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どうして性格改善に催眠を使わないのでしょうか?
自分はうつとか睡眠障害とか摂食障害とかに催眠療法を使えばいいのではないかと感じているのですが、あまり世間的に認知がされていないみたいですし、こちらのカテゴリでもこのような課題って出てきていないように見えます。 これってなぜなのでしょう?どうして?と思うのです。 自分自身も過去、うつに苦しみ、今も睡眠障害に苦しんで過度の睡眠に陥ったりしてコントロールできずに仕事にも就けなくて苦しんでいるのですが、潜在意識に訴えかける催眠はヘタな薬に頼るよりもいいと思うのですけど、…どこがいけないのでしょうか? 催眠術者に利用されるのではないか?という感覚があるのでしょうか? それともなにか別のもの、料金的に高すぎる…があるのでしょうか? または術者によってかかりやすかったり、かかりにくかったりがあると言うところなのでしょうか? 確かに重度の精神疾患などには適用不可能であるにしろ、基本的にストレスからくる精神的病いは薬でその症状がいったん落ち着くとしても、例えばうつとかは再び復職しても社会的環境が劇的にストレスレスな状況に変わることが無い限りまず再発する可能性は高いと思うのです(実際、私がそうでした)。 私自身はそれを強く感じ、結局内面的な性格を変えるしかない、要はストレスに強い性格に半ば強制的に変えるしかないんじゃないか、と思うのです。 これは残念ながらカウンセリングだけでは不十分で、薬は常習性があり、最近の物に関しては暴力的になるような物もある位、結構危険な感じを孕んでいます。 その点、催眠は自分自身の精神的な弱い面を強制し、強い自分を作り出していけばよく、副作用もありませんし、全然いいと思うのです。 この意見について、茶化し以外の意見を様々な人から聞きたいです。 よろしくお願いいたします。
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- tanpopo91
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はじめまして、こんにちは。 私は、うつ病で闘病中11年目になります。 催眠療法は、アメリカの小説やドキュメンタリーなどで散見しますが、 他の回答者さんの仰るように、 ・日本に専門家が少ない。 ・悪いイメージがある。 が、大きいと思います。 私の意見では、うつ病は、脳内の感情伝達物質とレセプターの機能不全ですから、考え方が変わっても、それが脳内の異常の改善に作用しなければ、症状は変わらないと、思います。 実は、発症する前のことですが、催眠療法のようなもの(?)を受けたことがあります。 高校生の時、私は乗り物酔いがひどく、バス遠足で1番前の席に座っていましたら、担任の先生が「乗り物酔いがひどいなら、先生が催眠術で治してやる」と仰ったのです。この先生は、ある神社の神官でもありまして、正直「先生、どんだけアヤシーんですか?」と思いましたね。「まあ、先生が仰ることを否定して、先生の顔をツブすこともなかろー、まあ暇だし、いーか」 な、つもりでお願いいたしました。 最初は、私は、先生の顔を立てるつもりで「かかったフリ」をしました。その後、だんだん催眠術がかかったのかは、わかりません。 結論として、その催眠術が効いたかは、わかりません。何しろ、バスの中、クラスメイトの衆人環視の中、十数分くらいのことですから。 しかし、その頃から、私は「乗り物酔いは、自分には絶対避けられないもの」と思っていたのが「乗り物酔いは、気持ちと努力次第で軽減できるものらしいぞ」と認識が変わりました。その後、乗り物酔いは、どうにも苦手な乗り物以外はほぼ克服したと言っていいと思います。 乗り物酔いの克服が、先生の催眠術が効いたのか、たまたま私が身体と精神の成長期だったためなのか、わからないのですよ。 この1回の催眠術体験では、私は催眠療法が有効かは口に出来ません。
- sironokabe
- ベストアンサー率67% (19/28)
まず第一に、催眠療法を行える人が少ないことが挙げられます。 もちろん、「きちんとした」催眠療法のことです。 第二に、ほかの方が既に述べられているとおりイメージの問題です。 催眠療法を受けよう、と思う人自体が少ないことが挙げられます。 以上二点から鑑みるに、そもそも受けようとする人が少なく、且つ受けようと思っても人が少ない、そのため医師なども勧められないという現象が起きていると推察できます。 また、催眠療法にも副作用はあります。 さらに、現在の催眠療法では逆効果になる疾患なども存在します。 上記の二点はともかくとして、催眠療法を行える人が少ないのです。 少ないと、受けようと思う人が集中します。 そうすると、値段が高くなります。 さらに、人により合う合わないがあるので、催眠療法を受けられる場所は限られてしまいます。 例えばですが、関東圏に住んでいて沖縄までいかないと催眠療法が受けられない、そんな状態にあるとします。 その時、他の方法を試しても駄目だったなら行くかもしれません。 でも、まだ初期で近くに他の方法が受けられるなら、そちらに行ってみようと思うことが多いと思います。 個人的には、催眠療法を行う側と受ける側、双方が半々くらいの割合で原因となっていると思います。 如何せん、催眠療法を行える人が少ないです。 それを助長するかのように、いわゆる催眠術のイメージがあるせいで受けようと思う人が少ないです。 こうしたことが、原因となっているのではないでしょうか。
補足
御回答ありがとうございます。 確かに仰るとおりでございます。 でも、表沙汰にはあまりなっていませんが、催眠術師を養成する学校は専門学校レベルでは結構あると思うし、個人でも隠れてではありますが、一応存在しているんですよね。 そこが表立ってできないのが、恐らく回答者様が書かれた理由によるところなのでしょうね…。
- snakesoul
- ベストアンサー率35% (36/101)
催眠術にそれほど詳しくはないのですが、考えられることを書いてみます。 (1)リスクが高い 心は認知や記憶などが複雑に結合して出来ているのではないかと思います。その心を外部から修正する催眠術は心の外科手術みたいなものでしょうか。しかし、心は内臓の器官と違って実態を見ることが出来ません。そのため必要な部位を切り取ってしまったり、ということも多分に考えられます。単純な心の問題であれば、修正する部位はかなり特定できると思いますが、単純であれば催眠術を受けなくても個人の力で解決できることがほとんどではないでしょうか。 (2)効果が期待できない 催眠術でも本人が本当に嫌なことは行動修正できないようです。つまり催眠術はその程度の深さでしか効力がないということだと思います。催眠暗示もある程度の時間で切れてしまうようです。 本人が自身の性格を変える意識が高い場合は多少効果は期待できるかもしれませんが、逆に本人の意識が高いのであればカウンセリングや認知療法などで十分変わっていけるようにも思います。 (3)精神症状は脳の異常 精神症状の多くは脳の伝達物質やホルモンなどの異常によって生じています。心の問題のレベルではないので、心を操作する催眠術では症状に対する効果は期待できません。 以上思いつきで書いてみました。
補足
御回答ありがとうございます。 (1)(2)についてはわからなくもないです。 しかし、(3)については心療医学?の世界とでもいうのでしょうか? では通説的になっている内容であってもどうしても解せません。 それは、この内容だと脳を臓器の一部として解釈したときになにか他の臓器と同等に扱ってはいけないような感覚に囚われてしまうからです。 なんかうまく説明できないので恐らくこれを読んでいる方も?と思っていらっしゃるでしょうけど、…。自分でもうまく説明できませんが、どうしても解せません。
- hamakkotarou
- ベストアンサー率24% (222/908)
催眠によって問題が解決できたとすると,別の問題が起きた時にも 催眠で問題を解決しなければならなくなるはずです、 なぜなら,自分自身には問題を解決する能力を持ち合わせていないと 感じているでしょうから。 そして,催眠への依存が強くなっていくことになると思います。 問題を解決するのは自分自身の能力によってすることの方が健全だと思います。 もちろんその能力をまだ持ち合わせていないものもあるでしょう。 その時は,その能力を持てるように自分自身を育てていくことです。 自分が成長できれば,誰かに頼まなくても問題は解決すると思います。 ただし,成長をするには時間がかかり失敗や間違いをすることになるはずです。
補足
御回答ありがとうございます。 依存についての議論では普通に使われている「薬」はどうなるのでしょうか? 私はSSRI系統ではないのですが、以前それと同レベルに近い薬を飲んで完全に依存していましたよ? それが無くては眠れない。仕事中も無駄に動悸が起こって仕事どころではなくなってしまいました。 より強い薬をもらおうとしましたが、医者から止められ、結局仕事に行けなくなりました。 結局薬がなくては生きていけない状況になってしまって、致し方無く仕事を完全に辞めて同時に脱薬するのにエライ苦労を強いられましたよ。 夜寝られなくて発狂したり、精神的におかしくなってしまい、感情のコントロールができなくなって、…大変でしたよ。 それと、「薬」を仮に飲み続けても自己の成長はあり得ません。別の能力が開発されることもありません。 このように「薬」も立派に依存するわけですが、それでも「催眠療法」よりまずいのでしょうか? 肉体的な健康でいったら明らかに「薬」は良くないような気がしますが、…? 文章が若干喧嘩腰にみえるようでしたら、ごめんなさい。 そんなつもりは全くありません。
こんにちは 質問者さんの言われるストレスに強い性格とは どのような性格を言われるのでしょうか? ストレス全てが悪い訳ではありません。 適度なストレスは仕事の効率をアップさせますし スポーツでも成績向上につながります。 過度のストレスに対抗しようとするから 心身症や各種精神障害を引き起こす言われています。 ストレスに動じないスーパーマン的な性格はどのような方法でも 手に入らないと思っています。 結局は何らかの方法で受けたストレスを解消又は受け流す方が 得策のような気がしますが。 柳に風の方が堅固な木より強いですからね。 >副作用もありませんし、全然いいと思うのです。 副作用と言うかこのような事象は有ります。 催眠状態を繰り返すと、他者・自己含めて催眠に掛かり易くなります。 つまり、状況によっては他者にマインドコントロールされかねません。 日本では医師が催眠療法を用いる例は極少だと思います。 得体の知れない認定機関認定の施術者に依存する事は それらのリスクが伴う又は大きくなると自分は判断します。 ですから、自律訓練法等(一種の自己催眠法)でも覚醒時に 他者催眠には陥らない文言を付け加えるケースもあります。 催眠状態は健忘を生み出す事が出来ます。 嫌な事や自分の嫌いな事を一事的に消す事は可能だと思います。 しかし、社会生活上それらのケースに何度も遭遇するでしょう。 そうなるとまた、施術を繰り返すしかないのではないのでしょうか? 難治・遷延うつ病の治療法の刺激療法(m-ECT等)と同様な効果しか得られないのではと感じます。 >薬は常習性があり、最近の物に関しては暴力的になるような物もある位、結構危険な感じを孕んでいます。 多分、SSRIタイプの坑うつ剤の事を指していると推測します。 確かに坑うつ剤の処方を誤ると遷延性的な症状が続く事があると聞きます。 これらの薬は自分の服用歴からすると 坑不安剤等他の向精神薬に比べたら 常習性と言うか依存性は低いと感じています。 薬を止めたり、減薬する時に離脱症状が見られる薬剤も有りますが 禁断症状とは異なるので、それを常習性と見なす事には違和感が有ります。 また、攻撃性・他害行為についての副作用が最近マスコミが 「人殺し出来る恐ろしい薬」的な報道をしました。 日本で販売承認された時は「誰しも気分が晴れる魔法の薬」的は報道していました。 マスコミの毀誉褒貶ぶりにはうんざりします。 確かに作用機序(セロトニンα2受容体の作用)からすれば ありえない事ではないとの事です。 大うつ病患者は行動力・気力・意欲が著しく減退又は喪失しているはずですから 稀にしか起こらない重大な副作用と考えるべきでは? まもなく、新しいタイプの坑うつ剤(ミルタザピン)が承認販売されるようです。 これは上記の様な副作用が少ないと言われています。 http://ideee.jp/kusuri.php?k_cate1=1&k_cate2=3&k_id=12&new_old=new 短期のうつ状態を別にすれば、抑うつ障害の原因はモノアミンの欠乏と 言われるモノアミン仮説が主流です。 特にセロトニン欠乏説となえられています。 http://kotobank.jp/word/%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%B3%E4%BB%AE%E8%AA%AC それに将来的には血液検査でうつ病か否か診断が出来る様になるかもしれません。 http://www.asahi.com/health/news/OSK200907100164.html そうなればうつ病も器質的障害となるかもしれません。 うつ病には薬物治療も選択肢の一つだと思います。 コストパフォーマンスは一番ですからね。 >催眠は自分自身の精神的な弱い面を強制し、強い自分を作り出していけばよく 催眠でなくとも変えられる方法は有ります。 性格は生まれつき(先天性)と環境や生育状況によって獲得した(後天性)のモノが有ると言われています。 先天性が3分の1、後天性3部の2と聞いています。 自分で変えられる部分が多いのです。 催眠療法でも先天性のモノは変えられないでしょう。 遺伝子やDNAに基ずくものですから。 例として セロトニンに関してはセロトニントランスポンダーの 遺伝子の種類によって不安の感受性に相違があるとの研究報告が有ります。 ロング遺伝子のみ持つ者に対してショート遺伝子のみや両方の遺伝子を 持つ者の方が不安を抱きやすい。 欧米人に比べると日本人の方がショート遺伝子のみや両方の遺伝子を 持つ者が多いと報告されています。 性格を変える代表的なものは ○森田療法 東洋的アプローチで「あるがままで為すべき事を為す」 うつ病には期待できませんが、うつを付随させる各種障害(不安障害、強迫性障害)やうつ病の回復期には有効です。http://www.jikei.ac.jp/hospital/daisan/morita/index.html ○認知行動療法(うつ病には70%の改善が見られるとの報告あり) 歪んだ思考や囚われに気付き修正する精神療法 http://profile.allabout.co.jp/pf/ginzataimei/column/detail/19611 後は極めて単純ですが。 心療内科医にアドバイスされた「弱い性格を悪癖と思い、それが生じたら悪い癖が出たと修正する」と性格は変えられるそうです。 認知行動療法の独習と薬物療法で現在はうつの波は うつ病と言うよりもうつ状態位で治まっています。 自分の思ううつ病治療のアプローチとしては 薬物治療→カウンセリング・認知療法等の精神療法又はm-ECTや 気分調整薬併用療法、ドーパミン作動薬によるオーギュメント療法→ それでも効果がなければエビデンスがない並びに 作用機序の判らない催眠療法等の選択だと思います。 エビデンスのない又は作用機序の判らない療法を頭から 否定するつもりは有りません。 自分自身も過敏性腸症候群を絶食療法で完治してますから ただ、催眠療法の様な他者を介しての療法には、その人物に多大なる依存が生じる可能性や 最初に挙げた要因等の理由で懐疑的です。
補足
御回答ありがとうございます。 一般人の参考意見にしては詳し過ぎるくらいのレベルですね。 私も正直ついていくのに苦労しました。 「エビデンスがない並びに作用機序の判らない催眠療法」 というふうに捉えるのが一般的なんですね。 参考になりました。
- rydeenmack
- ベストアンサー率31% (26/82)
私はうつ病治療に2年間通っています。 催眠療法について理解が足りないので、私的な所感になりますが、 1)オウム事件のマインドコントロールが問題視されてイメージが悪い。 2)退行催眠により前世の記憶が蘇るなど怪しい情報もありイメージが悪い。 ただし、これは一部の低俗な作り話だとは思っています。 3)一部のマジシャンが面白おかしく催眠術を使うのでイメージが悪い。 4)催眠術を悪用し女性にいたずらした医者の報道がありイメージが悪い。 といったマイナスイメージが払拭できません。 ただ、催眠療法は精神病の治療として認められたものなので、 ちゃんとした医師にかかり治療を受ければ効果的であるとは思います。 しかし、実際はどこの病院のどの医師が間違いないのかといった情報が得られません。 そのため、催眠療法を受けようという踏ん切りがつきません。 また、身近な情報では投薬療法、カウンセリング療法が主流であり、 催眠療法の効果や実績は聞こえてきません。 インターネットでは催眠療法利用したカウンセリングを行なう病院の情報もありますが、 その病院も信用できるのか分かりません。 日本の精神病治療の方向性が催眠療法を重用しない限りは、 この治療を試す患者さんも増えないと思います。 今の精神病治療が製薬メーカー手引きで投薬治療が主流なのかもしれませんが、 せめて町の鍼灸医が一般病院とは別に評価ているように、 催眠治療も一般化して評価されるようになれば、 利用する人も医師も増えると思います。 ただ、現時点では、私は催眠治療を完全に信用することができません。 精神病の治療は医師と患者との信頼関係の上にあると思いますので、 私の担当医が勧めてこない催眠治療を受けようとは思いません。 否定的な意見で本当に申し訳ありません。私も催眠療法には興味はあるのです。
補足
御回答ありがとうございます。 rydeenmack様の意見が恐らく一般的な意見であると思います。 別に私は否定的であろうと肯定的であろうときちんと論拠を述べられておられる意見であれば良いので、rydeenmack様の意見は非常に良いと思います。 やはり町の鍼灸医と同じような感覚かあるいは人によってはそれ以下の存在として催眠療法が捕らえられているのでしょうね。
- nemoax006
- ベストアンサー率14% (343/2433)
催眠を他人に委ねずに自分で行ってみてはどうですか? 催眠に過大な期待がありそうですが自己催眠という方法もあるので他人に頼る必要は無いと思います。 お手軽かつ無料で行えるので試してみてはいかがですか? ちなみに私は自己催眠は行った事はあります。自分には効果が認められませんでした。
補足
御回答ありがとうございます。 自己催眠は既に行いました。 しかし、他社誘導でないと中々深い催眠には至りません。
補足
御回答ありがとうございます。 やはり催眠療法については ・日本に専門家が少ない。 ・悪いイメージがある。 によりなかなか浸透していないという動きがあることと ・必ずそれで好転するとは限らない。 というのが一般的な考え方なのですね。 できれば「いや、そうとは限らない!」 というような催眠療法肯定派の方が来てくれると議論の幅が広がって 中身が充実してきたのですが、どうもいらっしゃらないようですし、 そろそろ締めようと思います。 この場を借りて御回答くださった皆々様、 本当にありがとうございました。 感謝いたします。