることがあります。 2年前、親戚の一人が大学を卒業し、とある会社(中規模)に就職が決まりました。 内定は前年に決まり、翌年の4月から働くことになっていたので、就職まではまだ10ヶ月くらいありました。 秋になり、しばらくして親戚の親(私の父と従兄弟同士)が家に「頼みがある」とやってきました。 みると、就職先に書類を提出するとの事でしたが、そこに「同意書」があり、 それに私の父の署名を頼めないかとのことでした。内容を見てみると、 「私は、○○(親戚の子)に対して責任を負い、○○が職務において故意・過失を問わず会社に損害を与えたときは ○○とともに責任を負うことを了承いたします。(責任とは金銭的負担も含みます)」 とのものでした。(内容は原文のとおりではありませんが、意味合いは一緒です) 署名欄には2名分の名前を書くことになっており、一名分は親戚の子の親が書いており、 もう一人の分は「本人の親・兄弟姉妹・祖父母を除く人の署名であること」という条件までついていました。 そのため、親戚は私たち一家に頼みに来たようでした。 両親は、かなり悩んでいました。「故意による損害」であれば、本人を信じることで解決しますが、 「過失による損害」も含まれると、責任なんてなかなか取れませんよね・・。 二晩考えさせてもらった結果、父は断りました。理由は父の子(私たち)が3人ともまだ結婚していないこと、 私は就職1年目で、弟と妹はまだ大学生だったため、ここで補償問題になると 子供の人生も狂わす結果になるかもしれないと思ったからです・・・。 結局、親戚皆で話し合いの場を持ち、子供が独り立ちした夫婦(親戚)が引き受けてくれました。 あれからしばらく経ちますが、もちろん親戚の子は問題を起こさずがんばって仕事をしています。 しかし、他の人の話や自分、弟たちの話を聞いても、そのような「同意書」を出した会社の例は実際聞いたことがありません。 実際、同意書を出している会社は他にもあるのでしょうか。 業種によってはそのような「連帯保証」に関する同意書を出させることは結構あるのでしょうか。
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就職に際しての、身元保証書のことですね。 基本的には親族が署名・捺印するケースが多いかと思われます。 最近は当書類の提出を求めるところが減ってきているという話を耳にすることはありますが、私の知る限りでは、まだまだ入社に際して、この種の書類の提出を要求する会社は、多いように感じております。 やはり、企業からしたら、身元がしっかり保証されていないような人物を雇用するのは、大きなリスクを負うことになりますからね。 また、より厳格な会社の場合には、身元保証人の印鑑証明も合わせて提出することが求められるケースも少なくないようです。 実際、私の会社ではそうでした。 ただ、身元保証人と借金などの保証人・連帯保証人とは、まったく性質が異なるものとなり、身元保証人の場合は、「身元保証ニ関スル法律」によって、その責任の範囲が限定されています。 http://www.jointsurety.net/enter.html http://www.jointsurety.net/personal.html また、身元保証人の場合、雇用される人物が、横領事件などを起こさない限り、身元保証人にその損害賠償義務が発生するようなことはないため、身元保証の場合は、借金の保証人や連帯保証人と同じ次元で考えることはないかと思われます。 雇用される人物が過去に何度か会社に損害を与えたり、横領などの事件を起こしたことがあるような人物であれば話は別でしょうけど・・・ そもそも、身元保証書は、就職に際して提出する書類の一つとして、極一般的な書類でもありますからね。
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- hormyhormy
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ありますよ。 私が現在勤めています会社。 以前はこの書類の存在はありませんでした。ですがある事件をきっかけに全員提出するハメに。 ある事件とは「社員の横領」でした。億単位。会社の経理もずさんだったのです。 提出してからも、また横領して辞めていった社員もおりました。 大きな会社なら、書類通りに記載された保証人に損害を賠償請求したりもするのでしょうがわが社はただの「脅し」ていどでしか無いみたいです。 悪い事をしたらお母さんに言いつけるぞ!みたいな… 本当に愚かで恥ずかしいですね。
お礼
どうもありがとうございました。社員の横領は困りますね・・戒めのために連帯保証の書類を出すことは必要なのかもしれません。 ただ、そうなると保証人に損害賠償請求が行く可能性も十分ありますし、 私なら怖くて、保証人欄には署名できないと思いました。脅し程度なら良いのですが。
- toteccorp
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最近は結構あると思います。 保証人の印鑑証明も提出しなければいけない会社もあると思います。 故意か過失か分からない場合が多いと思います。 保障を求めるのは、本人を戒めるためが第一理由では。
お礼
どうもありがとうございました。結構あるのですね。 保証人の印鑑証明も必要な場合があるのですか・・ちょっと驚きました。 確かに故意か過失かは分かりませんが、責任が重いと保証人欄に署名するのも躊躇いますね・・。
あります。 金融関係の銀行や、証券会社と言うような大金を日常扱う会社は、もっと手厳しい身元保証を求められます。 当たり前の事です。 極端なお話ですが、あなた自身。2~3日前に会った人に『ジャ、これ銀行に預けてきて・・』と、貴方の全財産に等しい金銭を委ねられますか? 金銭を日常的に扱う職種であれば、当然の処置です。 ご本人には申し訳の無い処遇ですが、最初から全面的な信用とか信頼関係は皆無であるとお考えになるのが一般的です。 反対に、就職したものの、身元保証書の提出を求められなかった事は、会社の中枢部に生涯関係の無い職種に採用されたと理解しても宜しいでしょう。
お礼
どうもありがとうございました。確かに銀行や証券会社は身元保証についての規定が厳しそうですね。 ただ、私は身元保証はあったとしても連帯保証があることに疑問をもっていました。 私が就職した所も結構堅い会社で、私自身も仕事で結構な金額を扱っています。 でも、身元保証は求められましたが連帯保証は求められなかったんですよね・・。 会社によって結構違うものでしょうか。
お礼
詳しいことを教えていただき、どうもありがとうございました。 身元保証書は私が就職したときも出しました。(叔父に署名を頼みました) 身元保証書を出すだけならいいのですが・・連帯保証となるとやはり別物ですよね。 横領とかであれば「起こさない」と信じればいいですが、「過失も含む」となると 責任が取れないと感じてしまいます。いろいろ教えていただきありがとうございました。