くびされた・・・とは奇妙な日本語、質問する際はなるべく正しい言葉を使いましょうね。どうしたらいいでしょうか・・・と聞かれるなら、蓄えとか経済力が今どのぐらいあるのかが知りたいですね。
パイロットと簡単に言うけれど、趣味程度で飛行機に乗れる自家用の免許を取得するだけでも数百万のお金がかかります。しかも、この程度の資格では生活のタシにはまったくなりません。
それでは事業用の資格を取って職業パイロットになるには、こちらは大変、アメリカのテキサスあたりには小規模な飛行学校が沢山ありますし、事業用などの訓練もしていますが、独学でとなるとかなり豊富な経済的余裕がなくては無理です。どうしてもとお考えなら、航空自衛隊か防衛大学、航空大学といった線をお考え下さい。
しかも、この業界もまた就職難、そんな状況を掻い潜るには、少なくとも特殊な状況下の航法に経験が豊富で習熟し尽くしていることとか、そして人一倍の英語の語学力ぐらいは必須です。
会計士になるなら、とても独学じゃ無理とは言わないけれどやたら遠回りです。と言って、しかるべき大学などで勉強をするとなったら、これまたかなりの資金と時間が必要でしょう。そして、そのどちらも、その間の生活費というものが掛かります。
じゃ結論は・・・というと、とても簡単、それだけの経済的な余裕があれば、お好きな方をどうぞ。ただ、色々考えてしまって、なかなか決断できません・・・という優柔不断な性格では、パイロットには適性がないと思います。
また、それだけの経済的な余裕が無いなら、そして素質に自信もないなら、パイロットだの会計士だのと夢みたいなことは考えないで、当面、どこかの手頃な会社に潜り込んで、とにかく「メシが食える」ようにすることが先決だと思います。たとえご自分には適していないと思える仕事であっても、与えられた仕事を一心に努力していれば、いつしか仕事に習熟し、自信もつき、信用度も増し、生活も成り立つようになると思いますよ。がんばってください。