少々ビデオ映像の制作をしている者です。と言ってほとんどが保育園やジャズダンス、カラオケ教室の発表会などのビデオを作って販売している者ですが。
私はビデオカメラを使う目的をは大きく分けて二つあるように思います。一つは今起こっている現象を単に記録することと、もう一つはこちらの意図に合った作品を作ること。
そこで、カメラの違いで思った作品が作れないかと言うとそんなことはありません。
と言うより私は現場では大型のカメラのほかにあなたがお使いの小型カメラも併用して使っています。大型のカメラを重い三脚に設置してる間に貴重な映像を撮り逃したということは多々あります。また小型ならではの普通考えられないアングルの映像が撮れることもあります。
だったらどうして重くて動きの悪い大きなカメラが必要になるかと言うと、あなたも言われているように、日中なんどの撮影では映像にそれほどの差は出ないくらい最近の家庭用のカメラの画質は良くなっています。
でもどこか違うんですね。
それは家庭用のカメラはほとんどが自動で、条件さえ整えばそれなりにきれいには撮ってくれますが、夕方をより夕方らしく、反対に天気の良い日を曇っているように撮影することは無理ですね。またホールなど暗いステージであなたの娘さんにスポットがあたっているとしたら、あなたはこの娘さんの顔がきれいに撮れますか?
こうした悪条件下でもこちらの思う映像を撮影するためには、自動カメラより面倒でも手動でいろいろ設定しなければ撮れない映像もあるのです。
これがお金を頂いて制作する者の使命だと思っています。
このように関係者以外の人に作品として見せられるものを作るにはそれなりの映像が必要となるのです。そのために少々お金を出して高価な機材を使わないといけないときもあります。
お礼
そのものずばりです。気持ちが乗らないって。 でもそういって作らない理由にしているのかもしれません。びしっと言い切ってくれてありがとうございました。