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スーツの服地

テーラーでスーツを誂える予定をしています。お勧めの服地はありますか?英国服地限定でお願いします。目付は350~450g/mぐらいでウーステッド、ネイビーのストライプのものがいいかなと思っています。経験者の方、専門家の方、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • miyareo1A
  • ベストアンサー率41% (5/12)
回答No.1

英国生地で比較的にどこのTailorにもありそうなのは FINTEX、Tailor&Lodge、Scabal(ベルギーの生地問屋だが英国生地が主)、DORMEUIL(フランスの生地屋だが英国生産が主)といったところでしょうが、現在は英国製の生地も3シーズン向けが多く目付け300~350g位の重さしかありません。 目付け、350g以上だと Harrisons of Edinburgh に FINE CLASSICS というシリーズがあって、目付け370gです。 私の好みは LEAR BROWN & DUNSFORD の OYSTER というシリーズの生地です。目付けは400gとかなり重いです。 400gをこえるものになると、フラノやツィードの生地が多いと思います。 どちらのTailorでご仕立てなのかわかりませんが、Tailorによって扱っている生地が違いますので、見つかりにくいかもしれません。 ご希望の目付けですと冬用のスーツになると思いますが、これから、お仕立てになるのでしょうか。

grant0808
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 400g/mは非実用的でしょうか?スリーピースで晩秋から冬にかけて着用する予定です。Harrisons of Edinburghは気になっていました。しかし結構値が張るので迷っていました。行きつけのテーラーは教えていただいたLEAR BROWN & DUNSFORDの生地を扱っていなかったのですが、取り寄せることはできるのでしょうか?

その他の回答 (3)

回答No.4

度々すいません。No.2です。マルキシさんで思い出しましたが、 Tailor & Lodge, Harrisons of Edinburgh、Lear Brown & Dunsford も日本ではマルキシさんの取り扱いでしたかね。それならばもう一社、 マルキシさん取り扱いのEdwin Woodhouseも英国の伝統を受け継ぐ (テキスタイルデザインは確かイタリア人だったかと思いますが) 良心的なミルで、個人的にはお薦めのミルのひとつです。秋冬物にも 勿論良いものがありますが、もし春夏物に興味が出てきた際には このミルのフレスコ織りの生地をチェックされてみられると良い でしょう。

grant0808
質問者

お礼

ご返答ありがとうございました。 マルキシという会社は魅力的な服地ばかり扱っていますね。Edwin Woodhouseのフレスコは有名ですよね。春夏物を仕立てる際には検討したいと思います。

  • miyareo1A
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回答No.3

No.1です。 400g/mは非現実的ではありませんが、国内では取り扱いが少なく、選択肢が限られてしまうのが欠点です。 私も冬物で何着か同様の目付の3ピースを仕立てました。はじめは一般のスーツに比べて最初は重く感じると思いますが、よいTailorならば、美しい形のスーツができます。 お仕立てになるTailorがどこから仕入れるのかわかりませんので、LEAR BROWN & DUNSFORDが取り寄せ可能かはわかりかねます。日本では、Harrisons of Edinburghを輸入しているのと同じ会社、マルキシ株式会社での輸入ですので、可能かもしれません。 ほかに、No.2の方の言われている Holland & Sherry の Perennial が目付 400g/m なので、よろしいと思います。 また、WorstedではなくWoollen Flannelでよろしければ、 Harrisons of Edinburgh のWoollen Flannels 400g/m、475g/m も候補になるでしょう。

grant0808
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 へヴィーウェイトの服地はやはり魅力的ですよね。着込んで体になじむのが楽しみです。答えにくい質問に答えていただきありがとうございます。今度テーラーに尋ねてみます。フランネルの服地にも興味がありますので、覚えておきたいと思います。

回答No.2

ニューヨークから失礼します。No.1の方の御意見にてほぼよろしい のではないでしょうか。いわゆる”ベタ”な英国、ということなの であればTaior & Lodgeは信頼出来る会社のひとつと思います。  生地に関して、日本は一般にMeterでGramを使用していますが、 米国はYardでOunceを使用していますので、MeterとYardの差で、同じ ウエイトの生地において約1割の誤差が出てきます。英国に行くと Gram表示なのに、Per Running Yardで価格を提示されることが あるのですが、それは私が米国から来ていることを先方が知っている からなのかもしれません。  所謂”生地屋”にも大きく分けて2種類あり、日本においてミルと 言えば自分で生地を織っている工場を意味するのが普通ですが、 マーチャントミルというのもあって、例えばNo.1の方が言われている Scabalや、Dormeuil, Harrisons of Edinburghなどがこれにあたり ます。もうひとつ付け加えれば私の所属する会社が持っている Holland & Sherryも上げさせてください。一応、英国王室の男性陣に 生地を納めたりしている世界有数の生地屋です。  Scabalはベルギーのブリュッセルが本拠地ですが、EUの本部が あることでも理解出来ると思いますが、この街からはヨーロッパの 主要都市どこへでもほぼ一時間半程度のフライトで発送可という 地の利があります。またフランスのDormueilもそうですが、特に 男の晴れ着としてのTown Suitsのエレガンスには、どうしても 欧州大陸的な色彩感覚、素材感が必要であるということで、確かに 英国の毛織物の質自体は素晴らしいのですが、ラテン的なニュアンス 色気を持った生地と色柄が少なく、そのためにマーチャントミルという 存在が、小売と工場とのの中間の位置に立ち、市場の情報やニーズを 英国の工場サイドに提供し、またテキスタイルデザイナーを雇って 新鮮かつ斬新なデザインの生地を英国のミル(織物工場)に織らせ、 それらを世界の市場に提供しているのです。こうした中で Tailor & Lodgeは数少なくなったミルを代表する一社であり、 一応テキスタイルデザイナーと呼べる人はいるのですが、今でも ”ベタ”な英国の伝統を体現した色柄の生地が主力なのです。  ロンドンは硬水ですが、Huddersfield, Bradfordといった 北イングランドの地はホルム川など、天然の軟水に恵まれ、この 水を使って仕上げられる当地の毛織物は、重厚かつ独特のしっとりさ 加減で、正に水の恵みと言えるのかもしれません。  さて、1月23日はロバート バーンズ ソサエティ(フリーメーソン の人も多いと言われる。)のバーンズの生誕150年を記念した ディナーで、私も出掛けてきましたが、彼らにとってNYは最大の市場 であり、毎年北イングランド、スコットランドのミルのトップ連中が 商談とコネつくりのため参加するのです。重厚なジェントルマンズ クラブにて200名以上参加、半数以上が例のハイランドドレスと 呼ばれるキルト姿なのですが、(さながらタータン柄の見本市) 彼らが口々に言っていたのが、日本人バイヤーのテイストの良さと ”モノを見る目”の確かさでした。   数年前からウエットで軽いイタリア独特のテイストの生地から ドライなタッチでコシのある伝統的な英国毛織物が見直されてきた と言うのですが、これは日本からの引き合いがきっかけであった、 と皆口々に言っておりました。  現在は、昔に比べれば軽いウエイトのものが主流になって来ました が、(但し英国へ行けばまだ重いのもあります。)日本のおかげで また英国製の少し重い生地が市場に増えていくかもしれません。 英語でtake needle wellという言い方をすることがありますが、 それはWarp and Weft共に最低でも双糸の英国生地は、水とアイロン で、立体を形成しやすく、糸をしっかり受けとめてくれると言われ、 かつ丈夫で長持ちと言われます。イタリアの美しい色柄のソフト な生地とは全く持ち味が違うのです。  もし見つかるなら、同じHarrisonでも、Arthur Harrisonの、 何て言ったか忘れましたが、有名なヘビーウエイトのフランネルが あります。とても英国的で丈夫な生地です。  今から春にはなりますが、別にそのようなことを気にする必要 はありません。気に入った生地が見つかったなら、その際に 作っておくということも一つのアイディアです。 私の場合、出来上がってから5,6年くらい着ずに、それから着始める ケースもよくあることです。

grant0808
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 ミルやマーチャントの話は大変興味深かったです。Harrisons of Edinburghはやっぱりいいんですね。検討したいと思います。今回もありがとうございました。

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