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QWERTY配列の起源について
表題の通りなんですが、#479077の質問者の方が「いったいどっちが…」とおっしゃっていて、混乱させてしまったようですので私自身が質問をたてたいと思います。 機械式のタイプライターのアームがからまないような配列が意図的に工夫されたんだと説明をよく耳にしたのですが、調べてみるとその説明のもとになった「事実」に突き当たらないのです。 たとえば、なんらかのプロジェクトがあったのか、あるいはある企業が出した製品が好評で、それがデファクトスタンダードに成長したというなら、どこかにその詳細な情報が残っているはず。図書館にも行って調べたのですがその辺の情報がどうしても入手できず、わかったのは件の質問で私が引用したサイトにあるレミントン社に関するものだけでした。 「アームからまない説」はまるで幽霊のように漂っていますが、もしそうだとするとどうしてそうなったのか、あるいは本当はこうで、実はやはりその説は正しいんだよ、と言うお話がありましたら、どうかその根拠となった事実をあげてお教えください。
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no.2の方が参考URLとして出されているのは、 no.1(私)の参考URLの下から2番目に書かれている頁を そのまま翻訳した物です。 原文を読んでいただくとわかるのですが、 C.L.Sholesは試作品を作っただけで、これは市販・実用には至っていません。 写真も載っていて、あきらかに手作りの試作品です。 キー配列も載っていますが、タイプライターの初代特許の中に QWERTY配列が含まれている事も指摘されています。 翻訳時になぜその試作品が、あたかも市販された初期モデルかのように 訳されてしまったのか、ちょっと謎ですね。
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- zoh
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ちょっと気になって、調べてみました。「タイプライター 歴史 qwerty」というキーワードで検索してみると、それらしい答えが発見できました。 詳しくは参考URLを見てください。
お礼
なるほどたいへんおもしろいサイトをご紹介いただきまして感謝します。これによるとやはりヘッドがからまないように誰かが工夫してこうなったという説は力を持つわけですが、それにしても自然発生的にQWERTY配列が決められたという話に限りになく近いと言われればその通りのような気もします。お答えいただきありがとうございました。
- tnt
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下の参考URLは御覧になりました? ここと、ここからリンクしている「The first typewriter」を ごらください。 レミントンの1号機からqwerty配列だったこと。 1号機は大文字だけだったこと。 動作が遅く、清書にしか使えなかったこと。 2号機は小文字もあったこと。 もちろんこれもQWERTY配列だったこと つまり、タイプライターは始めからQWERTY配列だったことが ハッキリと実物写真入りで示されています。 なお、他のサイトで、活字の置き順でQWERTYが決められていたという 指摘があります。つまり、もともと印刷工の置き順だったということです。 これはなかなか説得力があり、 確かに、良く使う文字では2つの活字を続けて そのまま抜き取ることができるんです。 we,er,ty,yu,op,as,df,gh,kl,nmというあたりでしょうか
お礼
回答いただきありがとうございます。 「これはなかなか説得力があり、…」 私も同じ印象を持っています。同じQWERTY配列を持つ機械(PC)が「清書にしか使」われていない状況は今もあまり変わらないと感じます。 http://www.naracom.co.jp/naracode/bit.html で紹介されているプロトタイプのタイプライターが実在したのだとすると、「ヘッドからまない説」はまっかな嘘ということになりそうですが…。
お礼
ご紹介いただいたサイトを翻訳中です。こちらの力量がなかなかに不足していてたいへん時間がかかっていますが、正確に意味をくみ取ってから、できれば次の似たような質問の時に回答という形でご報告申し上げたいと思います。ポイントはプロトタイプのタイプライターがQWERTY配列を持っていたか(それはたぶん間違いないかと)、その機械はアームがからむような構造を果たして持っていたのかいなかったのか、ということかと思います。 たいへん示唆に富んだ御回答をいただきまして感謝します。