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ピアノの練習曲を選ぶ際のポイントとおすすめの教材
- ピアノの練習曲を選ぶ際のポイントとおすすめの教材についてまとめました。
- ピアノの練習曲を選ぶ際には、自分のレベルや目標に合った曲を選ぶことが重要です。また、継続的な練習が必要ですので、曲集を使うことをおすすめします。
- おすすめの教材は、バーナムシリーズやソナチネアルバム、ロマン期名曲集などです。これらの教材を使いながら、基礎からじっくりと練習することで上達することができます。また、自分のレベルに合った曲を選びながら、幅広いジャンルの曲に触れることも大切です。
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こんにちは。 ピアノ教師です。 いくつかの提案をしますので その中でご自分が良さそうと思った事にトライして下さい。 ☆指の基礎訓練。 *代表的なハノン 1番から31番で5本の指の独立・強化・速く動かす・音のつぶを揃えるという訓練をします。 いきなり速く弾くのではなく*脱力*指のフォーム*手首を柔らかくする為のリズム変化*拍の頭にアクセントをつける等の練習をして 指定のテンポで弾きこなせるようにして下さい。弾けるようになっても 反復して練習すると効果的です ☆39番41番のスケールとアルペジオは基本です。完全に弾きこなせるまで練習し これも常に反復して必ず訓練します。親指の回転(指をくぐらせる)の仕方が非常に重要です。爪のすぐ横のあたりがタッチポイントですので 少し親指を立てる感じにすると良いでしょう。全音版にアクセントの付け方が載っています。非常に効果的な練習方法なので リズム変化と共に練習に取り入れて下さい。 ☆48番からの手首の練習。手首の上下運動で オクターブ奏法には不可欠な運動です。オクターブの訓練の時 常に手首の上下運動を心がけ手首が柔らかく使えるように訓練して下さい。☆56番60番はシュッテリングという 手首の回転運動を使います。ドアのノブを回すように左右に手首を自在に振れるように訓練して下さい。 ☆打鍵法を習得する為 1番から31番を移調して訓練すると良いのですが 独学で難しい場合 リトルピシュナを使用すると 黒鍵と白鍵を自然に弾ける訓練になります。又ハノンで4番など弱い指の強化が不足だと感じたら リトルではないピシュナを練習すると効果的ですが やり方を間違えると指を痛める危険性のある教材ですので注意して下さいね。 *手首は上記の他にローリングという使い方があります。自然にできるようになる為 まずは3番の指を抑え左右共に内側から外側へ 大きく回す練習をしてみて下さい。だんだん手首が自由に回るように根気よく。 ☆ツェルニー30番→40番→できれば50番→ショパンエチュード こういう順番でエチュードをこなすと テクニックがつきます 全音版なら各練習曲の練習方法や注意点が解説してありますので 参考にしてハノン同様リズム変化 アクセントをつける等の練習をして 出来る限りテンポが速く弾けるように訓練して下さい。 エチュードはツェルニーの他にもスクリアビンやモシュコフスキーなども良いと思いますので ツェルニーがいまいち合わないと感じたら このようなエチュードにしても良いでしょう ☆ソナチネ→ソナタアルバム(ハイドン中心に)→モーツァルトソナタ→ベートーヴェンソナタという古典派のソナタを弾きこなせる能力をつけるのも大切と思います。 ☆できればバッハインヴェンション シンフォニアなどポリフォニー音楽を勉強して 耳や指が多声音楽に対応できるようになるのが理想です。ショパン(他の様々な作曲家も同様です)にしてもバッハが理解できていれば 曲に対する理解度はかなり高くなります。 ☆このような基礎訓練をしながら 好きな曲を練習していくというスタイルが良いと思いますが 練習の時に何が大切なのか良く考えて弾く事が上達の近道です。 *脱力*音楽的に弾く事*耳を鍛えて 各声部が良く聴けるように…客観的に自分の音を聴いて欠点を探り その為にどういう練習が必要か どういう指・手首・腕の使い方が大切かを研究する事で より良い音楽的なピアノが弾けるようになるでしょう。 今はネットで脱力や奏法に関する詳しい情報が色々探せます。ピアノは闇雲に弾いて上達するものではないので できる限り正しいメソッドを身につけて下さい。 頑張ってくださいね♪
お礼
回答本当に本当にありがとうございます。とても丁寧に回答してくださって感動しました。自分に合いそうなものを選んで頑張りたいと思います!注意点なども分かりやすく教えてくださって助かります。本当にありがとうございました!