同和問題について
同和問題について
20代前半女性です。
現在、結婚を考えている男性がおり、両親に紹介したいので
近々実家へ連れて行く旨を両親に伝えました。
すると父が、
『○○(私)が選んだ人なら、基本的に反対するつもりはないけれど
相手の家が同和地区出身ということはないか?』
と聞いてきました。
そんなことを彼や彼のご家族に聞いたことはありませんが、
彼やご両親の出身に関わる話は聞いたことがあり、そのようなことはないと思います。
(地方の古い家柄で、昔は大名家に仕えていた家のようなので)
父が言うには、
『結婚となると、うちだけでなく親戚にもかかわることだから、もしそうならば
今後のいとこ達の結婚にも迷惑がかかるから賛成できない』
ということなのです。
うちだけの問題なら、自分(父自身)は気にしない、とは言うのですが
親戚のことを理由に父自身が偏見を持って差別発言しているようにしか思えないのです。
実際に彼の家がそのようなことはないのですが、父がそのような考えを持っていることに
正直、とてもがっかりしました。
今は同和地区出身どうこう言うのは良くない、そんなこと気にしない人もいるけど
世の中みんながそうではなく、差別する人もまだ多くいるんだ…ということらしいです。
自分は良くても、周りにはまだ差別する人が多くいるんだ、と人のせいにしつつ
結局気にしているのは自分(父)なのではないかと思えるのです。
確かに、学生時代に授業で同和問題というのを聞いたことがあり
以前は差別をされていたが、それはいけないことで、差別するようなことではない
…というようなことを聞いた覚えがあります。
しかし実際に、同和地区出身の人や、それを理由に差別を受けている人や
そのような状況を実際見たことも、身近に聞いたこともありません。
ここは同和地区だったとか、この人は同和地区出身だなんて普通わからないですし。
でも実際には、未だそのような差別というのはあるものなのでしょうか。
私の意識では、大昔にそのようなことがあったけど、現在そんなことを
気にする人なんているのだろうか…という感じです。
授業で聞きましたが、今ひとつ実感が感じられませんでした。
長文でとりとめなくなってしまってすみません。
本当に父の言うように、表立っては言わないけど、結婚となると
そのことを気にする人は多いのでしょうか。
それが差別だと思うんですけど・・・
自分は気にしないけど周りが気にするから、という理由も
結局は自分が気にしているのと同じで、それは差別じゃないかと思うんです。
父も差別はいけないことだ、とは言いつつ、でも世の中には未だ差別があり、
そのことで親戚に迷惑をかけるようなことはいけない、と言われました。
本当にそうなのでしょうか。
同和問題とは、そんなに根深く残っていて気にする人も多くいるのでしょうか。