あなたが質問者に何を伝えたいかが重要です。「専門家」、「経験者」、「一般人」などは、自己申告の区分であって、身分ではありませんから、何を選んでもよいのです。私も間違えてしまったり、気分で「専門家」を選ぶことがあります。しかし、専門家として専門知識を要する質問に答えたことはありません。
皆さんは、自称専門家にナーバスになっていますが、問題は身分を詐称して専門的な回答をすることです。例えば、ただのパソコンオタクなのにSEと名乗ったり、法学部に籍を置いただけで、法律家と名乗ることです。ただ、回答に信憑性を持たせるために身分を詐称することが、「なりすまし」として禁じられているのです。もし、回答に正確性を求めるならば、回答資格審査が必要です。「専門家」や「経験者」が何を指すのかを明確に規定してないので、自称専門家問題は空理空論です。
あなたの場合は、回答にご経験を説明する必要を感じたなら、その経歴を回答文に書けば済みます。「経験者」といっても、英語を習っていたなら皆が経験者ですから、「経験者」と「一般人」の定義自体が無意味です。TOEIC何点以上が「経験者」とか、明確な規定も必要がありません。要は回答を判断するのは、質問者の主観ですから。
「専門家」と称することに、客観性を求めることが間違いです。中にはポイント目的で、大量の「専門家」としての回答をする者がいるようです。これには感心しませんが、無免許なのに医師を名乗ったりしないかぎりは違反ではありません。大量の自己顕示欲丸出しの知ったかぶり回答が、周りの気分を害するだけです。
要は、ご自身が質問者のために、知識や経験を裏付けすることが誠意であると考えた場合は、それにふさわしい説明をすればよいと考えます。研究者と明かして、「一般人」と名乗る回答者もいるので、それほど気にしなくてもよいと思います。あなたの場合は、「経験者」でよいでしょうが、「専門家」としても何の問題もありません。
ありふれたアンケートに「専門家」と回答している人もいますが、そんなに悪いことではないでしょう。専門家の意見だから正しいとする考え方が愚かなのです。回答に配慮があり、利用者を欺かなければ、何と称するかは本人次第です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 誤解を招くような質問文を投稿してしまいお詫びします。 実際の私は帰国子女ではありません。 日常会話に支障はありませんが、ネイティブ並みを目指して勉強中の身です。 確かに知ったかぶり回答はすぐ分かりますし(よく読めば中身がなく、結局自己主張ばかり)気分が悪いです。 これからはナーバスにならずに、自分の立場を明かしつつ自信を持って「経験者」で回答しようと思います。 とても詳しい説明をいただき、ありがとうございました。