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トラッキングについて

ビデオのトラッキングというのはどういう感じで調整されるのですか? ドラムヘッドの回転速度で変化させていくのですか? 2台のS-VHS機で3倍録画したものですが、Aで録画したものをBで再生するとオートトラッキングのみでユレもなく再生できるのですが、 Bで録画したものをAで再生するとメダカノイズが少しとユレがときどき でてしまいます。手動トラッキングで一番いい状態にしてそのようになります。 このへんテープパスなどの調整でも解決できないものでしょうか?

みんなの回答

  • tama80ji
  • ベストアンサー率71% (2188/3068)
回答No.4

はじめまして。 詳細はNo.1の方が記載されているので、ほんの少しの補足です。 (S-)VHSにおいて互換性が保証されているのは標準モードだけです。 3倍モードは保証されていませんので、基本的に自己録再モードです。 特にS-VHSの3倍モードはヘッドの状態に非常にシビアで、汚れや磨耗の状態で自己録再でもトラッキング調整が困難な場合もあります。 VHSの場合は世界を制したフォーマットな分参入メーカーが多く、バリエーションが多い反面バラツキが多いのも事実で、本当にピンキリでした。 (S-)VHS-Cが(Hi)8に押されて、ビデオカメラ市場で劣勢になった時に、ビクターは本気で3倍モードの市販ソフト導入を考慮した時期がありました。 自社や有名メーカー間では何とかOKだったようですが、余りにも参入メーカーが多すぎたために「キリ」のメーカーの互換性まで保持することが不可能と言うことで断念した経緯もあります。 それだけ3倍モードは厄介なモードと言うことです。

回答No.3

はじめまして♪ βマックスのVCRのばあいですと、テープ走行のサーボと回転ヘッドの角度を調整している様な記事を見たように思います。(あまりにも子供の頃に見た専門誌なので、記憶がアイマイですけれど、、、) さらに 当時の記事ではVHSの3倍モードにおける理論的計算式が、βマックスの三倍モード研究中の簡易式を流用したらしいそうで、ソニーでは本来の計算理論にミスが有り簡易式では実用化出来ないと見送ったなんて、真意はわかりませんが当時の記事に有ったように思います。 大元の傾回転ヘッドの計算式だったかな? まぁ、そんなこんなで、βマックスは 1、2、3と実用化したのですが、VHSでは2倍モードが同機種の自己録再ですら難しかったようです。(確か、アメリカとか どこかでVHSのライセンスメーカーで昔からテープレコーダーの老舗ブランドでは2倍のVHS対応機種が販売されたそうです。 これも かなり古い記事のアイマイな記憶で、ごめんなさい。) 一時期のサンヨーでしたか、東芝とかどこかのメーカーで、βマックスと同様のUローディングを採用したVHS機はトラッキングも手動機種でしたが合えば安定した画面が得られた機種があったそうですよ。 β同様にテープを入れて巻き戻しボタン押しても、ローディング完了するまでジーコグゥイーン、カシャと音がするまで動かなかったそうですけれどね。 なお、古いテープですと、広いテープ幅の片側が伸びたりしていると、ご質問者様の困った状況と同様の事がVHSでもβでも同様に起こりうると思います。

  • shintaro-2
  • ベストアンサー率36% (2266/6245)
回答No.2

>ドラムヘッドの回転速度で変化させていくのですか? そんなことはしません。 テープの再生スピードを変化させて、トラックとヘッドの位置を合わせます。 ヘッドの回転スピードは一定で、映像信号と同期します。 1回転1フレームのイメージです。 トラックはテープに対し斜めになって存在していますので、 テープスピードとヘッドの回転のタイミングを合わせないと、 ヘッドとトラックの位置がずれたり、トラックに対して斜めにヘッドが再生することになります。 トラッキングが合わない理由はVTRの個体差が一番大きく、 録画時にテープスピードが安定していなかったりするとひどいことになります。 >このへんテープパスなどの調整でも解決できないものでしょうか? 無理です。 クリーニングテープを頻繁に使用してください。

回答No.1

VHS方式の場合、テープには「今、このタイミングで読め」と言うタイミング信号と、映像信号本体が「別々の位置」に記録されています。 タイミング信号と映像信号が「別々の位置」なので、どうしても「デッキ本体の個体差」で「位置に多少のズレ」が生じます。 で、Aのデッキが「ほぼ正しい位置に記録し、ズレが無い」とすると、Bのデッキでも問題無く再生できます。 しかし、Bのデッキが「かなりズレた位置に記録してて、Aのデッキで調整し切れないくらいのズレ」だとすると、Aのデッキで再生した場合、トラッキングが合わせ切れず、問題が発生します。 なお「Bのデッキ」は「録画も再生も、ズレの量は同じ」なので「B自身で録画したテープを再生する分には、何も問題がない」と言う事になります。 また「映像信号は、テープに斜めに記録されている」ので、この「斜めの傾き角度が、デッキごとに個体差がある」のです。 2つのデッキで傾き角度に差があると「トラッキングをどこに合わせたとしても、絶対にピッタリと合わない」と言う事が起きてしまいます。 角度がズレているので「テープの上方にトラッキングを合わせると下方がズレる」「テープの中央にトラッキングを合わせると上と下がズレる」「テープの下方にトラッキングを合わせると上方がズレる」と言う状態になる訳です。 また、デッキの機種ごとに「磁気へッドで拾える、磁気信号の幅が違う」ので、ズレに強い機種、ズレに弱い機種が出ます。 更に、デッキの機種ごとに「記録する際の、磁気信号の太さが違う」ので、他機種に持って行くとノイズが出やすい機種、他機種に持って行ってもノイズが出にくい機種、と言うのが出ます。 このように、他機種にテープを持って行った時の再生映像の品質は、10以上の要素が複雑に関係し合って決まるので、ぶっちゃけ「実際に再生してみないと判らない」のです。 画質を低下させない基本は「録画したデッキで再生する」です。