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ポリマーやワックスやコーティングの区別がよく分かりません

「車にはワックス!」という信念の元、割とまめにワックスを掛けていたのですが小傷も多くなって善し悪しだなと思っています。このたび新車を買うことになりましたので、ボディ維持のためにワックス以外の保護方法(?)も検討しています。ディーラーでは31500円でポリマー加工(1年間の上塗りもあり)というのをやっているみたいです(でも2年目に塗り直しで36000円必要とか?)。それから、ボディーコートというのも有って、こちらは4000円とお安いです。また、カー用品店には市販のコーティング材(イオンコートなどの商品名)が有りますよね(ディーラーのボディコートと市販のコーティング材を自分で塗るのは違うものでしょうか?)。それに、これまでお世話になった市販ワックスという手も有ります。さて、当方の駐車場は屋外の屋根なし。アパートなので水も使いにくい(主にバケツ)状態です。疑問は、上記の各種方法の違いや併用が分からないという点と、おすすめの「ボディ保護方法」です。やっと買えた新車なので大事にしたいです。なお、まだ納車までには時間があります。それから、洗車場の使用もこれからは考えても良いと思っています。

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noname#1001
noname#1001
回答No.1

最近ディーラーはこぞって新車時でのポリマーコーティングをすすめているようですね。 ほとんどがCPCペイントシーラントという商品で、テフロンという言葉の使用についてもきちんとデュポン社の許諾を受けており、もちろん粗悪なものではありません。 ボディーコートとポリマーコートは、実際には耐久性(長持ち度)で呼び方を使い分けているようです。ディーラーでやるボディーコートは自分で市販品を施工するのと大差ありません。商品によっては市販品の方が高品質な仕上がりを望めます。 屋根なしの屋外駐車であれば、撥水系(水玉ができるタイプ)のコーティングはお勧めできません。例外もあるかもしれませんが、フッ素の含有量が多いものは適さない、ということです。樹脂(レジン)成分が中心のものであれば水玉を作らない為、ウォータースポットやレンズ焼けの心配が少なくて済みます。 もともと、新車の場合は塗装の状態が良いのですから、特別な保護策をとらなくても1年くらいはひどいことにはなりません。ポリマー加工を施したからといって、1年後、そのメリットを実感する事は難しいでしょう。いわゆるボディーコートで十分だと思います。 自分でやろう、という場合の問題点は道具にあります。濃色ソリッド塗装などでは、使用するケミカル、ウエス(タオルなど)により磨き傷を付けてしまいがちです。コンパウンドの配合の有無、粗さの度合、などが適切であり、使用するウエスが浴用タオルなどではなく、ミクロセームなどの吸湿性に優れた柔らかく細かい繊維である事、などに注意が必要です。また、ポリッシャーで過熱ポリッシュ仕上げができれば、施工面はより滑らかに美しくなり、耐久性もアップします。 ディーラーで、ポリマーは新車時にしか施工できない、といった説明をもし受けたとしたら、それは正しくありません。また、ポリマーをかけたら全ての傷をシャットアウトできる、と考えるのも過大評価です。また、ディーラーにより事情も違うでしょうが、メカニックのサービスマンがポリマー加工を行う所も多いようです。彼等は確かに技術講習を受けているようですが、その技術レベルは専門店と比べるまでもありません。 新車時の施工を勧めるのは、下地処理(水あかや小キズなどを除去し、ポリマーで保護するに値する状態に仕上げる作業)に難がある為、という側面も否定できないと思います。 ポリマーで新車時の状態をパックして保護する、という考えは良いとは思います。ですが、ポリマーはディーラー以外でも施工出来ます。自ら選択肢を狭める事もないでしょう。ディーラーでのポリマー加工では、新車なのに磨きキズがついている、などといったクレームもあるようです。無用なトラブルを避ける為、ポリマーは外注、というところも少なくありません。黒のソリッドなどは特に細心の注意が必要なのです。 私なら、評判の良い専門店にお願いします。 また、自分でやった場合でも、美観などの仕上がり具合や耐久性でプロの仕事に及ばないのは仕方ありませんが、そのぶん施工の回数を増やしてやれば本来の目的である「塗装膜の保護」という効果は十分に得られます。 ポリマー加工後のメンテナンスは、洗車をマメに行う事。その際、アルカリの強いクリーナーを使用しない事(中性がベスト)。拭き取りウエスは良質のものを使う事。シャンプーでとれない水あかがついた場合には、塗装色に拘わらず、超微粒子以下の小さいコンパウンドしか使用しない事。といったところです。

allex2001
質問者

お礼

非常に詳しいレポートで、大変ありがとうございます。年間のディーラーの無料メンテナンス計画も考え合わせながら、安くて効果的と思われる方法を考えたく思います。本当にありがとうございました。

allex2001
質問者

補足

カー用品店のコーティング材には「ポリマー」をうたうものも有ります。値段は2000円台です。ディーラーのポリマー加工とはやはり別物と考えるべきなのでしょうか?

その他の回答 (2)

noname#1001
noname#1001
回答No.3

お礼、補足をありがとうございます。 ポリマーというのは「高分子重合体」といった意味合いで、言葉の意味としては安価なものでもポリマーと呼んで差し支えない成分のものがたくさんあります。 さらにいえば、カーショップに並んでいる一般小売り用の商品でも高耐久をうたっているものがあり、品質的には業務用、プロ用と変わらないものも多くあります。 プロの仕事は、その作業方法、ノウハウにこそ価値があり、材料については極端に差があるものではありません。それなりの道具を揃え、作業方法を調べて丁寧に行えば、個人でも十分にプロ並みの施工は可能です。新車時であれば仕上がりの差もかなり小さいですよ。 御質問の2000円で売ってるポリマー剤ですが、水玉効果を強調してあるようでしたらディーラーのものとはタイプが異なると思います。 ディーラーのものは潮が引くように水が切れていくタイプが多く、レジン(樹脂)が主成分でなめらかな触感が特徴です。水玉効果が長もちするタイプはフッ素の含有量が多く、手触りなどはあまり優れません。ハイドロテクトなどの酸化チタン系は太陽光(紫外線)に反応して水の皮膜を作るもので、汚れが落としやすい特徴があります。 どれもそれぞれに支持する意見があり、好みがあるようです。特徴をよく理解して、自分が満足できるものを見つけて下さい。それぞれのいいとこどりの中間的な商品も最近は人気があるようですが、評価は時間的経過をみてみないとわからないですね。 ただし、どれも万能ではありません。程度の差はあれ、小キズもつきますし、水あかもつきます。鉄粉(ブレーキダストや線路、工事現場などで大気中に舞ってます)の付着、固着は完全には防止できません。また、接触キズなどを作って部分塗装をしなければならなくなることもありますので、あまりにも強靱なコーティングは外装修理の妨げになる場合もありま す。ディーラーの「5年保証」というのも、5年間の耐久性がある、というよりも、5年間のメンテナンスを面倒みます、という意味合いで捉えるべきでしょう。 最後に、洗車に使用するクロスだけは上質の物を入手される事を強くお勧めしておきます。

allex2001
質問者

お礼

さらにつっこんだ解説、本当にありがとうございました。特に、質問に関する説明だけでなく、メンテナンスそのものに関する説明も参考になりました。納車まであと少しとなりましたが、読み返しながら日々の管理に役立てさせていただきます。

noname#8914
noname#8914
回答No.2

コーティングといえば、わたしはTOTOのハイドロテクト・コーティングをしています(ボディの方)。 濡れたようなツヤのピカピカボディを期待する方にはお勧めできませんが、とりあえず「まだ洗車しなくていいかな」と思わせる状態が、1か月以上は続くのでわたしは継続しています。雨や雪の中に乗り出したら終わりですが、それでも雨が降れば多少きれいになります。ちなみにクルマを置いている場所は、都内幹線道路沿いの屋外駐車場です。 個人的な思いでは、屋外駐車場で完璧な仕上がりを期待していたらどんな加工をしても、毎週洗車でいずれクルマは傷だらけになるんじゃないでしょうか。 洗車が趣味の方でしたら聞き流してください。失礼しました。

allex2001
質問者

お礼

経験に基づく貴重なアドバイス、ありがとうございました。

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