プリンタの修理屋です。
レーザーユニットの中には出口付近にミラーが入っていて、それが曇って薄くなることがあります。
当然、モーターについているポリゴンミラーの汚れの可能性もあります。
かなり限られた環境で発生するトラブルで発生率はごくわずかです。ホコリっぽい環境下などでは多発しますけれど。
ただ、この機種での発生は非常に少ないはずで、私の記憶ではここ数年で1台あったかどうかです。
レーザープリンタは内部にヒーターがあり、加熱定着を行っています。
その熱を逃がすためにファンで排気しているわけですけど、その空気の流れがレーザーユニット付近を通ることで発生するようです。
ところがこの機種の場合は定着ユニットが外から見える位置についていて勝手に放熱されるため、他の機種のように積極的な排気は行っていません。
それが曇りの発生が低い理由だろうと思います。
また、説明が前後しましたけど、一般的にレーザープリンタやPPCではトナーカートリッジと感光体カートリッジが必要になります。
キヤノンの特徴の一つが、一体型のカートリッジです。
高耐久の感光体を採用しているメーカーからは「無駄」とか「もったいない」と揶揄されますけど、トナーを新品にするたびに新品の画質が甦るという訳で、それなりのメリットはあると思います。
コスト的にもけっして高くはなっていません。
ただ、何かの事情で感光ドラムに傷をつけるとトナーも無駄になると言うのは現実です。しかしならら分離型の高耐久ドラムでも傷が入れば高い費用がかかります。どちらも大差はないでしょう。
非常に気になるのは「純正トナー(2008年10月期限)を購入し印刷したところ1枚目のステータスプリントはとてもきれいに印刷されましたが、10枚程度印刷したところ、また薄くなってしまいました。」というところ。
これだけを見てもレーザーユニットは関係ないと思います。
レーザーユニットに曇りが出ていればよくなったり悪くなったりはしませんので。
お礼
再び、丁寧な説明をいていただきありがとうございます。
補足
プリンタの修理屋さんにもお手上げでしょうか^^? もし、別の連絡手段が使えれば純正トナーで印刷した結果を見ていただきたいです。 ちょっと違った感じに印刷されているので・・・