現在のアウディはエンジンの配置(向き)でクアトロシステムが異なっていたと思います。
縦置きエンジンのクアトロの4WDシステムはセンターデフを用いたフルタイム4WDです。
これは常時4輪に駆動が掛かるタイプで、アクセルオフした時でもしっかり駆動が4輪に掛かります。
縦置きタイプは基本は前輪:後輪が50:50で、使用環境によって配分が前後したと思います。
横置きエンジンの4モーションは多版クラッチ等を用いた4WDシステムでリアルタイム4WDっぽいです。
(ボルボのハルテックス4WDのような感じかもしれません)
クラッチ式やビスカス式は基本的に滑ってからアクションを起こすイメージです。
横置きタイプは基本は前輪:後輪が90:10で、使用環境によって配分が前後したと思います。
横置きエンジンの4モーションは通常時にはほとんど前輪側に駆動力を使っていますので、縦置きよりは燃費が良いと言われています。
ですが前輪が滑ってから後輪に駆動力が移動しますので、坂道などは縦置きに比べると弱いと言われています。
ただ電子制御タイプの物は、発進時から後輪にトルクを伝達できる制御を持っているので、ビスカスタイプのスタンバイ式よりは遙かに良いと思います。
参考にしてください。
お礼
いろいろと教えていただきありがとうございます。現在A4に乗っていますが、以前乗っていたレガシーのスバルなどに比べ、アウディはあまり4WDに関する情報を提供していないように思います。A3が進化を遂げ、またS3も国内販売されたので、4より3に興味が移ってきております。