ライティングのセットアップの前に少し横道に逸れますが
「bbmamimami」さんの「露出の設定方法」が判らなかったので
前回のような補足質問をさせて頂きました。
「bbmamimami」さんのようにカメラ内蔵のTTL測光で直接、商品の露出を測ることは
ある程度は撮影者の意図を反映出来ますが、最終的にはカメラが勝手に露出値を決めていることになり、
これでは露出がバラけてしまい商品ごとに明るさ、色合いが違ってしまう結果になります。
こういうことでは撮影者が主体的に露出(商品の色)をコントロールしていることにはなりません。
少なくとも物撮りをこれからも続けていくならカメラまかせの測光方法は×です。
理想を言えば、入射光式露出計があると一応、手早く標準露出を決められるのですが、
なにせ売価が中級クラスのコンパクトデジカメ位はしますからすぐ購入と言うわけにもいかないでしょう。
また購入したからといって、すぐ使えるようになるツールでもないので今回はこれは無しと言うことで進めます。
ということで他の、わずかな投資で効果のあるものとして
カメラ内蔵のTTL測光で「グレーカード」を測定して標準的な露出値を決めるという方法を説明します。
ここで突然ですが「グレーカード」はお持ちですか?
この方法では「グレーカード」が必要なので、お持ちでない場合は購入してください。
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現在販売されているグレーカードで入手しやすいものは:::
(A)Kodak Gray Cards (R-27) ::取説付属(英文)、台紙が厚く平面度が高い、2千円位。
(B)銀一シルクグレーカード::取説は付属していないと思います。台紙が薄くカールしやすい。千円位。
他に、持っていると良いものとして、
(C)Kodak Color Ceparation Guide and Gray Scale (small) (Q-13)::取説付属(英文)、4千円位。
購入には(A)をお勧めします。取説を熟読して使い方をよく理解しておいてください。
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グレーカードを用いた露出設定の手順::細かい部分は省いているのでいずれ必要に応じて説明します。
(1)デジタル一眼レフカメラ(以下カメラ)の測光モードをセットします。
(2)カメラの撮影モードを必ず「マニュアル露出モード」にセットしてください。
(3)グレーカードを測光し「シャッタースピード」や「絞り値」を変更して「カメラの表示する適正露出」に合わせる。
(4)この(3)の「適正露出の絞りとシャッタースピードの組み合わせ(EV値)」が撮影の標準露出になります。
(5)基本的には上記の標準露出で全ての商品(色の違いに関係なく)を撮影する。
お礼
度々ありがとうございます。 (1)露出の設定について、測光方法はどれですか? (A)デジタル一眼レフに内蔵のTTLで測光: (b)中央重点測光 (2)撮影する商品一点ごとに測定して露出値を決めているのですか? 1点ずつの測定をしていませんが、基本的に似たものをまとめて撮影しています。 白なら白だけ、グレーならグレーだけ撮ると言うイメージです。 (3)撮影モードはどれですか? (B)絞り優先AEモード(C)シャッター優先AEモード BとCを使って、いろいろ設定を変えてみたりしています。 (4)「bbmamimami」さんが撮った「白い商品の画像データ」を開いた時に商品の色が「白い」ということは誰が見ても分かりますか? 「白」だと自分が思っていましたが、よく見ると真っ白ではないですね。。。 こんなに教えていただいてるので、もう恥ずかしがらず、私の「作品」をお見せします。 http://docs.google.com/Presentation?id=dgdpd8wm_2hfx4rhfp 最後のくっきりした写真は目指している目標です。 (5)お持ちの「RIFA」は「RIFA-F」ですか?サイズは? 似たようなもので、50×50サイズです。