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FDの価値
現在、アプリケーションのインストールにはCD-ROMを用いることが多いですが、最近ではDVD-ROMを用いるアプリも出ています。 特にWindows Vistaは、OSメディアがDVD-ROMへと変わりました。 しかし、大昔はOSやアプリのインストールもFDで行っていました。CDが登場したのは1982年であり、Windows3.1の発売時点ですでに10年ほど経過していましたが、1997年ぐらいまでFDでインストールを行うOSやアプリも結構あったようです。 特にWindows95の時代には多くの機種でCD-ROMドライブが搭載されるようになりましたが、Windows95のFDバージョンも提供されていました。 ここで問題になるのは、CDが誕生して十余年を経た1990年代中盤においても、FDをインストールメディアに用いることが多かったことです。Windows3.1はFDで約15枚、Windows95ともなれば20~40枚、Officeに至っては50枚以上のFDを使っていました。それを考えれば、わざわざ何十枚ものFDに分割して記録するより、1枚のCD-ROMに収録したほうが、コスト的にもスマートになるのではないでしょうか。 (VistaもCD-ROMバージョンはありますが、CD-ROMが5枚にも及ぶそうです。) さらに数十枚のFDともなれば交換の手間も伴うので、ユーザーにとってはCD-ROMのほうが楽だったことでしょう。 それを考慮してもFD版が必要なほど、消費税増税前(~1997.3)はCD-ROMドライブやCD-ROMそのものの普及率が低かったのでしょうか?
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お礼
ありがとうございました。 ある本で読んだのですが、1993年当時CDプレスマシンを持っていたレコード会社は4社のみで、他社はそこへプレス作業を委託していたそうです。 これを考えれば、CDの製造コストがFDに比べて高くなるのもうなづけますが…