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スーツの袖丈の詰め方について

Googleなどで検索してもなかなか専門的な内容を調べられなかったので質問させて下さい。 スーツのジャケットの袖丈の詰め方について、下から詰める方法と上(肩)から詰める方法の2種類があると思います。 どうやら、肩から詰める方法にはデメリットが大きいようなのですが、具体的にどのような影響があるのか教えて下さい。 (そもそもジャケットは肩が命なのに、肩を弄ることは全体のバランスを壊す??) よろしければ、回答者様がどのようなバックグラウンドをお持ちの方なのかも教えて頂けると幸いです(テーラーで実際にスーツを作っているなど)。

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noname#111796
noname#111796
回答No.2

こんにちは、No.1です。 お返事遅くなって申しわけありません。 身幅をいじらないで肩から袖を詰めるには、2cmくらいが限度なんです。 縫い代があればというのが前提でですが、その寸法までなら問題なく詰められます。 詰める寸法が1cmでしたら身頃のアームホールの寸法との差はそんなにないですし、袖の寸法が足りない場合、縫い代があって袖下の部分が広げられれば普通に付けられます。 広げると言っても数ミリ単位です。 元々、身頃のアームホールの寸法より袖付けの寸法の方が多いので(袖山の丸みを付けるための「いせ込み」分がある為)ご心配されている程のシルエットの崩れはないでしょう。 もし縫い代が足りない場合は、数ミリ袖山を高くすれば付けられます。 数ミリなので、いせ込んでしまえば違和感はないと思います。 補足に関してですが、これはもう扱う人の腕次第です。 紳士物を得意としている方でしたら、大当たりでしょうね。 修理に出す店を幾つかピックアップして、実際に試着して相談してみてください。 で、質問者さんから見て信頼できそうな店に頼むと。

uw_takuya
質問者

お礼

度々のご回答ありがとうございます。 少しの詰めぐらいだと腕次第では違和感なく仕上がるということですね。 他の質問も見ていると、日本のお直し屋さんは袖口を何センチ詰めるかなど平面的な処理は得意だが、肩口などの立体的なものは得意ではないんですね。 扱う人の腕次第ということで了解しました。 専門的なご回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#111796
noname#111796
回答No.1

肩側から詰める場合、そんなに多く寸法は詰められません。 肩で袖を詰めると、身頃のアームホールと袖山のカーブの寸法が合わなくなる為です。 全体的に袖山のカーブを下げるんですが、袖付けの部分の縫い代が足りなくなりますんで、詰める寸法には限界があります。 スーツが全体的に大きいなら、身頃の幅も詰めればより多く袖丈を詰める事は可能です。 そうすれば身頃のアームホールが小さくなるんで、袖の寸法と合わせやすくなるからです。 例外として「本切羽(あきみせのボタンホールに穴が開いたもの)」の袖は、袖口側で丈を詰める事は不可能ですので、肩で詰めるしか方法がないですね。 ボタンホールに切り込みが無いものでしたら、袖口側で詰められます。 袖口側で丈を詰める場合縫い代を残すので、後々出す事が可能です(仕立て方によっては出しができなくなる場合がもあります) 出した場合、生地によって跡が残る場合があります。 肩側で詰める場合と袖口側で詰める場合では、手間が全然違いますね。 大抵は袖口側で丈を詰めます、袖口で詰められない物は肩側で詰める事になります。 一応、衣服の製造業に就いています。

uw_takuya
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。衣服の製造業に携わる方からのご回答ということで非常に納得感がありました。 袖は肩から手にかけて細くなっているので、肩側を詰めることでアームホールとの接するところの大きさが合わなくなってしまうことが理解できました。 アームホールとの接するところの大きさが合わなくなってしまうにも関わらず、詰めてしまうことで生地がつられてしまうことによるジャケット全体に対するシルエットの影響についてご存知であれば、ご説明頂けると嬉しいです。 どうぞよろしくお願いします。 (実は本切羽にしているという理由で、肩から1センチ詰めることを考えています。それによる影響を知りたいのです。詰める長さによる影響度の違いも分かれば嬉しいです。)

uw_takuya
質問者

補足

追加です。 詰めようとしているスーツはクラシコイタリアのメーカー製スーツで、一流のテーラーの仕立てを一回崩してしまうことに抵抗があるのですが、修理屋さんで一流のテーラーの仕立てを再現できるものなのでしょうか。

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