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昔の人はストレスに強く今時の人はストレスに弱いから鬱になりやすい?
上司が言うには昔の人、といっても10年、20年、30年前の人達はストレスに強かった。例えば上司に仕事でダメだしをされてもそれをバネに頑張った。学校の部活動で叱られても翌日はやくから一人で練習していた。などストレスに強く頑張っていた、それに比べて今の若者は叱られたらすぐにへこんだり、会社を辞めたり鬱になったりする。ストレスによわいと言っていました。 これは本当なんでしょうか?確かに最近の若者にはストレスに弱いように感じます(メディアなどで報道されているので)。しかし、昔の人は本当にストレスに強かったのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さんの疑問点は 「大人の心の鍛え方」という本に書かれています。 今までの回答の中では、比較的NO.5さんの回答に近い内容です。 人間の基本機能は、こんな短い間には変わりません。 ですが先に社会構造のほうがどんどん変わってしまいました。 人間の欲求にはいろいろの種類がありますし 心理学でも欲求には段階があると昔から言われています。 (マズローの欲求段階説)http://www.dango.ne.jp/sri/maslow.htm たとえばですが、あたり一帯が砂漠という場所で 家畜も栽培植物もなく、今日か明日かには食料が底をついてしまう こういう状況にある人間が 「より自分らしいファッションをして自己表現」 「ただ食べられるだけではなく、自分らしい仕事」 こんなことを考えるわけがありません。 まずは命を脅かされずに、食べられて寝られることを目指す。 次に、そういった基本的な保障を、なるたけ長く安定して受けられる立場になること。 そしてそれは、集団への帰属や集団でポジションを得れば、もっと確かなものになる。 できたら、その中でも独自の地位を築きたい。 でも最後の最後は、本当に自分独自の能力や欲求を開花させたい。 こんな風に、段階を追って強い欲求は変わっていくようにできています。 昔はいわば、生命維持の基本ラインを獲得するのが結構難しかったり 基本ラインはクリアして、さあみんなで保険ラインを目指そうよ といった風に 時代によって少々差はあれど、達成感を得やすいわかりやすい社会構造でした。 ところが特に今日の日本では 生まれながらの貧困層や 電気も水道も通ってない地域なんてほとんどありません。 程度の差はあれ「生存」は誰でもできて当たり前、だからここでは達成感がない。 次に当然のように「保険」段階に進もうとしますが 今の豊かさを将来も確保する・・・これはとても難しくなっています。 親世代よりも子世代のほうが収入が上がると (頑張ればどんどん道が開けてくる)という期待感が増えますが 日本では1970年代でそれは終わっているそうです。 普通に頑張っても、今より悪くなる可能性が高くなっている。 ここで大事なのは「普通に」です。 驚異的な実績を残せば10億でも20億でも稼げる という仕組みでは 多くの人は満足できません。 また、グローバル化以前では、誰もが自分のポジションを持ちやすい。 村一番の器量よし、村一番の力持ち、村一番の歌い手 村で唯一の修理やさん、村一番の物知り 他のコミュニティとの距離が遠かったので 多くの人がその中で「かけがえのない存在」になりやすかったです。 今は買い物でも、クリックひとつで市町村どころか国も超えます。 今日の人気ストアが、1週間後には別の所になっているかもしれない。 こんな状況では、「保険」ラインを達成したと実感するのは難しいです。 すると原始的にゆっくり発達してきた、人間の頭や心や身体は 満たされているのに満たされていない??? 次にどうしたらいい?と 迷子になりやすいです。 まあ本当はもっと多角的に見ることができるのですが さわりはこんなところです。
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- 2009ken
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昔は選択肢が少なく、脱落=死に近いものもありました。つまり、この世界で生きるために必死だったと。いまは、怒られたら、そんな上司嫌だから、もっといいとこ探そう、みたいな。 で、そもそもでいえば、日本の教育(まあ、戦後持ち込まれたアメリカ式の価値観)が間違ってるということです。それでも子が多い時代はよかったのですが、少なくなると、競争がなくなって。っていうか、競争=争いはさせない、嫌な思いしたらかわいそうだから、と言うわけわかんない主張がはびこるようになった。また親も、自己中になり、自分の子は盲目的にかわいがり、それを侵害するようなことには、立場をわきまえすクレーム付けるようになった。 たとえば、負けた子がかわいそうだから、運動会のかけっこでは、みんなで手をつないで横一列でゴールしましょう、とか、悪いことして先生からたたかれたら、親が「暴力教師を追い出そう」とキャンペーンしたり。 で、教育自体がマニュアルの押し付けになり、行動も自分で考えさせずに親が指示するようになり、挙句、考える力を失い、いわゆるマニュアルがないと動けない人が増えたってことです。マニュアルにないと、もう何していいのか分かんなくなって、潰れる。 また、何かあった場合も、友人、近隣関係で、慰めあったり、ぐち言ったりと言うコミュニケーションの中で発散できてた。いまは、そのコミュニティもなく、また、コミュニケーション能力も低くなったので、一人でため込んで、結果解決できずに潰れる。 鬱や心神耗弱なんて、昔からあったし、まあ、昔はむしろそんなのは家に閉じ込めて外に出さないという風潮(これはこれでまずいが)がありましたが、それを差し引いても、そんな人は増えてるようですね。
- dondoko4
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事実です。 親や学校、国が悪いのです。 人間だけです、過保護に生きているのは。 親から怒られたことがないという人たくさんいます。そういう人が社会に出るとちょっと上司から仕事のことで注意されると切れるか、へこたれます。奮起がまるでない。日本の将来も危ういなとおもいました。 おかしな世の中になってきました。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
確かにそうなっています 少子化によって子供に苦労をさせない 家庭内に敵がいない 幼稚園でも学校でも保護者からの評価を気にして喧嘩をさせない 裁判で自己責任よりも管理責任を重視する 社会に出るまでに挫折を経験していないので育った環境と実社会とのギャップに耐えることが出来ないからだと思います この掲示板でも「上司に叱られたから辞めたい」 こういう質問をよく見かけます
- nemosan
- ベストアンサー率22% (582/2598)
昔は・・・心や体が弱った人は早死にしたから、 結果的にストレスに強い人しか生き残れなかった。
時代によって苦しんだり、悩んだりする内容が違うのでしょう 発狂する人は昔からいたはずです、遺伝する物もありますしね ただ今は甘やかされて育ってきた人間が多いので、ストレス には弱いでしょうね、参考まで