それは、世に言う人柱って試みです。
SSDは、HDDよりも書き込み耐久性に不安があるとされています。
書き込みが遅いものも多々あります。
書き込みが速いものは、耐久性も向上するように
優秀なコントローラーを持っていたりもしますが…
えてして、総合力の高いものは、高価です。
過剰な書き込みが無ければHDDよりはるかに耐久性のあるはずのSSDですから
仮想記憶用に使うというのは、かなり贅沢だと思います。
また、出荷から数ヶ月程度の製品で
本当の耐久性をはかることはできません。
耐用年数を1年と考えても、発売から一年くらいかけないと
高価なものを頑張って購入しようとは思いません。
(逆に低価格のものは既にノートPCに導入済み)
ですから、HDDよりも書き込み速度が早いものを選ぶのが前提で
かつ、その比較的高価なSSDを、壊れるリスク承知で
しかも壊れた瞬間にデータ破壊のリスクもあるという前提で
仮想記憶に使ってみるのは、悪くは無いと思います。
ちなみに、フラッシュメモリーデバイスのランダムアクセス性能を見込んで
仮想記憶用に使うというのは、メモリーが192MBまでしか認識しないノートPCで
CompactFlashを使って行なったことがあります。もう10年ほど前のこと。
苦肉の策に、15000円くらいする72MBのCFを奮発したんですけどね…
CF程度ではお話にならないほど速度の改善はしませんでした orz
しかもハイバネーションから復帰できないというお粗末ぶり<PCMCIA
現在でも、「HDDを二つ装備できて、メモリー増設に難がある」
という条件のPCでなければ、SSDを仮想記憶用にするのはお得じゃないと思います。