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なぜ中学生だけ登下校中にヘルメットをかぶらなければいけないの?
なぜ中学生だけ登下校中にヘルメットをかぶらなければいけないのでしょうか。高校生も,大人もかぶっていません。中学生も一度帰宅した後はかぶりません。小学生もかぶっていません。命を守るといいますが,かぶるかぶらないは本人や親の責任で選択するようにしてもらえないのかと思います。 ヘルメットが売れなくなると困る人がいるのでしょうか。本当に危険なら,小学生や高校生にもかぶらせるべきです。わけがわかりません。
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露骨に言えば、学校が批判の矢面に立たされないためです。 いざ事故があったときに、 ヘルメットをしていれば傷害の度合いが低かった可能性があると、 「なぜ安全帽やヘルメットを義務づけなかったのか?」 という批判が出てきます。 より安全な選択をする理由の説明は容易ですが、しない理由の説明は、 とくに(結果論での批判の場になりがちな)事故の後では出来ないです。 それに対する「うちはここまで配慮していますよ」という 一種の予防線なのです。 最近の、携帯電話禁止の動きも同じ文脈ですね。 一般に、校則は学校が設定したくでしているのではありません。 保護者の要望によって設定されます。 かつては、子どもがちょっとしたことで他の子との差を付けたがる。 安易に外見や持ち物で個性を主張したがるのですが、 それに保護者が振り回されたくないから、学校で規制してほしい そういった文脈で、無意味な校則が積み重なりました。 結果、鞄、防寒具、下着や手袋の色、 スラックスのタックやスカートのプリーツの数、 自転車のホイールの直径から変速機の段数に至るまで、 事細かに指定されていました。 決まりを作れば作るほど、『守らせる』という仕事が発生し、 いつの間にか、規則の目的ではなく規則を守らせることが目的になってしまいます。 その反省から、近年は20年ぐらい前に比べて極めて緩いものになりましたが、 一方で、学校の安全管理に関する要求は最大になっており、 それに係る決まりは強化されています。
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京都市内に住んでいます。 京都市内の中学は基本的に徒歩通学です。 遠い人は市バスで通学しており、自転車通学は認められていません。 以前、JR車内から滋賀県でヘルメットをかぶった中学生らしい人をみかけました。 地域によるのでしょうね。 校則が一番厳しいのは中学です。
お礼
地域によるということは,絶対無ければならない決まりではないと言うことですね。ありがとうございます。親がヘルメットをかぶせたいと思ったら自分でかぶせればよいと思います。子どもがかぶらずに,事故で死んでも学校を批判しないことですね。回答有り難うございました。
- minatoyato
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これは難しい問題ですね。土地柄によるでしょう(つまり全国津々浦々、中学生がヘルメット着用ではない現実があります)。 私が思うには、事故がおこったときに「学校側はヘルメット着用を義務化していた」というポーズを取りたい、その一点に尽きるように思いました。 ま、管理教育の一環でしょうかねえ。
お礼
回答ありがとうございます。ポーズをとりたいというのも理由のひとつですね。管理教育の一環というのも納得できます。
- cerberos
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ヘルメット着用義務化は理由がどうこう以前に、道路交通法によって定められています。 (13歳未満の幼児、児童のヘルメット着用が保護者の努力義務) 学校としても法律で明記されている以上、着用しなくて良いとは言えませんので、義務化しているの でしょう(安全面のこともありますし) もちろん、高校生になると着用義務がないからしないで良いというのも変な話でしょうが、高校の場 合、義務化すると受験生が敬遠してしまうため、義務化するところが少ないというのが現状でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。法律で規定されているのは,13歳未満の幼児、児童を保護者が自転車に同乗させるときのヘルメット着用です。警察で確認しました。しかし,警察官はヘルメットはかぶらないよりはかぶった方が良いのだから,中学生はかぶった方がよいと言っていました。つまり,法的な根拠はないのです。本当にかぶった方が良いのなら高校生も大人もかぶるよう法律で義務化するべきです。相対的に指導しやすい中学生だけに指導するのはおかしいと思います。だから,中学生は納得できないのだと思います。校門近くではつけていても,途中で脱いでしまう中学生が多いのは,なぜでしょうか。つけなければならない理由を理解できないからです。本当に良いものなら自らつけるとおもいます。
- say2005
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たしか登下校中に事故が起こった場合学校の保険で治療費がでます。 つまり、学校の責任下なので生徒の安全を守るためにヘルメットをつけろといわれてるのではないでしょうか? 帰宅した後は個人の時間ですから自己責任。 高校生も通いたくて通っているので自己責任です。
お礼
回答ありがとうございます。登下校中は学校の責任下であっても,どこまで指導するのかは,議論しても良いと思います。 つまり,学校はヘルメットを推奨し,ヘルメットを実際に着用させるのかどうかは親の判断という選択肢もあって良いのです。昔,安全のために反射板がついた安全たすきというのを生徒全員がつけた学校がありました。より安全ということであれば,これもつけるべきです。しかし,廃止される学校が増えています。ヘルメットだけドグマのように議論するのはタブーというのは良くないと思います。
お礼
学校が批判の矢面に立たされないための一種の予防線として規定されたり,保護者が子どものわがままに振り回されたくないから、学校で規制するといった文脈で、無意味な校則が増え,事細かに指定され,決まりを作れば作るほど守らせるという仕事が発生し,規則を守らせることが目的となった。ヘルメットの着用もその一つと言うことですね。とてもよく分かりました。ありがとうございます。