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BS番組のDVD-Rダビングについて
NHK-BSデジタルでは、同一の番組がHD画質とSD画質でくり返し放送されることがあります。これをHDDに無圧縮で録画したのちDVD-Rにダビングする場合、どうせ半分~5分の1程度のサイズに圧縮されてしまうのだから、HD画質の録画からダビングしようとSD画質の録画からダビングしようと、DVD-Rの画質は変わるまいと考えていました。 ところが、ためしに実験してみたところ、HD画質の録画からダビングしたDVD-Rの方が、SD画質由来のものよりも輪郭の精細度、色のにじみの少なさ、彩度の濃さなどで心持ち優れているように見えます。 理屈に合わない気がするのですが、ソースのクォリティの差がDVD-Rのような情報量の少ないメディアにも反映されるのでしょうか。 なお、使用デッキはソニー BDZ-X90です。
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- tama80ji
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はじめまして。 現行のSONYのHDD・DVDレコーダーはHDDに全て、DR(MPEG2TS)、もしくは選択したH264/AVCハイプロファイル各モードで記録されます。 BDにダビング(もしくは移動)の場合はそのまま可能ですが、DVDにダビング(移動)の場合はDVDの規格MPEG2PSに変換する作業が必要となります(MPEG2PSはSD解像度の規格、MPEG2TSはHD解像度の規格だと思ってください)。なのでDVD化の場合は高速ダビングができない仕様となっています。 つまり放送番組をダイレクトでDVDにダビング(移動)可能な記録モードがないのです。 動画変換作業が介在する限り、元のデータはなるべく高画質である必要があります。 ところが、放送がSDだからと言ってSD解像度に対応したH264/AVCの録画モードER(2Mbps)は、MPEG2PSのVBR4~5Mbps程度の画質に相当しますので、元々の画質が良くありません(それでもDVDのSP相当の画質ではありますが)。ここからMPEG2PSに変換してDVDに書き込むので更に画質は劣化します。 なのでHDからの変換の方が優れた画質となります。 パナソニックやシャープなど他のメーカーではDVD用に通常のMPEG2PSでの記録方式、XPやSPなどで直接HDDに記録できるので、DVD化の際に動画変換作業が介在することはないのですが、ソニーの場合はDVD化の場合は必ず動画変換作業を伴うので、高画質を維持したければなるべく元データも高画質で収録するしかありません。
お礼
要するに、ダビング先がDVD-Rであっても元データのクォリティ差が結果に反映される、ということですね。 なお、最初の質問にも記しましたが、HDD録画に際してはSD画質の放送もDRモードで録画しています。 ご回答ありがとうございました。