私はヴァイオリンの職業奏者になるべく教育を受けた者で、ピアノの演奏に関しまして発言できる身分ではないとは思いますが、ブランク後の楽器の演奏という観点から、乱暴ではありますが一言書き込ませていただければと存じました。
結論は「リストあるいはプロコフィエフの左手のための協奏曲」をお勧めさせていただきたい事です。
根拠も極めて明快です。私も一時期楽器から、大学入試、火災による楽器の焼失という決して短くない期間離れざるを得ないことがありました。またその後も暫くは量産楽器での練習を余儀なくされました。この様な機会が会ったからこそ見つめる事が出来た事で、私と致しましては大変感謝いたしている事であります。話を戻しましょう。失礼な記述をお許しください。もしあなたが以前ある程度の技術(指周りに限った話しではありませんよ)を身に付けておられたならば、たしかに一時期はのどをかきむしりたくなるかもしれませんが、提示させていただいた選択肢は、決してあなたにとってデメリットではないと、経験者の立場から自信を持って申し上げられます。ご案内の通り、何事も送でしょうが、殊のほか『芸事』において、技術の習得(敢えてここでは指周りに限定したお話と捉えられても結構です)は、努力に対し実力がリニアに身に着いていくという性質の物では決して無い様に思われますが、如何でしょう?前述の通り、ある程度『腕の覚えがおあり』という前提が成立する仮定の下での提案です。先程「指周りに限定したお話と捉えられても結構」と記述しましたが、その実表現法を初めとする「思想」に深く関わる部分は言わずもがなではないでしょうか?
あなたが「左手偏重の楽曲」と書かれました事に『敏感に』反応した書込みでない事を、率直にご理解いただければありがたいのですが...
今後のあなたの表現力の発展を、心から期待いたしております。
長文乱文お読みくださり、有り難うございました。
お礼
親切な書き込みありがとうございます。 『一時期はのどをかきむしりたくなる・・・・』おっしゃるとおりです。 今は技術的なことにとらわれず思うがままに練習を始めています。