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昔の飛行機は全席エコノミーだった?
25年ぐらい前です。 子供のとき、よく「伊丹~鹿児島間」の飛行機に乗っていました。 当時の飛行機は、全席エコノミーだったのでしょうか。 気になっています。 教えてください。
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航空機の座席は、1970年代中頃までの多くの国際線旅客機には、上級クラスであるファーストクラスと、下級クラスであるエコノミークラスの2種類のクラスしかありませんでした。 しかし、1970年代前半のボーイング747型機などの大型機の導入に伴う海外旅行の大衆化によって、エコノミークラスに『団体割引運賃』などの各種割引運賃が導入されたことにより、当時アメリカを代表する航空会社であったパンアメリカン航空が、通常料金でエコノミークラスに搭乗する顧客(主に出張で利用する社用客)への専用サービスとして、専用コンパートメントの設置や座席サイズの拡大、機内食の充実を行った『クリッパークラス』(Clipper Class)と呼ばれる中間クラスを導入したのがビジネスクラスの始まりですから、国内線は、大型機以外はエコニミー専用だったでしょう。という事で、貴方が搭乗された飛行機はエコノミーだけだったと思います。
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- travelKENKEN
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戦後の国内線は、1985年にANAがジャンボにスーパーシートを導入するまでは、全席普通席でした。実は、1970年代半ばに、ANAがL1011を、JALがB747を国内線に導入した時にファーストクラスを国内線にも導入しようして、一部の座席を豪華使用にしたのですが、運輸省(当時)の認可が得られず、乗り得な座席となっていました。しばらくしたら、座席は普通席と同じものに交換されたのですが、1985年にファーストクラスではなく、普通運賃に全国一律のスーパーシート料金という形で認可が得られ、上述のANAジャンボを皮切りに、JAL、JASも含めてジャンボ、L1011、DC10、A300のワイドボディ機に導入、しだいに中型機にも広がっていきました。 したがって、25年前の1984年なら普通席のみだった可能性は高いですね。これが23年前の86年なら、便によってはスーパーシートがあったと思います。私がスーパーシートに初めて乗ったのは、1988年の小松→羽田のJALのジャンボ。出張帰りにスーパーシートしか空いておらず、上司である課長に「1泊して明日の朝一で帰るかスーパーシートで帰るかなので、スーパーシートで帰りたい」と決済をあいだら、常務取締役本部長が電話に出てきて、常務決済で認めるといわれました。中小企業とはいえ、当時のスーパーシートはそれぐらいの重みがあり、実際、普通席は超満員でもスーパーシートはガラガラでした(笑)
お礼
よく乗っていたのが1988年まででした。スーパーシートの可能性が・・・?!と思ったのですが、やっぱりエコノミーのような気がします。 それにしても、とても詳しくていらっしゃるんですね。スーパーシートには今でも乗ったことがないので、私もいつかは乗ってみたいです。 ありがとうございました。
- ultraCS
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25年前田と、航空機が贅沢という時代ではないですね。 国内線で上級クラスがあったのは、747等のワイドボディ機で、機首部分が充当されていました。トライスターやDC-10にあったかは失念しましたが、それ以外の機種はモノクラスでエコノミーだけでした。 海外に行くと、結構小さい飛行機(737-100やDC-9など)にも前の方にファーストクラスがあったので、国によって結構違うんだなあと感じたものです。
お礼
ありがとうございました。
お礼
今や飛行機の1番前はビジネスですが、当時は前方に座ることが多く、芸能人の隣に座ったこともあったのを覚えています。 最近、そういうことを思い出して「うちは生活に余裕があったのかな」と思ったのですが。そうですか・・・やっぱりエコノミーでしたか。 詳しく教えてくださって、ありがとうございました。