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MMCカードの存在意義(対スマートメディア)
固体メモリーで,コンパクトフラッシュとスマートメディアに加え,SONYのメモリースティックとか,MMCカードとか,何か規格が乱立していますね.その中で,MMCカードだけ,存在理由が分かりません.なんでスマートメディアじゃダメなの?MMCカードにしたら,スマートメディアに比べて何かいいことあるんでしょうか.価格や容量はそんなに変わらないみたいだし… できることなら,先に出てきたスマートメディア1本に統一して貰いたいと,常日頃から思っている,スマートメディア1ユーザでした.
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- gum
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DVDの場合もそうなんですが、 特許の問題が大きいんではないんでしょうか? CDが作られて、CDの特許を持つフィリップス(ヨーロッパの電機メーカー)は、 莫大な利益を得ました。 更には、DVDもフィリップスなどは、 「CDを拡張した製品なのでDVDにも我々の特許は有効だ」と主張したり。 結局は、自分達の特許を取得した規格によって、 その製品のスタンダードが決まれば、 莫大な特許使用料が舞い込む事を見込んでるんでしょう。 確かに、知的発明は法によって守られるのは当然ですが、 なんとなく今のアメリカ式の考え方はキライです。 ヘッジファンド(経済商品の利ざやを儲ける)や、 バカバカしい特許・著作権争い。 挙句の果てには、人間のDNAまで特許申請する始末。 余りにも、本来の形から離れすぎてると思います。 楽をして儲ける。 この究極が特許・著作権の現状じゃないでしょうか? それによって、ユーザーが負担を強いられるのは、 あまりにも不条理に感じます。 色んな分野での規格の乱立は、 自分達の金儲けを優先するメーカーの特許バトルだと思います。 (他のメーカーに特許料を払わなくていいように、 独自の規格などを作ってコスト削減しているメーカーもありますが) しかし、これは厭くまでワタクシの意見でございます。
- kamuy
- ベストアンサー率32% (51/156)
取り敢えず、サイズ的には小さくなりますね。 まあ、この手の話は「ベータとVHS」等と同じで、 企業の利害が衝突していると言うことですね。 あと、「先に出てきた」からイイというのは、特に工業製品にとっては、 絶対に受け容れられない意見です。 一般的に、あとから出す方が、性能的にも向上するでしょうし、 使い勝手もこなれるでしょうし、価格も下がるでしょうし。 どっちにしろ、供給側の都合で話が進むわけで、ユーザに出来ることは、 買っちゃったものは、末永く使い続けるということくらいですか。 あるいは、状勢が決するまで見送るか。
補足
>あと、「先に出てきた」からイイというのは、特に工業製品にとっては、絶対に受け容れられない意見です。 →というのは,私は個人的には余り好きな考えではありません.思うに,ある程度進んだ規格が世の中に出てきたら,それに合わせる努力が,最近の世の中は欠けてるんじゃないでしょうか? あとから出てくる以上,ある程度以上の技術水準向上は果たしておいて欲しいもの.そういう視点から見て,「MMC」って「スマート」よりそんなに技術的に上なのかどうか,やはり非常に疑問視しています. カセットテープがどうやって広まったか,各メーカはもう1度,よく思い出してほしいものです. MMCカードって,ほんの少し(スマートメディアに比べて)小さくなる程度の利点しかないのなら,やっぱりこんな規格を出してきたメーカは非難されてしかるべきでしょう. 蛇足ながら,ベータとVHSも,ベータに合わせるべきでした.その意味で,松下がVHDやDCCに失敗した(あとから出てきたくせに,先行規格を技術的にそう上回る物ではなかった)のは,非常にいい教訓だったと思います.
補足
回答ありがとうございました.おっしゃることは非常によく分かります.フィリップスも,カセットテープの時はちゃんと無償で特許公開したのに,時代が変われば変わるモンですね.やっぱし,自分の方式を広めるために,「無償公開する」するって考えが欠けてるんだと思います.(ということは今回の場合,東芝に期待?)