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茨城の子守唄
茨城の子守唄を知っている方、歌詞を教えてください。 なるべく古いものがよいです。
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こんにちは。 現在平凡社から刊行されている東洋文庫の『日本児童遊戯集』(原本は明治34年=1901の出版)に「常陸国児守歌」として7篇が収録されています。ウェブには歌詞を掲載しているぺージが無い様ですから、いくつかを記しておきます。 この本には曲に付いては記載がありませんので、どんな節で歌われていたのか推測できないものもあります。しかし歌詞の内容から江戸子守唄と同じだろうと考えられるものもあります。 全部は書いている時間の余裕がありませんが、とにかくいずれも明治の初め頃には既に歌われていたものと思って良いでしょう。 ・ねんねん、ねんころもちゃ、きなこもち、あずきを付けたら甘(うま)かんべー ・坊やはいい子だ、ねんねしなぁ、おめざの御褒美はなにあげよぉー、でんでん太鼓に笙の笛、起き上がり小法師(こぼし)に犬はりこ ・ねんねんねんねこ、ねんねこやぁ、ねんねのお守はどこ行ったぁ、山を越(こー)えて里行った、里の土産になにもろた、でんでん太鼓に笙の笛、 起き上がり小法師に犬張子 ・山の山の兎は何故にお耳がお長いねー、お母(っか)さんのお腹にいたときに、 椎の実榧の実食べた故、それでお耳がお長いよー (椎はそれほどでもないが、榧(かや)の葉は細長い。 http://home.catv.ne.jp/dd/akira-h/etc.htm#繋ぎ榧 参照) 2番目は全国的に似た内容のものが歌われていたようです。このほか、やはり広く歌われた「お月さん何歳(いくつ)、十三と七つ」で始まるものも収録されています。すみませんが一先ずここまでで終ります。
お礼
回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。