自分の好きで鯉の釣り堀に行くことがあるのですが、釣り堀でのアタリの見分け方はすごく難しいです。
野池や川とは違い、仕掛けや行く釣り堀によってアタリの出方が違います。
ウキがすべて沈んだときにアワせるだけで掛る釣り堀もありますが、同じアワせ方では100アタリが来ても1回も掛からない釣り堀もあります。
なぜ掛からないかというと、針のエサにあたっているのではなく、溶けたエサの周りを鯉が泳ぎ、ラインに鯉の体が当たっているだけで、例え掛かってもスレ掛りです。
スレアタリの見極め方としては、ピクピクとウキが跳ねる感じのアタリはほとんどスレアタリです。
本アタリでよくあるのは、もぞもぞとした前アタリの後にスーと静かにウキがけし込む、前アタリは無くいきなり勢いよくけし込むなどです。
言葉にしても分かりにくいとは思いますが、こればかりは経験で見極めるしかないと思います。
またそれが楽しさの一つだと思います。
ですので、少しでも多く釣るにはスレアタリを減らし本アタリを増やすことができれば、アタリの見極めが不完全でも自然と釣果がUPします。
まず、スレアタリが多い状況としては
・水質がクリア
・仕掛け(特にハリス)が太い
・魚がスレている などの理由が多いです。
解決策として最も簡単なのは、ハリスを細くすることです。自分は1.5号を使います。
これだけのことで、かなりの釣果UPが望めます。
また釣り堀を選べる場合は、水質がマッディー(カフェオレみたいな色でOK)な釣り堀は魚の警戒心は低い気がしました。
以前よく行っていた釣り堀(完全な人工池)は水質がマッディーでしたが、1時間で20kg(釣り堀が匹数ではなく、重さで計測だった。大体20匹以上)は釣っていましたが、今行ける釣り堀(住宅街にある農業用水のための溜め池)は水質がクリアでスレアタリばかりで2時間で数匹ぐらいでした。
でもハリスを細くしてからは10匹は釣れるようになりました。
水質での釣果差は釣り堀が違うのでどれほど参考になるか分かりませんが、ハリスの細さは同じ釣り堀なので信頼度はそれなりだと思います。
本アタリが多い場合はウキの種類でも釣果差は出ますが(ヘラウキなどの感度の良いウキがおすすめ)、スレアタリが多い場合はあまり感度のよいヘラウキなどだと逆にわかりずらくなる場合もあります。
あと、タナの取り方でもあたりの出方がかわります。
どうしてもアタリが取りずらい場合はタナを深くして、ハリスを30cm~50cmぐらい底にはわせると余計なアタリが減ります。
アタリの見極めは難しいかもしれませんが、何度も経験していると少しずつポイントが分かってくると思います。
仕掛けの工夫などにもチャレンジして楽しんで下さい。
お礼
わかりやすい説明ありがとうございます。 スレアタリというものがあるんですね。 初めて知りました。 やはり、仕掛けを工夫するのが一番なんですね。 釣りは小さい頃からやっていたのですが、現在道具などは、実家においてあり(海専門)貸し竿を借りて釣りをしている次第です。 他の人も貸し竿で釣れていることを考えると、その日の堀のコンディションにもよるのでしょうが、本アタリを見分ける必要があるんですね。 たぶん、僕が経験しているアタリというのはスレアタリなんでしょうね。 ありがとうございました。 ちなみに 「ハリスを30cm~50cmぐらい底にはわせると余計なアタリが減ります。」 とありますが、這わせるということは、餌が底にある状態ですよね? そうすると浮が起たないと思うのですが。 わざと起たせないということなんでしょうか? 要は本アタリ=浮が起つ?