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昔の番組
たまにすごく古いドラマの再放送をしていますが、それは見た瞬間に「すごく古い」とわかります。 いったいなぜでしょう? 役者さんが若いとか、役者さんのかっこうが昔風だとかいう以前の問題です。 画質の違いではないかと思うのですが、何が違うのかわかる方がいらっしゃれば、 教えてください。
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色です 特に赤が違います。 昔の物は、ビデオ撮影していても赤が朱色に近いはずです。 テレシネは論外ですが。 赤は再現しにくい色なのです。 赤が悪いと肌色も悪くなります。 つぎに白が違います。 色温度と呼びますが、昔と今では白色のエネルギーが違うのです。 昔は6400度、今は9000度で 今の方がずっと高い(真っ白)ところにセットされています。 さらに、振幅量が違います。 昔は、色信号+振幅信号 の最大値が 100IREだったのが、 今は 133IREで作られています 今でも、局によっては色が悪い時間帯があります。 (昔の番組ほどではないですが) 設備が古いんですね。
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- LITHRONE
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昔のドラマの収録方法(撮影方法)は、大きく分けて、2つあります。 1.ビデオテープ収録 2.フィルム収録 現在のTV番組では、フィルム収録はほとんど行われていないと思います。 1のビデオテープ収録の場合、磁気信号(もちろんアナログ)が記録されていますので、画面上に出る色あせやキズはありませんが、当時のカメラやテープの品質が、現在のものよりも劣るため、解像度が低かったり、色再現性が鈍かったりします。 2のフィルム収録の場合、映画用フィルムほどではありませんが、解像度はそれなりにあります。 しかし、再放送のために新しくネガからポジを作るはずもないので、前のポジをVTRに変換したものを使うと思います。(またはさらにその使いまわし)そのため、フィルムの色あせやキズがそのままの状態で放送されるのでしょう。 さらに、フィルムのコマ数が少ない場合は、動きそのものがぎこちなく見えます。
お礼
なるほど、教えていただいてありがとうございました。
それはフィルムで撮影しているのが大きな要因です。 フィルムで撮影したものはテレシネという機械で テレビカメラに取り込みます。映画のように 光を当ててそれをカメラに取り込みます。 一方VTR(ビデオ)で撮った物は はっきりとした輪郭が得られます。 最近では製作費や手間などの関係で、ドラマは ほとんどVTRで撮っています。 水戸黄門なども、ある時を境にVTRによる 撮影に変わりましたね。 また、同じVTR撮影のドラマでも VTRが出たばかりのころの映像は カメラの性能が悪くて 人の動きに残像が残ってしまったり、 輪郭がすこし赤みを帯びてしまったりしていて こういう映像を見るとVTRといえども 「古くささ」を感じるかもしれません。
お礼
なるほど、VTRとフィルムの差があの古臭さの原因なんですか。 教えていただいてありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 だいぶすっきりしました。 色の再現性が劣っていたのですね。