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楽器用アンプの電力について
楽器用アンプを購入したのですが、 パワーアンプ出力が45Wなのに対し、消費電力は70Wと書いてあったのですが、 残りの25Wは何に使われているのでしょうか? (高校程度の物理の知識はあるので、ある程度知識が必要な説明でも大丈夫です。) また常に70W必要と言うことではないことは知っていますが、 ボリュームはつまみを最大の4分の一ほど回しているのですが、この場合はどれくらいの消費電力なのでしょうか? (大雑把にで構わないです)
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私も詳しい訳ではないのですが... まず、そもそも根本的な問題として、「アンプの消費電力とは何か」が明確ではありません。アンプは、洗濯機や掃除機のように「使っている間は一定の電力を消費し続ける」のとは異なります。ご自身も分かっておられる通り、音量が小さいときは、電源が供給すべき電力も小さくて済むので、現実の消費電力も小さくなります。 したがって、「スピーカーに対する定格出力(あるいは最大出力)」と「カタログ上の消費電力」との間には、明確な関係はないと考えた方が良いでしょう。 もっとも、いわゆるA級アンプは、常に大量のアイドリング電流を流しているので、「消費電力」も一定に近いといえます。 また、真空管アンプも、ヒーターに常に電流を流しているので、消費電力が現実の出力に比べて高くなります。 さて、これを踏まえて・・・ >> 残りの25Wは何に使われているのでしょうか? // 今回の場合、アンプの出力より消費電力の方が大きくなっていますが、楽器用とのことで、真空管を使ったものではありませんか? たとえば、オーディオ用でも、40W+40Wの真空管パワーアンプの場合、消費電力が200W近くなることもあり得るので、出力45Wに対して消費電力70Wというのも不思議ではありません。25Wの差は、上述のようにヒーターなどに消費されていると考えられます。 >> ボリュームはつまみを最大の4分の一ほど回しているのですが、この場合はどれくらいの消費電力なのでしょうか? // ボリューム位置と出力の大小は、比例の関係にはないのがふつうです。 人間の聴覚は、小音量時にはわずかな音量差に敏感ですが、音量が大きくなるに連れて音量差に鈍感になる性質があります。そのため、一般的なボリュームは、絞った位置では変化量が少なくなるように設計されています(Aカーブ特性という。比例的に変化するのはBカーブ)。 したがって、具体的に出力が何Wと明示することはできません。 もっとも、「消費電力」を測りたいのであれば、そういうのを表示できるグッズが電気屋に売られているので、それをコンセントに差し込むだけで足ります(けっこう高いですが)。
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- 145435
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一番消費電力の多い部分はスピーカー駆動のパワーアンプ部です。 大雑把に言うと能率50%ほどです、ここでのロスが一番多いです。 あとは熱と小信号回路やドライブ回路等の消費になります。 ただしこれはアナログアンプの場合です。 ボリュームつまみの位置と出力は規格によって決まっているわけではありませんので、どれくらいかはそれぞれのアンプによって違います。 実際に測定しないとわかりません。
お礼
わかりました。 ありがとうございます。
- DAV
- ベストアンサー率37% (746/2009)
消費電力70W>音声45Wということで、最終的に音声電力を出力する前に電圧増幅もしていますし、交流→直流変換のロスもあります。 (逆にいいますと差額の25Wは熱に替わっております。)
お礼
そういうことですか。 ありがとうございます。
お礼
詳しくありがとうございます。