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CDよりレコードの方が音が良く聞こえます

最近、オークションでレコードを落札して(安いもので)聞いているのですが聞いていてCDよりレコードの方が密度が濃いというか、情報量が多いような気がするのですが思い込みでしょうか、それとも理論的にそうなんでしょうか教えてください。

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  • jummjumm
  • ベストアンサー率67% (36/53)
回答No.4

こんばんは。 まず、“良い音”という概念には客観性がなく、突き詰めれば個人の好みであるということをご承知下さい。 どんな音であれ、それが好きな人にはそれが良い音になりますし、逆もしかりなのです。 ということを踏まえた上で、いくつか補足と言いますか、お話をさせて下さい。 他の方の回答にもありますが、人間の耳が聴き取れる音の範囲は、“最大で”20Hz~20,000Hzとされています。 一般的にはこれの8~9割程度しか聴き取ることはできませんし、加齢とともに可聴域は狭まってきます。 CDはそんな人間の耳の能力に一応の余裕を考え、22,050Hzまでの音を記録できる仕様になっているわけです。 にも関わらず、主に高級オーディオの世界で、ン万Hzまで再生が可能なスピーカやら何やらが開発されているのは、 人間の可聴限界である20,000Hz以上の音波が、人間の耳ではなく脳や体に直接作用して何らかの効果をもたらすと 一部で信じられているからなのですが、それはオバケや超能力と一緒で、実際に効果を実感する人はいるが、 科学的には証明も解明もされていない、言うなればオカルトの世界の話なのです。 アナログレコード(以下LP)はCDと違い、確かに理論上は記録できる周波数に限界がないはずですが、 以上の話を踏まえると、だからと言ってそれが“良い音”であるとは言えないということがお分かり頂けるかと思います。 それで本題ですが、お聴きになったLPはどのくらいの年代のものでしょうか? 音質の差というのは、実にたくさんの要素が複雑に絡んで生じるものですので、 一概にこれが原因ですとは申し上げづらいのですが、いくつか私なりに考えてみましたのでご参考下さい。 ・LP独特の音質だから 参考URLもご覧頂けると多少はイメージが湧くかと思いますが、LPとCDはレコーディングそのものよりも、 盤のプレスと再生の過程でかなり違った行程を経るものですので、どちらが良い悪いということとは別に、 “LPだからこその音”というのがある程度は存在しており、 それが質問者さんの耳に“密度の濃い音”として聴こえるのかもいしれません。 ・LPが劣化しているから LP盤そのものの物理的な劣化によって、はっきり判別できない程度の微小なノイズが多く含まれてしまい、 それが結果として“密度の濃い音”に聴こえるのかもしれません。 ・録音された年代が古いから その音盤がLPであるかどうかに関係なく、古い時代特有のレコーディング環境が原因かもしれません。 ある程度古い年代のレコーディングというのは、機材や技術が今ほど発達していませんので、 楽器の音をクリアに録るというのが難しく、ノイズを多く含んでいたり、音像が膨張して聞こえたりします。 あるいは、近年の音源というのは、(ジャンルにもよりますが)一昔前に比べると、 「生の音をそのままCDにする」傾向が強く、ひとつひとつのパートの音像がシャープで、 音圧的なものをそれほど重視せず、スッキリ聴こえるようにしているものが多く見受けられます。 対して、年代を遡ると、録音された楽器の音に、エコーやコンプレッサーなどの色々なエフェクト処理を 熱心に施して音源を“ごちゃごちゃ”仕上げる傾向のものもありますので、そういった違いもあるかもしれません。 大変長くなってしまい恐縮ですが、もしも音響の世界に興味をお持ちでしたら、 いろいろとご自分でもお調べになると面白いかと思います。 私も、LPの音はレトロを感じることができてとても好きです。 ぜひ、手に入れた音楽の数々を大切になさって下さい。 長々と失礼致しました。 ご参考になれば幸いです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89#.E8.A8.98.E9.8C.B2.E7.89.B9.E6.80.A7

その他の回答 (4)

  • isoiso0423
  • ベストアンサー率64% (1125/1741)
回答No.5

他の回答者の方たちと同じような回答になりますが、やはりアナログ盤の方が音がよいと思います。 CD,LP,EPもいまだに聴きますが、まったく同じアーチストの同じ曲を聞き比べると、情報量が多い45回転のEPがもっとも音がいいです。 CDの場合20-20000とい周波数の制限もありますが、すべてデジタルで処理されるために、飛躍した表現を使うと、CDは1の次は2といった具合にその間が無くなっているそうです。 これがアナログだと1と2の間には1.1や1.2、さらには1.111とか、デジタルで拾えない、それこそ無数の要素を持っているのだそうで、その分、表情が豊かになるようです。 現在でも音質にこだわったアーチストは録音自体をアナログで行うという方もいます。 CDの表面やジャケットの裏面などに「ADD」とか「DDD」とか表記されているのを見たことがあるかと思いますが、最初のAはアナログ録音を示しています。次のDはミックスダウンの処理で、これが古いCDだとアナログで処理していることも多く「AAD」となっているはずです。最後のDはこのCDの元の音、マスターテープを指します。 で、同内容のCDでも発売年によっては「AAD」だったり「ADD」だったりで、聞き比べると、「AAD」の方が音が柔らかい感じがすることも多いです。 いま話題の新素材を使ったHQCD(会社毎に呼び名が違いますけど)でも、ソニーは看板アーチストでもあるグレン・グールドのCDのマスターにあえてアナログマスターを使っていました。 デジタル期の始まった頃の録音盤で、あえて新方式のデジタル録音にこだわったことでも話題だったのですが、比較したらアナログ音源の方が良かったんだと思います。 ただレコード会社が保管しているアナログのテープはどれも磁気なので、転写といって磁気同士がくっついて音が混じり合ったりします。 昨今話題のビートルズは、リマスター盤を発売するためではなく、かなり早い時期にアナログの全録音をデジタルに移し替える作業をしたそうで、それが今回のリマスター盤に活かされているそうです。 アナログ盤はいちぶを除きかなり安値になっているので、ありがたいですよね。ただレコード針や、クリーニング系のグッズ等の扱い店が限られているのが残念ですけど。 参考になりそうなHPです。 http://rock.princess.cc/PAST_DAY/past_log3.html 最新式のデジタル録音でもじつはオープンリールの様なテープを使っています。1本6万円くらいだったかな?? いい画像が見つからなかったんですけど、下記のページの写真がsony pcm-3348というレコーダーです。アナログのオープンリールみたいですけど…… http://www.hiverly-hills.com/recording/equipments/sony3348.htm

oh_sea_tea
質問者

お礼

jummjummさん、isoiso0423さん、素人の私に、専門家さんが投稿してくださって恐縮です。確かに好みってのはあるかもしてません。CDの方が良く言うと平明、悪く言うと薄っぺらといえるかもしれません。又、LPよりEPの方が情報量が多いというのは初耳ですが今度意識して聞いてみます。でも、子供の頃にポータブルプレーヤーで聞いたEPやソノシートが一番多い情報をもたらしていたのかもしれませんね。先に回答を下さった皆様、それぞれのブースで御礼を申し上げたかったのですが、この場を借りて、あらためて御礼申し上げます。

  • yotani0425
  • ベストアンサー率30% (1185/3898)
回答No.3

理論上の話はよく判らないのですが・・・。 以前、アナログでレコードに録音されたものと、それをあとでCD化したものを同時に聞き比べてみたことがあるのですが、レコードのほうが音が豊かというか、質問者さんのおっしゃるように「濃い」感じがしました。 ただし、最初からCDで発売されたものとそれをレコード化したものも聞き比べてみたのですが、そのときはあまり差が感じられなかったような気がしました。 やはり「デジタル」で録音されたものと「アナログ」で録音されたものでは音の密度が違うような気がします。 古い録音時期の音楽はレコードで持っていたほうがいいと思いますよ。 最近はプレーヤーや針が高額過ぎるのと種類が無いのが難点ですが・・・。

oh_sea_tea
質問者

お礼

namekkoさん、10423163さん、そしてyotani0425さん、回答ありがとうございます。わたしだけの感覚でないことがわかって嬉しいです。特に高音側天井カットの話は興味深いものです。CDで聞くとウーハーは良く鳴らしていても何か薄っぺらい気がしていました。(←これも思い込みかもしれませんが・・・)今、中古レコード(中古しかないんですが)が非常に安く出回っていますし、ある程度歳くっていますので、なんか秘密で松茸の密生地を見つけた感じです。

  • 10423163
  • ベストアンサー率45% (219/477)
回答No.2

あくまでもスペック的に言いますと、CDは高音側20KHzまでの仕様となっています。 レコードは、元の音源を録音する装置の能力と、その音源をレコード化する際の装置の能力で決まって(決められているのではなく装置の限界以上は録音できない、レコード化できない為)います。 なので、レコードは録音/再生装置能力が優秀であれば、CDよりも広い音域を再生できるといえます。 ただし、人間の耳は20KHz以上を聴く能力が無いとされているので、CDの規格は上限20KHzと決められたそうです。 しかし、人間は聴こえていない音域を体で感じるらしく、レコードの方が良いと言われているらしいです。 なので、CDもSACDと言う新しい規格で、100KHzまで仕様を広げたものが作られました。 あんまり普及していませんが・・・。

  • namekko
  • ベストアンサー率26% (57/214)
回答No.1

アナログは心に染みやすいからじゃないですかね。 私も、レコードは未だにもってます。 www

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