成長期の人を含め、誰でも分泌量は年齢によって変化しますが、成長ホルモンの分泌は、睡眠中に分泌されます。分泌量のピークは睡眠開始から2時間後から3時間後位の間で、寝床で横になると20代の人だと大抵10分位で睡眠状態に入り30分もすれば熟睡状態に入ります。その後眠りが浅くなったり深くなったりしながらだんだんに眠りが浅くなっていき朝になって目覚めます。成長ホルモンの分泌は睡眠後急速に増加し明け方になるにつれ分泌量が徐々に減少します。分泌がある時間は約6時間ですのでこの睡眠時間帯を有効に利用し、トータルの成長ホルモン量を増やしてやります。成長期の若い時と40~60代では分泌量が大幅に減少していきますので、成長期の若い時に成長ホルモンを沢山分泌させ成長しておかないと、身長が低い大人になってしまいます。なので、身長の伸びを最大限にするには毎日の夜の睡眠時間は6~7時間は確保したいですね(睡眠不足や夜更かしは成長ホルモンの分泌を妨げ、成長を大きく阻害します)。成長ホルモンが問題がなくても、骨を構成するカルシウムやマグネシウム、リンなどのミネラルを成長に必要なだけ摂取してやらないと骨が長く太くなることができません。ご飯(カルシウムの50%はお米のご飯から摂取できる。パン食ではカルシウム量が少ない)を毎日しっかり食べて、残りの半分のカルシウムは、牛乳などの乳製品、卵、小魚、海藻類などカルシウムを多く含む食品から取ります。コンビ二などのハンバーガーや乳飲料やスナックなどを食べていたら完全にカルシウム摂取不足で成長に影響しますね。
後は足(脚)の大腿骨や脛の骨に刺激(振動や軽打)を繰り返し与える時間を多くする(歩く時間、速歩持間、縄跳び、跳躍、軽く叩く)ことと身体の水(リンパ液)や血液循環をよくするよう、長時間同じ姿勢や無理な姿勢、室内閉じこもり(ゲームやパソコン、勉強など)などしない、時々体中の関節を動かしたり、縄跳びやかけっこ、大あくびや背伸び、深呼吸などを取り入れて、血液やリンパ液の循環を良くしてやること、あと1日あたり2リットル以上の水分を摂取すること(水分不足は、血液やリンパ液をどろどろにして体中にカルシウムなどの栄養を届けられなくします)などに心がけることが大切です。またカルシウムの吸収、骨への運搬と固定にビタミンDが必須です。顔など日光に10分当たれば一日の必要量のビタミンDが皮膚で作られます(夏場は紫外線が強いので戸外の日陰に10分もいれば十分なビタミンDができます。)。冬場は肌の露出が少なくなりますので意識的に肌(顔)や手を日光に当てるようにするといいですね(それができない場合はビタミンDを多く含む食品で補います)。
毎日の食事は、3食規則的に食べて、必須ビタミン、必須アミノ酸、必須ミネラルが不足しないようにして、低脂肪、低カロリー、高たんぱく質食(動物性と植物性のバランスが大切)に気をつけてやれば、まだ成長がある程度望めるでしょう(30歳位までは)。
何もしなければ、今のまま成長が止まってしまうでしょう。