私も以前リジットショベルのチョッパーに乗っていました。ロングツーリングとなると荷物はやはりシッシーバーにくくりつけていましたが、ソロシートだったのでリアのサイクルフェンダーにも工夫していて、サイドの折り返しの部分に折りたたみの出来るフックを取り付けていました。これで荷物はバッチリ固定できていましたよ。
そしてシュラフなどはお決まりのヘッドライト上です。これがカッコいいのです。
ハーレーのチョッパー乗りはカッコが命ですので、多少視界が悪かろうと、操縦性が悪かろうとそんなことはどうでも良いのです。とにかくカッコ、一も二もなくカッコです(笑)。いやホント。ジョッキーシフトしかり、スーサイドクラッチしかりです。素直にロッカークラッチにしとけば良いものを、チョッパーには似合わないというだけで、スーサイド(自殺)クラッチにしてしまうのです。こんなものマトモな論理では通用しません。
よってヘルメットも同じです。スポーツスター系や、ドラッグ系、またはハイテク系のカスタムであればシンプソンあたりのフルフェイスもアリかと思いますが、ロングフォークのカスタムではありえませんね。天と地がひっくり返っても「アライ」・「ショーエイ」、ましてや「OGK」などのフルフェイスはありえないのです(笑)。ジェットなら上のメーカーもアリと思いますけど。
ちなみにシンプソン・・・完全に欧米人向けの内装になっていまして、カッコだけはイチビってるくせに典型的な日本人頭の私には、全く合わなかったと言うチョー悲しい思い出があります。
また、こういったハーレーのカスタムはフロントフェンダーを付けないのが一般的なので、出先で雨などに降られると悲惨です。フロントタイヤが巻き上げた泥水が顔を直撃します。しかし、直撃されようが何だろうが「俺はヘッチャラだぜぇー」と見栄を張って、カッコつけるのが、チョッパー乗りなのです。