入校するつもりはさらさらなくて、人文・社会科学専攻で力試しをして、奇跡的に一次合格(二次の身体検査は棄権)を経験した者です。
受験する価値はあると思います。2日間分の価値があるかは微妙ですが…。
無断欠席はかまわないと思います。同級生もしていました。入口で氏名の照合があり、チェックされないだけです。
利点は
(1) 本番そのものの雰囲気が体験できる
やはり模擬試験とは異なります。15~10分前には着席して、試験開始をじっと待たねばなりません。冬の試験も同様です。この長い時間に慣れていないと、その間に緊張が過度に高まってしまいます。
試験会場は駐屯地の厚生施設(私の場合、その中の体育館)だと思います。冬の試験よりも非日常的な空間かもしれません。
(2) 大学入試センター試験の練習になる
問題形式は異なりますが、複数の先生がこれを認めていました。
(3) 良問
特に国語(人文・社会科学)、数学でこの話を聞いています。
欠点は
(1) 寒い
中部地区ですが、暖房は入っていませんでした。1日目の終わり、自衛官の方に「今日寒いと思われた方は、明日カイロを持ってきましょう。自分の体調は自分で管理しましょう」と帰り際に言われました。
(2) 試験態度が悪いとチェックされる
同級生が経験。当たり前だと思いますが、ここの部分はやはり他の大学よりも厳しいです。同級生は、足を組んでいたらチェックされたそうです。希望者は試験途中でやめて帰宅することもできますが、それはしない方がよいです。
(3) 数学マークセンス式(理工学)が面倒
選択肢の中に、「該当する数値なし」といったものが含まれているそうです。同級生談。
理工学は比較的受かりやすいといわれています。合格発表で、番号を見てみると、けっこう合格していました。大失敗をして泣いた同級生でも受かったそうです。人文・社会科学は難しく、私の試験場では72名中8名くらいしか受かりませんでした。私の場合奇跡でしたが。
特に利点(1)を考慮の上、考えてみて下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 分かりやすく利点と欠点のまとめまでして頂けるとは、感謝します。 人文・社会科学専攻で一次通過とは、すごいですね。 私の場合、理工学なのですが、過去問見た限りだと非常に厳しいです。 九州地方なので、今の時期だと丁度良い気温で受験自体は問題なさそうです。 やはり利点(1)ですか。 他の回答者も仰ってましたし、とても良い経験になりそうですね。 もう一度よく検討してみたいと思います。