ワゴンRとムーブの違いということで、比較してみました。
ボディーの形は、ムーブと比べるとワゴンRの方がちょっと角ばってるような感じですね。
デザインの面では、ムーブもワゴンRもはっきり言ってダサいです。
ワゴンRは、まず、ボンネット部分を除いたボディー形状は二代目のワゴンRとそっくりです。
これには理由があって、聞いた話だと、初代や二代目のワゴンRオーナーが乗り換えるのをねらって作ったらしいです。
初めに聞いた時は考えて作ったんだな~と感心しましたが、裏を返せば、新規の顧客をつかもうという気はないのだろうか…と、疑問に思ってしまいます。
で、新しさも付け加えようということで、パレットのヘッドライトのデザインなんかを取り入れたら、気持ち悪いデザインのクルマができてしまった…
はっきり言って、お粗末です。
ムーブもデザインははっきり言って気持ち悪いです。
流線形というか、パソコンのマウスのような形で、全高が高い…
こういうデザインにするなら、もっと全高を低くした方がすっきりするんじゃないかと思う。
実用性はどうか?
収納スペースの数ははどちらもたいして変わらない。
が、ムーブの方がどこに何を置くかを考えて作っているように思える。
ワゴンRはセンターにドリンクホルダーがないが、ムーブには両サイドとセンターにひとつついている。
3つドリンクホルダーがあると、ドライバーが喫煙者の場合、灰皿と飲み物の両方を置くことができる。
ムーブはアームレストに物がしまえていいと思ったが、起こしてしまったら、中に入ってるものは…
大きく違うところは、ワゴンRは、助手席シートの座面が起き上がるようになってる所。
座面を起こすと、結構大きい収納スペースがあり、ここに普段使わないもの(ブースターケーブルや車検証入れなど)をしまうことができる。
また、普段から空にしておいて、買い物をしたときの荷物などを入れるのに使えば、荷崩れせずに移動ができる。
後部座席のスライド量は、ワゴンRは三代目よりも長く動くようにはなったものの、ムーブの方が長くスライドできる。
運転装置の操作性は、両者ともにインパネシフトを採用している。
インパネシフトはコラムシフトなんかよりよっぽどスムーズにシフト操作ができてよい。
ムーブは、センターメーターを採用しているので、メーターは見やすそうだ。
長くなりましたが、ここまでワゴンRとムーブを比較してみて、結局両方ともたいして変わらないということに気づきました。
なんでワゴンRの方が売れてるのか…謎です
お礼
カタログスペックでは気づきづらい点も含め比較して下さり。 大変分かりやすかったです。 今後の参考にしたいと思います。 ありがとうございました。