私は私で逆の結論も出ました。
発言小町のよくあるトピを思い出しました。
大抵は嫁姑問題の嫁による投稿で
「義母がクリスマスに**をくれた。
私は人から物を貰うのは嫌いなので、"ありがとう"を言わなかった。
それなのに義母は私の気持ちに気付いてくれず、イベントごとにプレゼントを送ってくる。
私はストレスで病院通いになってしまった。
それなのにあろうことか義母は私に"先日あなたの誕生日に送った**は届いたかしら"という電話まで寄越してきたのだ!!!私の事を病院送りにまでしておいて、どんだけ無神経なんだ!
私は義母に電話し、義母から今まで受けた仕打ちをぶちまけ、"絶縁してやる!お前の息子にも孫にも金輪際会わせない!"と言ってやった。
義母は酷い人間ですよね!」
とゆーようなのが結構な数あるんですよね。
上記は分かりやすく書きすぎましたが、モナナーと一緒。モナナーが一杯いるんです。
共通点は「コミュニケーションの断絶」というより、「拒絶」。
拒絶の根底にあるのは、相手を仮想敵に仕立てあげること。
嫁は義母を仮想敵と見なし、モナナーは色男モナーを仮想敵と見なし、しーちゃんでさえ早い段階でモナナーを仮想敵にしていたんだと思う。
ここで「あれ?」と思う。「もしかしたら逆かも知れない」と。
あまりに「相手を悪者に仕立て上げる」という結末へと巧妙に引っ張られすぎてはいないだろうか?
最初から"目標地点はソコで、拒絶(コミュニケーションの断絶)は目的地へ行くための手段だったんちゃうん?"と言いたくなる程に。
嫁は最初から義母を嫌いで悪者にしたかったから、被害者になる隙を見つけ、精神化にまで通ってみせた。義母に弁解させる余地を与えない為にコミュニケーションを断絶した。何故なら正当性は義母にあったから。
モナナーはしーちゃんにちょっかいを出した色男モナーが憎くて「セクハラしてるんじゃないか」という突っ込み所を見つけ、正義を振りかざした。そしてしーちゃんに相手にされない自分を認めたくなかったから、しーちゃんが淫乱であるという妄想に走り、非難した。
自分の弱さが露呈するのが恐くて、負けるのは薄々気付いていたから、コミュニケーションを断絶して自分の中の不戦勝を守った。
色男モナーはモナナーの体臭を、しーちゃんと近づく良いチャンスだとは思わなかっただろうか?モナナーを自分がナイトになる為の、良い雑魚敵にしようとはしなかったか?
しーちゃんは何故自分を自分で守らなかった?モナナーの臭さに対して残酷な気持ちがあったのではないか。困っている非力な自分をアピールして、自分の事をみんなに守らせようとはしなかったか?
要はそれぞれの欲が己自身をも欺いてタテマエを以て絡み合い、結果、基本能力の低かったモナナーが「淘汰されて負けた」だけ。
そうとも取れる。
だけどただ負けていなくて、鼬の最後っ屁的にしーちゃんを殺したのは、物語の上では少し見所があるとも言える。
長文すみません。このオカズなら御飯が3杯食べれます。
お礼
非常に興味深いお話しを聞かせていただきました。 特に発言小町の例示から 「自分自身を被害者に仕立て上げ、その後をコミュニケーションの断絶で自分の立場を守る」っていう分析には感心しました。 モララーがしいちゃんを殺したいたちの最後っ屁は悲しい結末ですね。