明るめにするのに簡単な方法は、一度、軽くブリーチしてから、ヘアカラー剤などで染めることです。
髪の毛の色素が多めの人の場合、どうしても、取扱説明書通りにやっても若干暗めの色になってしまいます。
この様な場合は、髪の毛の傷みが増してしまうことを覚悟する必要があるかもしれませんが、軽くブリーチしてから毛染めすると望み通りの色合いになりやすいですよ。
なお、ブリーチや毛染めの前には、必ず、トリートメントをしておくようにしてください。(髪の毛の傷みを軽減させるためですので、ブリーチをしないで毛染めをする場合でも直前トリートメントをお薦めします)
あと、時間が短いというケースも考えられますが、逆に、取扱説明書で指定されている時間よりも長く放置していますと、毛染め剤によって脱色されたもともと髪の毛にあった色素が元に戻ってしまい、思ったほど明るい色にならないということもあります。
放置時間は、絶対に、守るようにしてくださいね。
取扱説明書に放置中に与える温度が書かれている場合は、その温度を常に与えるようにしてください。
もし、取扱説明書に温度が書かれていない場合は、40度で常に温め続けてください。
ドライヤーで温めるという方法が思いつきやすいですが、私たちプロが使用する別名「お釜」と呼んでいるドライヤーなら良いのですが、まぁ、一般的には、正式名称「ハンドドライヤー」で温めるのがほとんどでしょうから、どうしても温度にムラが出来てしまうのですよ。
エアコンを40度に設定するのは無理な話ですから、湯槽に40~42度のお湯をため、そのお湯でついでに入浴してしまいましょう。
身体を温めた温度が髪の毛を充分温め、かつ、入浴することで、髪の毛を回りからも温められますので、効率は良いですよ。
なお、お風呂場で裸になって毛染めをしますと、染毛剤が身体に付着して危険だと指摘があるかもしれませんが、これは、理美容店などで袖つきの毛染めケープを有料で譲ってもらい、それをまいて毛染めすれば、まず、肌には付着しにくいはずです。
また、毛染めする際に、ワイシャツやブラウスのようなタイプの肌着や服を着ていれば、汚さないで脱ぐことが出来るはずですから、こちらの方法も検討してみてください。(こちらなら、今などで染毛剤を塗ることが可能ですね)
とにかく、一般家庭で、染毛剤を保温するのは、入浴が一番なんですよ。
染毛剤は、白髪染め剤、ヘアカラー剤、カラーリング剤、ヘアマニキュアの4種類がありますが、白髪の色だけを変化させるヘアマニキュアを除き、つまり、黒髪の色を変化させるヘアマニキュアも含め、ほとんどの染毛剤にブリーチ成分が入っていますので、どうしても、髪の毛は傷みやすいです。
なお、カラーリング剤のみ、ブリーチ成分を含まないのですが、カラーリングする前にブリーチをしませんと色が入りませんので、髪の毛が傷んでしまう部類に分類することにします。
くどいようですが、これを避けるためには、毛染め前にトリートメントをしてから毛染めするようにしてください。
もちろん、毛染め後も「最低2週間以上は毎日トリートメントをする」ようにしてくださいね。
あとは、髪質が大きく関わることもありますので、一度、行きつけの美容師か理容師に相談すると良いですね。
お礼
すごい詳しくありがとうございます! 毛染めの前の直前トリートメントは洗い流すタイプのやつですか? がんばってみます♪