キング・クリムゾンのお勧めアルバム、定番では『クリムゾン・キングの宮殿/In The Court Of The Crimson King』、『太陽と戦慄/Lark's Tongues In Aspic』、『レッド/Red』、『ディシプリン/Discipline』となりますが、何せ30年以上も活動していてその間メンバー交代も頻繁で音楽形式も様々です。
キング・クリムゾンはデビューから今日までを大きく六つに分ける事ができます。
様々な音楽的要素を幾何学的に構築、静と動が同居する第一期のお勧めは上記の『クリムゾン・キングの宮殿/In The Court Of The Crimson King』。
ジャズミュージシャンをゲストに迎えオーボエ、コルネット、クラリネット等の管楽器を多用した第二期のお勧めは『アイランズ/Islands』。
インプロヴィゼーションを大胆に導入しヘヴィーでシャープな第三期のお勧めは上記の『太陽と戦慄/Lark's Tongues In Aspic』もしくは『レッド/Red』。
ミニマリズム、ポリリズムといったエスニックな要素を取り入れた第四期のお勧めは上記の『ディシプリン/Discipline』。
ギター、スティック、ドラムが二人づつのダブルトリオ編成の第五期のお勧めは『スラック/THRAK』。
ヘヴィ・メタル、オルタナティブ色を打ち出した現在進行の第六期のお勧めは先日リリースされた『ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ/The Power To Believe』。
dustbowlさんがどのようなきっかけでキング・クリムゾンに興味を持たれたのか判りませんが、上記を参考にしてもらえれば幸いです。
お礼
丁寧な解説ありがとうございます。クリムゾンに興味をもったのはTOOLという BANDと以前共にツアーをまわったという記事をみたからです。 それと日本のフラワートラベリンバンドがクリムゾンのカバーをしていたので・ますます気になりました。徐々に聞いていきます。