- ベストアンサー
わがまま犬が、ドッグトレーナーに数時間教育されるだけで忠犬に変身するのは本当?
お世話になります。 犬を飼ったことはないのですが・・・ 時々TV番組で 「わがまま犬が、数時間ドッグトレーナの調教を受けるだけであっという間にお利口さん犬に大変身!」 みたいな映像を見かけます。 たいていの内容はドッグトレーナーが 「犬は序列付けの中で生きるのが本能なので、飼い主家族、および同居飼育犬の序列付けを認識しています。 飼い主が毅然とした態度を見せず犬を甘やかすと、犬は飼い主を見下し、自分がボスと思い込み飼い主に牙を向いて命令に従わせようとします。 これがわがまま犬の正体なのです」 とウンチクをたれ、次に自分の命令に犬を従わせる術を披露し、見事犬をコントロールしてみせます。 とまあ、ここまではいいです。彼らは専門のドッグトレーナーなのですから。 初対面の犬たちもドッグトレーナーの態度や技術に感服して 「この人には適わないや。逆らわずにいい子にして可愛がってもらったほうが良さそうだ」 と思っても無理はないでしょう。 問題はこの後。ドッグトレーナーの協力を得て、ダメ飼い主が同じように犬をコントロールしようとすると、あら不思議、言うことを聞くようになるじゃありませんか? 先ほどまでは飼い主に牙を向いて吠え立てて、まるで飼い主を自分の手下か奴隷ぐらいに思っていた猛犬たちが・・・。 もちろん、ドッグトレーナーから 「好物の餌を使って犬をコントロールする技術」や 「命令は低い声で毅然と。褒めるときは高い声を出して大げさに褒めること」 などのテクニックを教わっているようですが、それにしても昨日今日まで飼い主を見下していたわがまま犬たちがこうも変身するとは。 昨日までのことを忘れてしまうとはもしかして犬って馬鹿なのでしょうか・・・? それともTVの編集? それともドッグトレーナーがそばにいるからいい子を演じているだけ? ご回答いただきましたら必ずお礼コメントを差し上げます。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
本当ですよ。 あなたの考えは非常に人間的というか犬が人間の感情を持っているような感覚でおっしゃってるように感じますがそうではありません。 彼らは犬です。 人間に飼われる以前から社会的な群れでの生活をしてきました。 その感覚が根づよく残っています。 群れの中では常に順位付けがなされています。 それはワンアクションで入れ替わります。 相手のが上だと感じた瞬間に。 順位変更は常に行われています。 飼い主が犬をコントロールするには、 常に毅然と対応し、上にい居続ける必要があります。
その他の回答 (7)
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
ふたたび・・ORUKA1951です。 じつは、人に甘やかされて、「人は自分が守らなきゃならない」「人は下位」だと思っている子は、信頼できるトレーナーなり、飼い主が変われば安心して指示に従うようになりますし、犬もそのほうが安心なのでしょう。 つくづく思うのは、犬は決して人間のような権勢欲はないということです。仕方なく権勢を持たされる。 訓練しにくい犬もいます。それは、人を恐怖の対象としている犬です。一度も愛されたことのない犬。これは、人は危険な動物ではないことを教えるために、何ヶ月もかかることがあります。叩いたり殴ったりして教えることが躾だと思っている飼い主に飼われていた犬は、野良犬以上に厄介です。 まあ、人の子供と一緒ですね。犬をしっかり飼える人は子供もうまく飼える(^^)はずだけど、そうも行かないね。人の子の方が難しい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >まあ、人の子供と一緒ですね。犬をしっかり飼える人は子供もうまく飼える(^^)はずだけど、そうも行かないね。人の子の方が難しい。 確かにそうですね。 人間の子供を一人前に育てるのも難しいでしょうが、最近は親としてまともではない”モンスターペアレント”という人種も増えているようです。 モンスターペアレントの元に生まれた子供は可哀想ですね。モンスターペアレントをドッグトレーナーに預けて、”親としての教育”を教え込んだらいいのではないかと思います。 (すでにあったりして)
- inutosoine
- ベストアンサー率53% (53/100)
元ドッグトレーナーです。 ご質問に関しての回答は「ドッグトレーナーがそばにいるから」になります。もちろんテレビの場合は編集がおおいに入りますが…。(事実、完全に『やらせ』という撮影をしたこともあります) 基本的に初めに犬を持った段階、質問文中の>見事犬をコントロールしてみせます の時に犬にこの人間は信頼できるということ、逆らっても無駄であるということ、きちんとやれば大いに褒められるということなどを教えます。 その段階を踏んでからトレーナーの監視下で飼い主さんがリードを持っても、犬は「なんかまずい…」や「同じようにすれば飼い主さんも褒めてくれるかも…」という意識がありますから問題行動は起こさないことが多いです。ですから犬はバカなのではなく逆に非常に利口、悪い言い方をすれば打算的な考え方をすると言ってもいいかと思います。 しかしこれだけでは問題は解決していません(テレビ的にはOKでも)ので、飼い主さんにその犬に合った、その問題に合った方法をお教えして、飼い主さん自身にできるだけトレーナーに近づいてもらう…というような形になるでしょうか。 ということで前の方も書いてらっしゃいますが、真実は犬に教えることはせいぜい2割、飼い主さんに教えることが8割以上ですね。 ちなみに、テレビに出てくるような全然しつけがなされていない犬というのは比較的しつけやすいです。難しいのはちょっとダメだったり色々試したがうまくいかない犬の方ですね。 以上、乱文失礼しました。ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。 よくわかりました。 >ちなみに、テレビに出てくるような全然しつけがなされていない犬というのは比較的しつけやすいです。難しいのはちょっとダメだったり色々試したがうまくいかない犬の方ですね。 これ、面白い現象ですね。人間の教育にたとえるなら、チョイ悪の生徒よりも、徹底的にグレた、”金八先生の加藤優”や、”スクールウォーズの大木大助"のような、『札付きのワル』のほうが素直に更正しやすい、みたいなもんですか?(違う?)
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
ポイントは >昨日までのことを忘れてしまうとはもしかして犬って馬鹿なのでしょうか・・・? それともTVの編集? それともドッグトレーナーがそばにいるからいい子を演じているだけ? ですね。 私も趣味で頼まれてトレーナーのようなことをしていますが、本音を言いましょう。じつは犬をトレーニングするときに、決して犬だけを預かることはしません。 実は、私が、トレーニングしているのは飼い主なのです。 犬というのは、不思議な動物で、鳩やニワトリのように単純な序列ではないですが、今は誰の指示に従うべきかを判断できる動物です。群内の力関係ではなく、あたかも人のように、特定の人を信頼して従うという側面もあります。そのときの気分次第で犬に対する態度がコロコロ変わるような人は信頼しないとかね。 ですから、答えは犬はとても賢いから、「犬から信頼されるように変わると、犬は付いてくる。」 その意味では、人と変わらないのかも。人の家族だってそうでしょ。
お礼
ご回答ありがとうございました。 > ですから、答えは犬はとても賢いから、「犬から信頼されるように変わると、犬は付いてくる。」 その意味では、人と変わらないのかも。人の家族だってそうでしょ。 人間にもいますね。「トラの威を借る狐」って奴ですね。下のものから一番嫌がられる人ですね。
- abacabu
- ベストアンサー率37% (250/663)
生涯初の愛犬が1歳になった者です。 ドッグトレーナーとは犬に対する勉強をしていて、躾等経験も豊富 ですのでそういう意味で犬扱いに慣れているので言う事を聞きます。 こう対処すれば必ず従うという事をしっかり勉強、経験しているので 毅然とした態度で自信を持って行っている結果、 ワンちゃんが従います。 これは一般飼い主にも言えることです。 対応の仕方が悪いと言うことを聞かない犬になってしまいます。 犬との関係は上下関係とか色々な捉え方がありますが、 いわゆる上下関係という考えが正しいなら我が家は噛み噛み犬に 成っているはずです。私はかな~り甘やかして育てていると 自信を持って言えますから。 とは言っても、「お座り」の指示をすれば従いますし、 「待て」を指示すれば解除するまで待てます。 散歩する時はふらふら歩かず、しっかり足の近くに居ます。 しっかりとした脚側歩行と迄には行きませんが・・・。 吠えた時は注意すれば吠え止みます。又すぐ吠える時もありますが・・・ 恐らく、我が家とその問題犬(問題のある犬なの存在しません)の 飼い主には何か違いがあるのでしょう。私はよくわかりませんが・・・。 まず、問題犬は存在しません。犬は従順な生き物です。 従いたいと思った相手には・・・。恐らく問題は飼い主に あるのでしょう。何かの理由で「飼い主には従えない、従いたくない」 と成ってしまっているので、言う事を聞かないのだと思います。 最初にも書きましたが、甘やかされて育った犬が100%噛んだり 吠え付いたりするというなら我が家の愛犬 (ミニチュアダックスフンド×2)は間違いなく飼い主を噛むし、 吠え付きます。我が家の愛犬は飼い主を噛みたくないから噛みませんし 吠え付く必要が無いから吠えません。噛みたくないについては 最近噛まれて質問しましたが、それ以来噛んでよい玩具で遊んでも 私の手に歯が当たると躾けてないのに遊びを止めます。 恐らくもう噛みたくないのだと思います。 私は躾けに関しても最初に書きましたが犬飼育初心者ですので 何となくですが、上下関係とかリーダーという関係だけでない様な 気はします。お互いの良い関係作りが出来れば、 言う事を聞いてくれるし、噛まないし吠えません。 こういう書き方をすると相思相愛の様に捉えられがちですが、 私の言う事を聞いてもらいたい気持ちと、愛犬の吠えたりしなくても 噛まなくても良いことが起こるという利益の一致によるものだと 思います。噛まれたり吠えたりされる飼い主さんの中には 噛んだり吠えまくったりしなければ、愛犬の利益が得られない 状況にあるのでそれが習慣化しているだけのように思います。 そして噛まれたり、吠えたりすることによって利益が得られると、 逆に言うと噛んだり吠えたりしなければ利益が得られないと 学習しているから起こる行動です。 私は常日頃からなるべくそういう状況にならないよう愛犬の様子を 観察し、なるべく早い段階で察知し(なかなか難しいですが) 「お座り」等を指示し「待て」を指示した後与えています、利益を。 トレーナーさんはそういうことにかなり慣れているので、 結果見事に問題犬がぴたりと言う事を聞いている様に見えるだけ だと思います。 テレビ等で飼い主にも従っているのはトレーナーの力です。 最も重要なのはそれ以降の飼い主の犬に対する接し方です。 以後気を付けて毅然と接する事ができたなら以後もしっかり 言う事を聞くようになります。そこは恐らく飼い主の頑張り次第です。 なんか素人が色々書いていきましたが全然回等になっていない気が します・・・。あくまでこれは私個人が犬を飼育し始めて感じた事 ですので、何の裏づけも統計もありませんので、 ご参考までにご覧下さい。ご参考になれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 トレーナーの力によるところがあるんですね。
- inuyosi
- ベストアンサー率41% (96/234)
これも直接の回答にはなりませんが…。 今まで犬との付き合い方のバイブルの核のように言われていた「順位付け」についてはいろいろ新しい説が出てきていますね。ただ実際、子供の頃から犬と自然に接して暮らして来た方だと、この以前からある定説には疑問符を感じていた方は少なくナイと思います。なぜなら、実際の犬との暮らしの中で、単純に「順位付け」だけでは説明ができない部分がありますので(笑)。 ただ今でもそういった考えは浸透していますし、初めてワンちゃんと暮らすようになったりして扱いに困っている方にアドバイスするような場合にはある意味「わかりやすく実践しやすい」ということはあるかと思います。 犬と初めて生活する方に、「まず仲良くなって信頼関係を築きましょう」と言ったところで、「どうやって犬と仲良くなるの? 信頼関係ってどういうこと? どうやって築くの?」と追加質問されてしまいますので(笑)。 話しが逸れましたが、では「順位付け」が全くナイかというとそうでもないようで(場面場面で順位が変わるという説もあるようです)、これを明確にするだけである程度犬をコントロールできる部分があるのも否めないと思います。 参考までにプロのトレーナーさんから聞いた話ですが、「イベントやデモンストレーションなどで短時間で犬をコントロールしてみせることはできるし、犬も一時的には従うけれど、実際にそれを根付かせて飼い主自身でコントロールできるようにするためには、その後、時間をかけた反復練習などにより犬に根付かせる必要がある」とのことです。 かと思うと、一種の才能とでも言うのか、プロでもなんでもないどころか犬を飼ったこともないのに、瞬時に初対面の犬を従わせてしまうようなツワモノも存在します。知り合いにいます(笑)。
お礼
ご回答ありがとうございました。 なるほど、「順位付けを認識している」というのはわかりやすいたとえ話という説なのですね。 >かと思うと、一種の才能とでも言うのか、プロでもなんでもないどころか犬を飼ったこともないのに、瞬時に初対面の犬を従わせてしまうようなツワモノも存在します。知り合いにいます(笑)。 ポケットにお菓子でも入っていたんじゃないでしょうか?(笑)
直接の「回答」ではないです。すいません。 犬は飼い主家族の中に「群れの序列」を見出し、それを唯一絶対基準として行動する…みたいな「理論」は、まったくの大嘘です。 などと断言すれば、すこし前までならとんでもないデマを撒くやつだと非難されたかもしれませんが、この見解は別に私の独創でもなんでもなく、むしろ主流になってきている考えです。 興味があるなら検索でもして、またネットだけでなく図書館などでもちょっと調べてみてください。 「アルファ・シンドローム」「権勢症候群」「パック理論」といったあたりがキイワードです。 犬は、独特のテクニックを用いて操作しなければならないような不気味なブラックボックスではないのだけど、 TVなんかの取り上げ方はあたかもそのような、プロだけが扱える謎の生物にしたがっているかのようですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 おや、新説が出てきましたね。 >「アルファ・シンドローム」「権勢症候群」「パック理論」 調べてみます、ありがとうございました。
- futan
- ベストアンサー率25% (11/43)
うちのわんこも一時期トレーナーをつけてたことがあります。 よその犬がだめで、みかけると大騒ぎする子でしたが、トレーナー同伴で公園に行ったときは、ノーリードの犬が数匹乱入してきても伏せたままおりこうでした。トレーナーがいる間は飼い主のコマンドでもほぼ同様におりこうでしたが、その後飼い主だけの訓練をおこたったせいか? トレーナーをつけるのをやめたせいか?まったくかわらない状況で現在にいたります。 ただ、飼い主の心がけ次第で犬は変わるんだな~という感じはしました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 飼い主の心がけ次第なんですね
お礼
ご回答ありがとうございました。 >群れの中では常に順位付けがなされています。 >それはワンアクションで入れ替わります。 ふーん、そういうものですか。 人間だと「上下関係の入れ替え」ってのは非常に難しいメンタルな問題ですよねー。 たとえば学校のクラブ活動。下級生にレギュラーの座を奪われた上級生の悔しさなどは傍で察するだけでも残酷なほどです。 中央官庁の天下り人事(同期の誰かが事務次官に出世したら、残りの同期は全員辞めて民間天下りするのが通例。理由は、事務次官が事務方んの最高ポストなので、これ以上出世の見込みのない他の同期は居づらくなるから、というもの。)もこういう問題が起因しているのでしょう。 結論 「霞ヶ関の役人は全員犬になって国家国民に忠誠を誓え!!」 質問と関係ない結論が出てしまいました。失礼しました。