linuxの起動時に自動マウントしなかったファイルシステム
を追加的にコマンド操作によってマウントするときに使います。
(もし、起動時のマウント処理をすべて排除してしまえば、
いかなるファイルシステムも利用できないことになります)
(起動時にマウント指定されて読み込まれるのは、OSがインストールされた
パーティーションが主なものでしょう。が、それも事実上マウント・
コマンドによる処理です)
つまり、記録メディア(HDD,SDD,CD-rom,DVD,スマートメディアその他)
には既にlinux,unix,Windows,Mac-OSその他のOSで利用できるファイル形式
でデータがストックされています。
それを、今使っているlinuxで有効なファイルシステムとして利用可能な
ように、今使っているlinuxの(インストール時に)採用したファイル・
システムで認識可能な範囲で、ファイルシステムのツリー上の一点
(ポイント)に組み込みます。挿入します。
これが、マウント。
逆に、そのポイント(ファイル・ツリー上の)から外すのが、アンマウント。
すなわち、デバイス上のデータは、OS(オペレーティング・システム)で
扱っているファイルシステムが採用しているファイル形式として読み込ん
ではじめて、通常のPCユーザーがストレス無くデバイス上のデータを利用
できる(テキスト、HTML、各種実行ファイルとして利用する)のです。
デバイスからマウントなしに直接データアクセスするとすれば、dd
コマンドとかありますが、2進法(ないしは16進法)データでよろし
ければ...
(よろしくないですよね?)
マウントなしにデータアクセスできますよ。
(というか、コピーです。危険なユーザーコマンドですので)
いずれにしても、マウント対象にするデバイスは利用可能なデバイス
として、OS(linux)に認識されていなくてはなりませんが。
(該当するデバイス・ドライバがアクティブになっている必要あり)
お礼
カーネルの認識とマウントは、お互い別の話だということがわかりました。ドライバーをロード(読み込み)することでデバイスとして認識されること。マウントは、ディレクトリーツリーにつなげることがわかりました。初心者にもわかりやすく教えていただき感謝です。ありがとうございました。