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ピグメントを使った塗料の作り方
- ピグメントを使用して模型用のラッカーカラーを作る方法を教えてください。
- 塗料メーカーから手に入るカラーは染料が入っているため、ラッカークリアーとの相性が悪いことがあります。
- ピグメントをラッカーシンナーで撹拌し、クリアーで希釈する方法を試しましたが、つや消しになる上に定着性が悪く、メディウムの使用が必要かもしれません。
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顔料は油分を吸収するものらしく、油絵の具などの手練りでは油分の調整が絵の具作りのキモになるようです。 それと、色の被服力というのは、顔料に依存します。 たとえばウルトラマリンブルーとかコバルトブルーとかいう色は、油分によって透明度を増すのです。塗料として被服力を持たせようとすると体質顔料を加える必要がありますが、こんどは発色の方に問題が出ます‥‥。 (したがって、塗料と比べるなら、不透明絵の具の場合でも透明度は高いということになりますから、かなり分厚く塗らないとダメなんです) ちなみに、クリアー塗料でも増粘材として体質顔料を含んでいる場合もあります。 で、ラッカー系塗料にこだわらなければ、模型用塗料以外に発色の良い、使える色材がたくさんあり、特に発色にこだわる場合には盛んに利用されているわけです。塗膜強度という点でもウレタンカラーなどは優れてますしね。 その意味では、自作ってのはその難しさに比してメリットの薄い手法かなぁという気がしています。
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- watercolors
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ラッカーでもなんでも、顔料の入っていない塗料=クリヤです。 ラッカーなどでは塗料の膜となる樹脂分は、50%位ですから、その半分以下ですから1/4より多くないという事です。 これでも、かなり多い方だと思います。 隠蔽率の高い顔料なら入っているのは極僅かです。 (古い塗料の瓶の底に顔料が沈んでいるものを見ますよね、入っている量はその程度です) よく練るというのは奇麗に顔料を分散させるという事です。 色むらが無ければ、練りは大丈夫でしょう。 艶がないというのは、顔料を樹脂が覆いきれないという事です。 先の回答でも、 >樹脂(ラッカー)の量が顔料の量に比較し少なかったのだと思います。 と述べていますよね。 まず、少量ずつ顔料を加え、隠蔽力が弱いのなら顔料を足すといった感じで試していくしか無いのでは? 加える量は、顔料の種類(色)によっても変わりますから。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ピグメントとクリアーの分量をいろいろ試してみます。 ありがとうございました。
- watercolors
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基本的には、それで良いと思いますが、樹脂(ラッカー)の量が顔料の量に比較し少なかったのだと思います。 つや消しになったり定着が悪いのは、ラッカーの量が少なすぎたからでしょう。 顔料の量は思ったより少なくて大丈夫です。 ラッカーの半分以上顔料を加える事はありえません。 また、撹拌というよりも、ガラス板等の上で、パレットナイフなどで良く練る方が良いでしょう。 最初は粉が飛ばないように少量のシンナーで顔料を湿らせて、それにラッカーを加えて練ります。 練っている最中に乾燥しそうでしたら少量のシンナーを加えます。
補足
ご回答ありがとうございます。 watercolorsさんのおっしゃる 「ラッカーを加えて」 のラッカーとはクリアーで良いのでしょうか。 また、私の試した方法では 顔料1に対し、クリアー3 位の割合でしたが、つや消しになりました。 練りが足りないのでしょうか。
お礼
まさにウルトラマリンブルーで塗料を作ろうと考えていました。 塗料の調合はMomongar-Zさんの意見の通り、難しいのですね。 しかし、自分の思う最高の塗料が出来ない可能性も0ではないと思いますので いろいろ試してみようと思います。 ご回答ありがとうございました。