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オバマ氏のしていたネクタイがほしい!!
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ニューヨークから失礼します。残念ながら彼がしめているこのタイ についてはまだ詳しいinformationはありません。素材については シルクのサテン地で、織りめが目だ立ずツルンとした素材です。 ここ10年あまり、ラルフ ローレンのPoloを出始めに、主に シルバーグレーやプラチナ系の色合いの無地サテンタイは、 欧米各社からかなり発売されてきており、徐々に人気を博しつつ、 定着してきました。さらに、このライトブルーについては、この 一年間、オバーマ等がしめるようになってから、急速に米国の 政治経済界において”流行”してきたのです。 ブッシュもしばしばブルー系の無地タイをしめてましたが、彼の は、オバーマがしめているものよりも、色調が濃い目で、 例えばイラクやアフガンへ宣戦布告の前にアメリカが攻撃した際、 テレビの前で国民に語りかける時に、”緊急を要する事態ながらも、 我々は冷静に対応しているので心配しないで欲しい”という メッセージを込め、ブルーの無地タイをしめたのです。そして翌日は、 正式に国家として宣戦布告の際に、赤系の無地のタイをしめた のです。青には、”沈着冷静、誠実”などの意味が込められ、 赤には”正義、情熱”といった意味が込められているのです。 日本人、特に日本の政治家や経済界はこうした洋服が本来 持っているメッセージ性についてはまるで素人で、全く鈍感なのです。 ちなみに大統領選挙の際は、特にWall St.の人たちなど、イエロー のタイが、保守コンサーヴァティブ、赤のタイについては 革新、リベラルを表しているのです。 思い返してみれば、オバーマ は赤系、マケインはしばしばゴールドやイエローのタイをしめていた でしょう? オバーマがブッシュより、より明るめの色調のブルーを選択した ことについては、”自分はブッシュとは違うのだ”ということを 国民に対して強く明確に訴えるねらいがあったこと、そして より新鮮でクリーンな自身のイメージを打ち出したかった点等に ねらいがあったものと考えられます。 オバーマが着用しているスーツについては、彼の本拠地である シカゴに本社を構えるNY株式上場企業Hartmarx社の一部門である Hart Schaffner & Marxのもの、イタリア製Canaliなどのものが 確認されており、大統領就任式典の際のスーツ、ディナージャケット (要するにタキシードのこと)等はHart Shaffner & Marx製、 そしてオーバーコートがBrooks Brothersのものであったことが 確認、発表されています。個人的見解として、欧米においては、 それなりの立場の人がスーツ購入する際にスーツだけということは、 まず考えられず、通常スーツ一着あたりシャツとタイをそれぞれ コーディネートしたものを3,4セット同時に購入するのが普通 ですから、シャツやタイについてもHart Schaffner & Marxか、 Brooks Bros.のどちらかの可能性が高いのではないかと思います。 日本においては、Hart Schaffner & Marxの商品はまず輸入されて おらず、Brooks Bros.についてはほぼ日本のどこの大都市にもお店 があると思います。米国においては、どちらの会社の商品 (Hart Schaffnerは自前の店を持っていない。グループ企業として、 より高級なHickey Freeman社のお店はかろうじてNYの5番街にある) にもオバーマがしめているのと同じような明るいブルー無地の シルクサテンタイはあったと思います。当地在住のため、日本に おいてのことは確認出来ておりませんが、昨年11月に出張した際 にBrooks Bros.の銀座店に似寄りのタイをおいて見かけた記憶が あります。 本日、当地の新聞発表でHart Schaffner & MarxがChapter 11の 申請を連邦裁判所に行ったとのことです。Chapter 11とは、 日本においては会社更正法などと訳されていますが、基本的には 営業を続けつつ、リストラなど、社内の建て直し作業を行い、 その期間取引先への支払いなどを待ってもらう、といったものです。 ちなみに、就任式の際に履いていた靴については、コールハーン であったという話です。
お礼
回答を待った甲斐がありました。目から鱗になる回答ありがとう御座います。 早速探してみます。 私も日本には居ませんので・・・。上海ですので、あるかどうかは分かりませんが、最近は国際都市と騒がれている上海ですので、有るかもしれません。