コートについて

質問

チェスターフィールドコートの胸ポケットには何も入れないのが正しいのでしょうか？ポケットチーフや革の手袋を入れるのは着こなしのルールとして間違っているのでしょうか？また、ウール、綿ギャバの素材に係わらず、コート着用時にはマフラーをすべきなのでしょうか？

回答No.1

Aoki Ken（@kenaoki） · ベストアンサー

どのようなチェスターフィールドコートをお持ちなのでしょう？

＊　カラー（襟）の部分はヴェルベットですか？　また、
＊　フロントはフライで、ボタンが見えないようになっていますか？

　確かに胸ポケットに何も入れないのはシンプルで悪くはないですが、
着用するシチュエーション、（例えばフォーマル）によっては
ポケットスクエア(ポケットチーフ）を入れても全く構いません。
また普段にスーツの上に着用されるのでしたら、手袋を入れられても
一向に構いません。勿論、気候、温度等の要因によってマフラーを
使用されないのも一向に構いません。
　私の場合、チェスターフィールドまたは簡略化したデザインのもの
を含めるとシングル、ダブル前合わせて8着ありますが、例えば
ブラウンの細かいへリンボーンツイード素材のコートにダークブラウン
のヴェルヴェットの襟のものにはチェンジポケットを付けてあり、
ダークブラウンのボルサリーノのフェドーラを合わせ、靴もやはり
ダーク・ブラウン・スエードのハーフブローグを合わせます。この場合
スーツはフランネル系素材とし、これにダークグリーンやバーガンディ
のシルクペイズリー柄のスカーフを合わせる際は洒落でポケットに
ブラウン・ペッカリースエードの手袋を無造作にポケットスクエアの
代わりに突っ込んだりします。またカシミア・タータン柄のマフラー
を合わせる際は、胸ポケットにはやはりシルク・ペイズリー柄の
ポケットスクエアをマフラーと色調にコントラストを持たせつつ、
合わせることもあります。
　ウールのコートにウールのマフラー、カシミアのコートにカシミヤの
マフラー等、同素材同士の合わせはあまり素材対照の妙味や変化がなく
面白みに欠けるどころか、素材が良くないとコーディネートそのもの
が貧乏臭くなってしまうことさえあります。
　よって、ウール・綿どちらでもギャバディン素材のコートには
カシミア素材のマフラーを合わせる方が素材のコンストラストが
より表現出来て、私としてはベターだと思います。カシミアコートに
シルクを合わせるのを好むのも同じ理由です。日本で売っているのか
どうかはわかりませんが、片面がカシミア無地、反対がシルクの
プリント柄になっているリーヴァーシブルのものはその意味で大変便利
で冬場には重宝しています。当地では冬場にクロークにコートを
預けることも結構多いのですが、もしコートを作られるのであれば、
上前の内側に、縦方向に深ポケットを作り、スカーフや手袋を入れられ
るようにしておくと便利です。

お礼

返答ありがとうございます。
私の所有するウールのコートは二着で、ネイビーのチェスターフィールドコートはフライフロントでベルベットなし、フォーンのカバートコートはフライフロントでベルベット（茶色）ありでした。
様々な着こなしのご教授、ありがとうございました。