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小原流の資格について
生け花の小原流を始めようと思っています。 HPなどでは准教授のお免状を取ると指導者の資格になるとありますが 実際、准教授の資格で教えてる方、いらっしゃいますでしょうか? 形としてこれは指導の入口で、実はまだまだ先の資格を取らないと指導できない。。。などということはないでしょうか?
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小原流で生け花を習っている者です。 結論から申しますと、同じ資格でも個人の能力は様々ですので教えてはいけないとか、指導ができないというわけではありません。 教えたいという気持ちがあれば、初心者の人に教えることはできるでしょう。友人や職場の人に教えている、という人はいるかもしれませんが私の身近には准教授で教えているという人はいません。 准教授に進級する時は講習会があり、節目を感じますが准教授ではまだまだ教わっていないことがたくさんあります。 その点ではおっしゃる通り、指導の入り口ということになります。 ここから先は参考までに読んでいただければと思います。 小原流では毎月、月例研究会という試験があり、そこで取得した点数が規定に達すると進級できます。 地区別教授者研究会という年に数回行われる試験で優秀な成績をおさめていると早く進級できるようです。 地区別教授者研究会や、デパートで行われる花展の参加資格は家元三級からです。准教授→家元四級→家元三級まで進級するには数年かかります。准教授ではまだ得られない資格があるということです。 小原流に認められて指導者として活動できる資格としては講師になることです。 教室の先輩で講師試験に落ちた人がいましたが難関のようです。でも講師の先生の中には20代で合格された先生もいらっしゃいます。 他の仕事をせずに生け花一本で職業としてお花の先生をするのはかなり大変のようです。生徒を集めるだけでなく、個展を行って作品を発表して活動の実績を作ったりしなければいけませんので。 生け花はやればやるほど奥が深いのですが、人に教えることも勉強になりますし、続けていかれるうちに新たな目標が見えてくるかもしれません。 まずは生け花の楽しさを一日も早く味わっていただければと思います。頑張ってください。
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- woochan
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指導者にも色々ありますが、趣味にするのか、職業にするのかで大違いです。准教授で、教えることはできます。 教えることで自分がどこまで理解できたか確認できるので、ぜひ頑張ってください。というのは、建前です。 実際には、支部の研究会で優秀賞を取られたり、年一度の地区別教授者研究会に出られるあたりから、専門教授者=マル専教授者になり(会費up)指導された方が良いのではと思います。 また、研修過程(1期、2期)も年一回あります。査定に受かれば、講師試験まで早道が開けます。と言うとびっくりさせましたか? 楽しみで参加しているのには、いい趣味の世界ですよ。
お礼
詳細なご説明どうもありがとうございます。 とてもわかりやすく教える場合の段階がわかりました。 まずは趣味で始めてみようと思います。
お礼
toranekogoldさん、ご回答ありがとうございます。 准教授後のことがなかなかわからずにいましたが 実際に習われていらっしゃる方からでとても参考になります。 生け花はとても奥が深いのだろうと思っています。 ますます興味が湧きました。